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2025年6月21日土曜日

強い画。


えひめフィルム・コミッション(事務局:愛媛県観光国際課)で、ロケハン体験。
と言うのも、これまでの2年半、組んできたSさんが産休に入るので、この機会に皆んなで体験しましょう!となる。

そもそも、ロケハンは何のために行うのか?など基礎・基本の紹介から。
それは撮影隊にとって「ココはシーン(≒世界観)に合ってる or 合ってない」の判断を促すため。

「テイスト(≒傾向、方向性、雰囲気)」とも言うけど、最近はこのテイストを3種類ほど提示して、ざっくりとした方向性を決めてから進める。
その後は、進んだテイストに対して「振り切ったテイスト」「標準的なテイスト」「変わり種テイスト」など、細分化させて深化させるのが私のやり方。

撮影隊が好むのは「強い画」で、映画業界の用語なのかな?
「いくつもの要素が詰まっている=強い画」で、例えば「ヌケがよく、高低差があり、自然現象がよく、演技できるスペースが複数あり、周りも演出できる余白があり、印象的な被写体もあり、パッ!とした第一印象がある場所。」
だけど、そんなに都合のいい所(ロケ候補地)は少ない。
闇雲にロケハンしてもうまくいかない・・・は、強い画ではないかもしれないから。

今回は実景のみで、いわゆるキャスト無しの風景画だったけど、普段から見慣れている愛媛の景色なのに、ロケハンというフィルターを通してみると「素敵ですね〜。いい景色ですね〜。」と再確認&再評価になる。

写真奥が私。両腕を上げて高めに撮っている。
オチはどこか?だけど、撮った写真を共有したら「泉谷さん、写真撮るの上手ですね!」と言われる(笑)
これでもフィルム・コミッションでして、キャリアは23年なんですけど・・・。

あの時が蘇る。


栗山富夫監督が6月18日に亡くなった。享年84歳。
えひめフィルム・コミッションの設立が2002年7月。同年に「ホーム・スイートホーム2〜日傘の来た道〜」という映画が愛媛県内で撮影されて、えひめフィルム・コミッションの映画撮影支援第一号となる。

とは言ってもフィルム・コミッションの現場経験は2回目(1回目は2時間のサスペンスドラマ)、右も左も分からない無知の31歳だった私は、プロデューサーの言う通りに動いていたら、周りから注意されて途中から外されてしまった!

でも、その注意は私を危うい状況から“助ける”手段だったと後で知り、コトなきを得る。
なので、デビュー戦の「ホーム・スイートホーム2〜日傘の来た道〜」は苦い思い出の作品。

2004年に亡くなった篠田昇撮影監督(享年52歳)は忘れらない。
「世界の中心で、愛をさけぶ」の撮影でお世話になり、名前が同じ「昇」というだけで、可愛がってくださり、ファインダーを覗かせてもらったり(ホント、今では絶対にできない!)

行定勲監督と篠田昇撮影監督に「ロケハンのイロハ」を教えてもらった(行定監督からは演出方法や監督の視線なども)ことは誇りであり宝。篠田さんの年齢を超えてしまった・・・。

2009年に亡くなった佐々木芳野プロデューサー(享年51歳)も忘れない。
アルタミラピクチャーズ所属で、愛媛県舞台の「がんばっていきまっしょい」「船を降りたら彼女の島」や「ウォーターボーイズ」「解夏」などの作品をプロデュースされた。

「がんばっていきまっしょい」の同窓会撮影で2日間ご一緒させていただき、(ものすごい配慮、段取力の方だ・・・)と驚いた思い出。
さらにお別れ会に参加した時、ご自身の死期を悟った後は、自身の死後の段取りまで整えていたとのこと。

色々な方とご一緒させていただいた・・・と思った暑い日。

2025年6月20日金曜日

まだ1ヶ月以上先だけど。

スタッフ渾身の夏用飾り付け。

ココ大付属学園【夏休み】の開始(7/22)まで、まだ1ヶ月以上あるけれど、荷物の搬入を始める。

「(今年は準備が)早いね!」と、いつも笑顔の館長さん。
「そうなんです、7月が忙しくなりそうで、その前に・・・」は本当で、空いている隙間時間を準備に充てないと、更に忙しくなってしまっても、後で困るのは自分。
ならば、自分一人が動けばリスク減になるなら減らしましょう!は「リスクの回避(=影響度合:低×発生確率:低)」。by プロジェクトマネジメント。

揃えるモノは概ね揃った。特にライフスポーツ財団から預かった助成金での買い物は全て終わり、最後に届いたのはケンケンパリング。いわゆる「ワッカ」で、地面にチョークで描いたケンケンパが、現代ではワッカ自体が売っていた。
でも、「ケンケンパ」だけでなく、「輪投げ」にも使えそうだし、「ボッチャなどの投てき用の的」にもなると思い購入。

荷物を倉庫に置いて1階に降りると、館長と職員さんたちが、涼しい飾り付けの真っ最中。
「いいですね!どなたか作られたんですか?」
「ほとんど職員の手作り+子どもたちの手伝い。」
子ども達へのワクワク感演出にスタッフの方達が汗をかいて作ってる様子が眼に浮かぶ(笑)。

なぜなら、ココ大付属学園も同じだから。
飾り付けや手作りオモチャなどを作る時は「1ヶ月間(=夏休み期間中)持てばOK!」と伝えていて、今夏もいくつか登場予定。耐久性vsコストの兼ね合い(笑)

その前に梅雨前線が消滅してしまった・・・と言っていたけど、今からこの暑さだったら、夏休み前に溶けてしまいそう・・・。

【参加無料/先着】7月16日(水)18時30分から「図解で学ぶ資金調達講座」。


先日は「公益活動の資金調達講座」だったけど、今度は「図解で学ぶ資金調達講座」。
何が違って?何が同じなの?と言われそうだけど、今回は「自身の事業アイデアを図解して考える」がポイント。
なので「資金調達の種類(例:寄付、会費、自主事業など)を図解で学ぶ」ではありません。

地域の課題改善などに取り組む市民活動、NPO活動を総称して公益活動と言っています。
“地域の課題”に真正面から向き合うと、お金がかかります。

理想や理念だけでは地域はよくなりません。
「理念で飯は食えません。」と、言って去ったスタッフの言葉を今も胸に刻んでいます。

だから、資金の必要性&調達の必要性が分かり、手段として寄付、会費、自主事業、助成金など6種類があることも分かった!という理解まではいいのですが、その前に!

そもそも、自身が考えている事業アイデアは「どのような構想でどのようにお金は循環しているのか?」「事業アイデアでお金(例:支払い、利用など8種類)が生まれる“お金が生まれる接点”はどこか?」などを知る必要があります。

ただ、事業アイデアはあるのに、図解化するのに苦労している人がいます。
エールラボえひめでは“そこに”着目し、事業アイデアを図解化して全体を見渡して、どこにキャッシュポイント(収益機会)があるかを探します。

全体を見渡すと、お金が発生するポイントもあれば、非貨幣(寄付など)の発生ポイントも検討できます。特徴/強みを見つけて「助成金を申請しよう!」と思うかもしれません。
何よりも第三者へ見せることもでき、理解や共感を得やすくなるが一番のポイントかもしれません。

7月16日(水)18時30分からサイボウズ松山オフィスにて。
(一人一人に対応したいので)先着8名さまです!

2025年6月19日木曜日

互いに影響を受けている私たち。


象徴的だったのが「【問】勉強している子の周りで騒ぐ子供がいる場合の対応例は?」と尋ねると、「騒いでいる子供に注意をする。」的な回答が最も多かったけれど「周りに他大学生がいたら、お願いして(騒ぐ子供と)一緒に遊んでもらうようお願いする。」という意見もあり、ナルホドとなる。

そして「勉強している子と静か部屋(隣室)へ移動する。気分転換しよう!と、勉強している子と休憩する。」という意見もあり、いいね!となる。

一つの状況に複数(この場合は3つ)の対応策があることを学び、どれが“正解”ではなく、状況に合わせて選択できるようにしておくことを教える。
答え(対応策)は常に複数あると理解しておく。

もう一つ。
「【問】泣いてる子供。塞ぎ込んでいる子供がいる場合の対応例は?」については「大丈夫?」と声をかけるのは基本として、我々からアレコレ話しかけるのは必ずしも良いことではないことを伝える。
じゃあ、見て見ぬフリですか?的な雰囲気になったけど、「その子の隣に座るだけ」でも十分。

時に私の隣に何も言わず座り、無言のまま過ごす子もいる。
喋らなくても“隣にいる安心感”的な存在が心地よい時もあると言うこと。

対応策は多様であることを学んでいる学生達も色々で、子供達とたくさん遊びたい!という積極的な学生もいれば、自分の得意なコト(絵を描いたり、モノを作ったり)で近づきたいという学生、一人一人と丁寧に接したいと慎重な学生もいれば、子供達をサポートしたいと一歩引いて見守りたいという学生もいたり。

実は子供も私たちも互いに取り巻く環境に影響を受けながら発達しているという「生態学的システム理論(ブロンフェンブレンナー・U)」を図解で紹介すると納得感が増した件。

閃き2発。

吊るすことでシンプルになった!面白い!

今夏、ココ大付属学園で行う「スポーツ体験」。
そのために色々なスポーツ用具を購入して、アパートで一人、お試し。

先日の「バランスボード」は、10秒も立てなかったのに、今では60秒と600%UPまで成長した!
体幹も鍛えられて(足裏のグリップ力と内股の筋力が重要と分かる)スポーツと健康は繋がっていると実感。でも痩せない。

そして写真の「ストライクボール」。
大型で据え置き型なので、設置も保管も悩ましいと思いながらも購入。
そして実際に組み立ててみるとやはり大きく、倒れないように足も大きい(長い)。

うーむと眺めていたら(ハッ!?もしかして!?)と閃いた。
的となる部分(胴)と腰足の部分のパーツは分離する。的の部分には隙間もある。
もしかして、胴(的)の部分だけを吊るせるのだろう?となり、腰足部分と胴を外して、吊り金フックを探したらベストなのがあった!

的に吊り金フックを付けてカーテンレールに掛けたら写真のようになった。
(おぉ〜!イメージ通り)となり、プレーも遜色なく、自分の閃きを誉めてしまった(爆)

完成イメージを見たら、なんの変哲もないコト(誰でも思いつくコト)だけど、ゼロからこの発想に辿り着く時間(2-3分)は日頃の妄想力の賜物。
誰でも時間をかければ辿り着くと思うけど。

と、閃きを喜んだものの、アレ?腰と足のパーツが残ってしまった・・・。
これらの活用も考えないと・・・と、もう一度妄想すると(ミニゴールになるじゃないか!)と閃きその2。

実はミニゴールの購入も考えたものの、用途が限られていたので見送っていたけど、大きさがピッタリ!
ゴールネットはないけど、そこは透明ビニールや特に無くても問題ナシ!

一つの商品から二つの用途でプレイできるってサイコー。
日頃からの妄想力の鍛錬は大事という話。

2025年6月18日水曜日

20年経ち。

複数の店が閉店してた。

萱町商店街の近くに住んでいたのは20年前。
我が子たちが通っていた幼稚園も近く、駅からも1分と近く、子供会にも参加して、我が家に子供神輿を置いた時もあったほど。

雰囲気が好きで、NHKドラマ「グレースの履歴」で撮影をしてもらったほど(撮影したけど最終的にカットで映らなかったけど・・・)

暮らしていた頃の思い出は、萱町商店街には万国旗が飾られていて、毎日が運動会のような雰囲気で、惣菜屋のおばあちゃんが作る「甘い唐揚げ」は、何度も食卓にあがった。

ハレの日には鮮魚屋さんに皿を持ち込んで手巻き用の刺身を盛り付けてもらったり、隣の八百屋さんのパンチパーマのオジさんは、子供達が下校の際に必ず挨拶の声がけをしてくれた。

萱町商店街の中でも一際大きかったスーパーが閉店して「テナント募集」と立ててあった。
一時は道路向かいにも店を出して「THE ご当地スーパー」だったのに。

そして、さらに進むと肉屋さんも閉店してたし、(ココの店は一時期、スイーツに挑戦してたな)とか(パブから接骨院に変わったんだ)とか(ここは宅急便の中継基地だったな)とか、更地になってた場所を見て、(あぁ、大きく変わったな・・・)と、自分も大きく変わったことを実感。

街の新陳代謝とも言えるけど、大きく様変わりする様子は時代に合わせて変わっているよう。

萱町商店街で毎年6月に行われる「輪越し祭」にも我が子と何度も行った思い出。
縁日だから店や露店が並び、駄菓子などを買い、神社に据えられた大きな輪をくぐり、無病息災を願った思い出。

20年前と大きく変わったけど、これも萱町商店街と思った件。

フツーが難しい。


今回の撮影相談は「フツーの場所」。
資料を見ても特段に変わった点はなく、一見、資料化されてるから特別感はあるけど、どう見てもフツーな場所。
「このような雰囲気のある所を紹介すればいいのですよね?」と確認したほど。

でも、この「フツー」が最も難しいと言っても過言じゃない。
シーンにおけるフツーとは「日常」であり、ごくありふれたモノコトで、見つけやすい反面、どれも帯に短し襷(たすき)に長し・・・と言う感じ。

ヒントを手繰り寄せないと探しようがない・・・となり、「日中(撮影)ですか?夜間(撮影)ですか?」「規模はどんな感じですか?」「時代は今ですか?それとも昔ですか?」「こだわりはありますか?」など色々聞き出して自分の中でのイメージを描く。ロケハンの基本。

これまでの記憶から掘り返しても限界があり、過去の写真を見返しても、“それ(フツー)”を狙ったロケハンは「超芸術トマソン(赤瀬川原平らによって提唱された芸術概念。一見して「無用の長物」に見えるが芸術的な佇まい。)」でもないので、わざわざ撮影してなかった。

ネットで調べてはグーグルアース、グーグルマップで現地の様子を確認しての繰り返し。
すると、フツーと言っても「上品なフツー」「普通のフツー」「寂れたフツー」「珍しいフツー」など、フツーにも色々と雰囲気があるのに気づいた!

他の人にはどうでもいいコト/響かないコトだけど、候補地探しが面白くなって色々と探していたら夕方になってた!

厳選した3カ所(上品なフツー、寂れたフツー、珍しいフツー)を提示すると「寂れたフツー」を気に入っていただき、たぶん撮影されるのだろう。周辺情報も聞かれたし・・・。
どんな撮影相談が来ても預かるのがフィルム・コミッション。

でも、なんて愛媛なんだろう?というフツーの疑問は未解決。

2025年6月17日火曜日

考え方/捉え方次第。


先日の「民間との共創研修アンケート結果」から。
「小話が面白かった。」という感想が複数あり、その中でDX化を含むデジタル化が進むと「仕事を奪われるかもしれない」と心配した職員がいたので、「チャーリーとチョコレート工場(2005年/ジョニー・デップ版)」の話をすると「あぁ〜!」と納得してくれた小話(笑)。

歯磨き粉工場で働くチャーリーのお父さんは、工場の機械化が進み、お父さんの仕事(歯磨き粉の蓋だけを閉じる係)も機械化されて解雇、無職になってしまう。
でも、物語の最後は歯磨き粉工場で蓋だけを閉める機械の保守管理で復職しているという話。


DX化であろうがデジタル化であろうがAIであろうが、どこかで人(≒気持ち/感情など)が介さなければ、品もサービスも成立・完結しないから、情報に振り回されないで欲しい、鵜呑みにしないで欲しいと伝える(≒リテラシー)。

だから言い方を180度変えると「気持ち/感情などが不要な仕事」はAIなどに取って代わられるという感じか。
主に数字や数値、データ(資料)を扱う職種かな?正確さ、早さも分析力も求められると思うと、人よりも適している・・・どうなんだろう。

「数えるも調べるも、分析も文章も絵も描けて、最近では映画も撮れるほどのクオリティですからね・・・。」
「公務員も危ういですよ。」
「一部では職を取られてしまうかもですね。もう取られてるかも・・・。」
「一体、どんな仕事が残るんでしょうね。」
「DXやAIが及ばない領域ってあるんですか?」
「DXやAIの真逆の非効率、非生産性な仕事でしょうか?」
「今は無駄、余計と思われてるコトが「丁寧」なんて価値になったり。」
「それはあるかもしれませんね。」
「と、言うと、やはりクリエイティビティ(創造性)を発揮できる職種、職業ですね。」
「あそこに、デジタルに振り回されるからデジタルを駆使するってありますね!」と壁を見る(写真)
「ホントだ。非効率な職でも新しいデジタル職が必要な場面はありますよね。」

朗報届く。

嬉しいよね!自信にもつながる。

「公益活動の資金調達講座」終了後も1時間以上相談に乗った参加者がいたのだけど、その参加者から「採択されました!ありがとうございます!」という朗報が入る。やったね!おめでとう!

1時間以上も相談にのった内容は「プレゼンテーション」について。
プレゼンなんてしたコトがない・・・と言う相談者へ「プレゼンはテクニック」と教えて初心者が陥りやすいコト&対応策を伝える。

(1)作成資料が多い→プレゼン時間より20%少ない枚数に抑える。

(2)自己紹介が長い→表紙に入れて少しでも表示時間を節約する。

(3)説明/文章が多い→「読ませる」ではなく「見せて」訴求する。

(4)メリハリがない→均等に時間を割かず緩急で構成する。

(5)全部言いたがる→審査員から質問が出る余白(隙)をつくる。

そして、もう一つ。
プレゼンがある場合は、発表後に審査員からの質問が出るので「想定問答集」を作っておく。

でも、どんな質問が出るか初心者には分からない。
そこは審査員経験者として「採択されなくても提案事業は行いますか?」というテッパン質問を教える。

全員が「やります。」と言うけれど、審査員から見ると(あぁ、この人はしないな。)とかわかるもの。

そして、「審査員から質問が出る余白(隙)をつくる。」という上級編も伝えた。
これは応答時間を自分の時間に変換できる大技。
特に「予算/費用面」で質問してくる審査員がいたら、プレゼン時間内では限りある紹介になるので、この時間でお金の話をする。

相談者が採択されるのは嬉しく、自分でも助成金を申請したくなってしまう(笑)
そして、申請に値するチャレンジングな募集を見つけてしまう!
これは申請しなきゃダメでしょ!と、資料一式をダウンロードした!

2025年6月16日月曜日

150分、4本勝負!

差し入れでいただいた飲み物とお菓子、大感謝!

先日、IYO夢みらい館で行った「公益活動の資金調達」授業。
終了時間が過ぎても質問が多く、個人的に中途半端感があったので「個別相談会をさせて欲しい。」と、IYO夢みらい館へ相談すると快諾いただき、参加者へも連絡すると直ぐに4枠は埋まってしまった。
やはり、それだけ「私の悩み事を聞いてほしい。」ということだった件。

1組目は応募したい助成金への解像度をあげるお手伝い。
分かりやすく書かれていたので指摘ポイントは少なかったけど、読み手が脳内再生できるよう、内容の解像度をあげましょう!となり、数箇所をチェック。
解像度をあげることでゴールなどは具体的になり、その結果、差別化できると言う副産物を得られるのがポイント。

2組目は自身の思いをどう公益化(民設公営)できるか?という相談。
これまでにも様々な活動をしてこられて、成果も出ているが、これまでの活動は全て自費。
「民設公営」という珍しい活動への助成金は成立するのか?該当する助成金情報はあったので、詳細は窓口で確認された方がいいとアドバイス。

3組目は周りの理解と協力で想像以上に活動が順調で、はや次のステップへ行けそうだけど、どうしたらいいだろう?という相談。
活動に共感を得られている証拠だけど、発展と持続には運営体制などの整備・強化が必要とアドバイス。仲間と話し合い、今後の方向性や事業化、収益法などを明確にして、個人商店からの脱却もアドバイス。

4組目はこれまで続けている活動に助成金は申請できるか?という相談。
答えが「内容がこれまでと全く同じの場合、出にくい。それならば、内容を変えれば“新しく捉えられる”」とアドバイス。助成金を得る機会なんだもの、趣旨や目的は変えなくても、ターゲットや手段を変えれば全く新しい内容になるとアドバイス。

2時間30分、休憩も取らず色々事情を知ることができて、やはり!一番得したのは私だった件。
写真は差し入れでいただいたアイスコーヒーとお菓子。ごちそうさま。

100万円/個のミカンをつくる!

DXの力で1個100万円のミカンをつくる。

「民間との共創研修」では「バックキャスティング」で事業アイデアを考えてください!と伝えるも、普段は「フォアキャスティング」で事業を構築するから、頭で分かっていても長年の思考プロセスを変えるのは一苦労。

3回目は「DX化の必要性は分かっているのに取組の優先順位が低い事業者へ優先順位が高くなる事業アイデア」と設定したので、グループ内で「事業者」と「県庁職員」分けて議論させる「ロールプレイ形式」を実施。

「万引き被害などで喘ぐ書店と県庁職員」「農地を引き継いだものの“お荷物”となっている農家と県庁職員」「平均年齢70代の運転手しかない山間地域のタクシー会社と県庁職員」「地域で踏ん張る2代目医院長と県庁職員」など、ユニークなDX化したいものの優先順位が高くならない事業者のペルソナが発表されて、つい笑ってしまう。
でも、これらの多くがターゲットを設定できてもフォアキャスティング思考で進めてしまい、惜しい!となる。

そんな中で「(DXの力で)1個100万円のミカンをつくる!」と、ドッーン!と掲げたグループが現れ、突拍子もないビジョンだったのに「1個100万円だったら、検討のしがいがある!」と1時間前まで「初めまして〜」と自己紹介だったメンバーが前のめりで、ビジョンからのブレイクダウン(段階的噛み砕き)が始める。

農家役の職員も“その気”になり、「100万円の価値は消費者が決めるよね」とブランディングやNFTなどを駆使して高付加価値を見出そうと話し合ってた。

発表も理路整然として聞きやすく、1個100万円は数年後の成果だけど、バックキャスティングだからこそ出てきた事業アイデア。メンバーも「ここまで考えられるとは!満足です。」と言ってた。

「フォアキャスティングも大切、バックキャスティングも時に必要。使い分けられたら最強!」と締めに伝えて相槌をいただく。

2025年6月15日日曜日

高かったけど安かった。

ここが事故現場。この後に落とす。

全く反応しないブラックアウトのGoogle Pixel6aは3年前に購入。支払いは終了。
(こんな所にあったんだ・・・)と全く気づかなかった場所(フジグラン松山4階)にスマホ修理屋はあって、「落としてしまい、修理をお願いできますか?」と尋ねると「あ”ー、派手にやりましたね。液晶が漏れてます、ブラックアウトですね。」と店員さん。

その店、Googleの正規修理店だったようで、「液晶画面の交換はPixel6aですね、22000円です。」と教えてくれる。ちなみに機種が新しくなるごとに修理代金は高くなり、旧機種で良かった!なる。

しかし、「液晶以外に基盤や他にもダメージがあると修理できません。その場合、検査代の3500円だけいただいて返却となります。」と告げられても、「はい、分かりました。」と言うしかできず・・・。

「2時間後にお越しください。」と言われ、アパートに戻り、仕事して2時間後に再び修理屋へ。
(もしも、修理できませんでした。と言われたらどうしよう。面倒だな、出費が痛いな。週末が潰れるな)と不安を抱えながら名前を告げると「液晶だけで済みました。」と店員さん。

ホッとしたのも束の間「表面だけで良かったですよ。」「どうしてですか?」「Pixelはカメラ面(背面)が傷ついたり、割れたりすると(修理費が)5万円以上かかりますから。」とゾッ!とする話を教えてくれた店員さん。新品が買える値段!
2万円は高いけど安かった件。

「動作確認をさせてください。」と指紋認証でログインしてPixel6aを渡すと、オフィシャル店だからマニュアルがあるようで、ドット欠けやレスポンスなど、5分ほどかかったけど全てしていただき問題ナシ!やった!

画面も新品になったから、過去は忘れて心機一転、あと数年は愛機になる予定。
スマホを落として壊れてから半日で事態は収束!

【教訓】雨の日のスマホは細心の扱いが必要。

スマホを落としただけなのに。

ひび割れが線香花火のよう・・・とか思ってる場合じゃなかった!

雨。朝散歩の途中で(あっ!ロケハンも兼ねないと!)と思い出し、いつもの散歩コースとは違い、路地や裏道をクネクネ歩く。

モワッとした湿度で空気が重い中、二の丸史跡庭園後ろの黒門へ続く道へ出ると、雰囲気が良かったので左手に傘、右手にスマホを持ち、普段通りに撮影しようとしたら、傘から落ちた水滴がスマホに落ちて、振り払おうとしたらツルンッ!とスマホが右手から離れ、慌ててスマホを掴みかけようとしたら失敗して、回転がかかってしまい、そのまま石畳へ落下。

たかが2-3秒の出来事だったのに、落下の様子がスローモーションで見えたのは本当(涙)。

表面が下に落ちたスマホを拾ったら「線香花火」のような亀裂が入っていて、クリックしても反応しない・・・。タップしても反応しない。
よーく見ると、特に角のひび割れがヒドくガラスが剥がれてしまってた。そして無情の雨(涙)

1分前まで何もなかったのに突然のブラックアウトした私のスマホ。
音楽も途切れてしまった。朝散歩は強制終了。
アパートに戻り、ケーブルを挿すも反応しない・・・。

うわっー!やってしまった・・・と、やっと事態の重大さに気づき、後悔しても始まらない。
朝6時過ぎから急に楽天モバイルを見るも(あぁ、私のスマホはGoogle Pixel6aだった)と思い出す。

そして画面に表示されたiPhoneなどの機種を見たら5万円〜10万円前後。
Google Pixel6aに不満もなく、新機種にも興味ナシ、なんなら通話と写真さえ撮影できたらいいと、一番安い機種を見ても3万円。

(面倒だなぁ)と急な出費に凹んでいると、修理屋の情報が表示されて場所は徒歩10分の所ではないか!ナニナニ、Google Pixel6aの液晶交換は2万円!?高いけど安い!
修理屋へ持ち込んでみよう!となる。

2025年6月14日土曜日

複雑に考えない/しない。

研修で教えてもらった遊びの効果にハッとする。

放課後児童支援員認定研修から。
子ども達を取り巻く事柄は、研究や検証から多くが解明、分析されて私たちが子どもだった昭和時代から劇的に向上してる(と思う)。

ケンカのメカニズムも
すれ違いざまの接触やじゃれ合いで「叩かれた!」などと誤認し、やり返してエスカレートしがち。」
一見関係のない場面でも、以前に感じた悔しさや傷つきがフラッシュバックし、急に激しい反応につながる。」
遊びの途中でルールが守られない・順番が違うなど、理不尽と感じると感情が高まり、不満へ進展するケース。」など
場面や状況からケンカの発生確率を予測できるようになった。

すると、“先回り”してリスクへの回避行動を取れるのが大人だけど、そもそも「心配事の80%は起こらず、残り20%の割合も16%は準備しておけば対応可能なコトといわれるように、結局4%しか起きないという報告(米国ミシガン大学)を信じるなら、“気にするコトを気にしない”ようにするは大切ではないかと。

大人は危険回避能力が発達してるから、つい先回りしてリスクの芽を摘んでしまうと、それは学びの芽も摘んでしまうことになりかねないと気づく
。研修を振り返って個人的な感想。

世の中が複雑怪奇化する中で多面的・多層的にモノゴトを見よう/考えようと教えているけれど、子ども達にも同じような思考は意味がないかも?と自分への問い。

ここはあえて「複雑に考えない/しない」思考で、もっとシンプルに子ども達を捉えてもいいのではないか。

子ども達は明日(将来)を考えて遊んではおらず、また研究や検証のためにも遊んでおらず、目の前に全力なわけで、その日を精一杯元気に過ごさせることが先ずは大切かもしれない・・・と振り返り。

やっぱり大いに遊べ、子ども達。


放課後支援員認定研修も3回目。
子ども達に遊びがどうして必要なのか?についてを
まとめると・・・。

<心身の発達促進>

  • 身体的発達:鬼ごっこや縄跳びなどの運動遊びは、筋力やバランス感覚を養い、健康的な体づくりに寄与する。
  • 感覚統合の発達:砂遊びや水遊びなどの感覚遊びを通じて、視覚・聴覚・触覚などの感覚を統合し、脳の発達を促す。 

<認知能力と創造性の向上>

  • 問題解決能力の育成:ブロック遊びやパズルなどの構造遊びは、論理的思考や問題解決能力を高める。 
  • 創造力の発展:ごっこ遊びやお絵かきなどの創造的な遊びは、想像力や柔軟な思考を育む。 

<社会性とコミュニケーション能力の形成>

  • 協調性の習得:集団での遊びを通じて、順番を守る、ルールを理解する、他者と協力するなどの社会的スキルを学べる。
  • 共感力の育成:友達との関わりの中で、他者の感情を理解し、思いやる心が育つ。

<情緒の安定と自己肯定感の向上>

  • 感情の表現と調整遊びを通じて喜びや悔しさなどの感情を体験し、自己表現や感情のコントロールを学べる。 
  • 自己肯定感の育成遊びの中での成功体験や達成感が、自信や自己肯定感を高める。 

<自発性と主体性の促進>

  • 自発的な行動の促進:子どもは遊びを通じて「やってみたい」「挑戦したい」という意欲を持ち、自ら行動する力を養える。
  • 主体的な学びの基盤:遊びを通じて得た経験が、将来の学習意欲や探求心の基盤となる。

と、我が子を育てた期間では知ることも学ぶこともなかったことを“今さら”知る。
だけど、立派に育っているし、言葉を知らなくても、学ばなくても多くの保護者は実践してたはず。


そこで、遊び不足だと子ども達には何が起こるのか?は教えてもらえなかったのでChatGPTに尋ねる。
すると、やはり大いに遊べ!子ども達と言う感じで腑に落ちた。


<遊び不足がもたらすリスク例>

  • 精神的な問題増加:英国では子どもの遊び機会が減り「sedentary(動かない)、スクロールするだけ、孤立しがち」という状況が多発し、肥満や不幸感が増加していると報告されている。
  • メンタルヘルスの悪化:米国でも遊びの減少とともに、不安・うつ・自殺リスクが高まるという指摘がある。

<認知発達 & 学習能力>

  • 実行機能+問題解決力:遊びを通してプランを立てたり判断力を磨いた子どもは、抽象的思考や課題解決に優れる傾向がある。おままごとなどのごっこ遊びは、こうした能力を育むのに役立つ。
  • 言語能力・学習意欲:社会的なごっこ遊びをよく行う子どもは、語彙量や発話の長さが豊かになり、読み書きなどの学習にも好影響を受ける 。
  • 一方、遊び不足の子どもは、注意力や柔軟な思考、語彙力などが同年代より劣るケースがある。

<社会性・感情の発達>

  • 共感力・協調性:集団遊びで順番を守ったりルールを理解したりする経験が社会的スキルや協調性、共感力を高める 。
  • ストレスコーピング能力:自由に遊ぶことで、自身の感情を調整・コントロールする力が育ち、ストレスに強い子になる 。
  • 遊ばなかった子どもは、気持ちを言葉で整理するのが苦手だったり、不安・焦りなどの情緒不安定を抱えることがある。

<心身の健康・運動機能>

  • 粗大運動・身体の発達:外遊びや体を使う遊びを多くした子どもは、体幹・心肺機能が強化され、全体的に運動能力が高くなる 。
  • 身体活動への習慣:遊びが習慣化された子どもは、将来にわたって運動好きになりやすく、肥満リスクの低減にもつながる 。
  • 遊びの少ない子どもでは、肥満傾向や体力不足、運動協調性の遅れが見られやすい。

<創造力・自己肯定感>

  • 創造性・独創性:ブロックやお絵かきなどの自由な遊び経験が、柔軟な思考や創造力を培える。
  • 自己肯定感・達成感:自分の意志で達成した成功体験は、自信となり「自分ならできる」という気持ちを育てる 。
  • 遊ぶ機会が少ないと、チャレンジ意欲や自己信頼が育ちにくく、消極的になったり不安感が強くなったりすることがある。

2025年6月13日金曜日

139名の受講感想は。


140名以上が受講した愛媛県研修所での愛媛県庁職員を対象にした「民間との共創研修」。
全4回を終了し、回答総数139名からいただいた感想は・・・。


【問】受講内容に「学び」はありましたか?
【答】大いにあった:59%、意外にあった:25.2%、あった:15.8%

【問】受講前と受講後に自身に変化はありましたか?
【答】あった:95%、なかった5%


139名からのフィードバックはものすごい量で、こういう機会は貴重とつくづく思う。
似たような内容をまとめると以下になり、今後の参考に活かそう!となったけど、「小話が面白かった。」という意見も複数あり、これらの多くは「失敗談」だった件(笑)。


<1. 研修内容への満足と感謝(ポジティブな総括)>

  • 「楽しかった」「有意義だった」「勉強になった」などといった全体的な満足感。
  • 講義や講師への感謝、「説明が分かりやすかった」という声。
  • 「また受講したい」「ぜひ継続してほしい」などの継続希望。

(例)とても分かりやすい講義でした。

(例)他の研修にも参加したいと思うほど充実していました。


<2. バックキャスティング思考に対する学び・発見>

  • 「新しい視点を得た」「今後に活かしたい」「普段の業務と違った考え方」といった気づき。
  • フォアキャストとの違いや補完関係に言及する声も多い。

(例)バックキャストで考えることは初めてだったが、非常に有益だった。

(例)今後、フォアキャストと組み合わせて活用していきたい。


<3. 共創・民間視点・多様な価値観への刺激>

  • 「民間との共創」「県職員以外の視点が新鮮」「協働の難しさ」など、多様な立場の意見に触れたことへの評価。
  • 「共創に価値を見出していない人をどう巻き込むか」などの課題意識も。

(例)民間との共創という考え方は、今後さらに求められると思った。

(例)さまざまな部局の方と話せて刺激になった。


<4. 時間・形式に対する意見・提案>

  • 「時間が足りなかった」「オンラインと演習の切り替えがきつい」「発表準備が大変」といった運営面の改善提案。
  • グループワークの進行や分担に関する振り返り。

(例)もう少し講師がグループに関わってくれると良かった。

(例)午前中の議論で立案まで進めておけばよかったと後悔。


<5. 業務への応用・実践意欲>

  • 「実務に取り入れたい」「予算検討に活かす」「部署でやりたい」といった応用意欲。
  • 「今は直接活かせないが考え方は参考になる」という声も。

(例)予算検討で使いたい。

(例)所属に持ち帰り、もう一度試したい。


<6. 個人的気づき・成長実感>

  • 「視野が広がった」「思考の癖に気づいた」「考えが凝り固まっていた」といった自己理解や変化。
  • 「新鮮だった」「柔軟になれた」という感想。

(例)思考が固定化していたが、新たな捉え方に出会えてよかった。

(例)振り切って考えることの面白さを学んだ。


<7. 講師・講義スタイルへの評価>

  • 「実体験が参考になった」「説明がわかりやすかった」「小話がおもしろかった」など。
  • 話し方、雰囲気、インタラクティブさへの好評。

(例)講師の話し口調が親しみやすく、聞きやすかった。

(例)実体験に基づいた講義で説得力があった。

タクシーの中で。


「日本語お上手ですね?」
「私ですか???日本人ですよ。」
「ホントですか?外国人と思いましたよ。」
「そうですか!何系ですかね?」
「アメリカ人じゃないな、ヨーロッパかな?」
「そうですか、ありがとうございます。」
「私は南米で生まれまして、この金髪でしょ?スペイン語が話せるんですが日本人です。」
(あぁ、運転手さんは、自分の話へ繋げたかったのか!)
と、雨の中、愛媛県研修所へ行くのにタクシーに乗ったら先制パンチ(笑)。

よく喋る運転手さんで、私も悪かったのが「お客さん、どちらの方ですか?」に「松山在住です。」と言えば良かったのに、話を切ろうと「東京です。」と言ってしまったこと。
そうしたら「そうですか、松山はですね〜」と色々(例:松山/愛媛の県民性、最近の松山事変、松山の困りごとなど)と教えてくれた。

そして、雨だったので道路は渋滞。
気を利かせてくれて「こっちから行きますね。」「ここを曲がりますね。」と、近道をしてくれるも、全てが裏目で裏道渋滞にガッツりハマってしまう。

既に20分経過。「9時には到着したいんですけど、間に合いますかね?」と尋ねると「もっと、早く言ってよ〜!あっちの道にすれば良かった!」と、早く着くために近道をしたんじゃないんかーい!とツッコミたくなったものの、どうしようもできずタクシーは渋滞に引っかかったまま。

9時を過ぎてしまい、あと10分で研修が始まる!
渋滞を抜けたら細道でも大急ぎになる運転手さん。(横道から自転車や歩行者が来たらどうすんの!?)と思いつつ、9:05に登場。

研修所前では所長が心配で出迎えてくださっていて、平謝りで最後の共創研修へ!

2025年6月12日木曜日

学べたけど闇。


2023年に全国の児童相談所に寄せられた児童虐待対応件数は【22,509件/年】。
一日あたり61件もの児童虐待と疑わしい相談に対応している計算。

じゃあ、その相談は「どこから来るのか?(相談経路)」と言うと、令和5年度子ども家庭庁調査によると、1位が警察(51.7%)、2位が近隣知人(9.8%)、3位が家族親戚(8.5%)、4位が学校(7.4%)と続き、「1.4%と少ないですが誰からか分かりますか?」との問いに察しがついたのは「児童本人」でその通りだった。

一体、大人は何してんだ・・・と胸糞悪くなる。
さらに「児童虐待がバレないように顔や腕などにはアザをつけず脇腹、内股など目に見えにくい所へ身体的虐待をする悪質もある。」との紹介に同じ人間なのに腐ってるとしか思えない人がいる事実。

そして児童相談所に寄せられる相談内容は、身体的虐待が1位と思いきや1位は「心理的虐待:59.8%(例:言葉による脅し、脅迫。無視、否定的な態度。心を傷つける言葉の繰り返し。他の兄弟姉妹との著しい差別的扱いなど)」。

2位が「身体的虐待:22.9%(例:打撲、あざ、火傷、骨折、内臓損傷など。首を絞める、殴る、蹴る、激しく揺さぶる。意図的に子供に病気をさせるなど)」。

3位が「ネグレクト:16.2%(例:健康や安全への配慮を怠っている。衣食住が極端に不適切で健康を損なうほどの無関心、怠慢など。)」

4位が「性的虐待:1.1%(例:性的暴行、性的行為の強要など)」。
どれも犯罪だけど、性的虐待なんて全く理解できないし、理解もしたくない・・・。考えられない。

ここまで書くと「一体保護者(親)は何してんの!?」と言いたくなるけど、実は親自身にもフォロー、支援が必要なことが多い(例:産後うつによるネグレクト、DVによる心理的虐待、依存症による身体的虐待など)虐待の現場とのこと。

学べたけど闇だった件。

頭でっかちになるな。

ピックルボールを3人で何回続けられるか?に挑戦。

基本的に「投げる、入れる、落とす、転がす、打つ、倒す、飛ばす」程度のスポーツだから、これまでの経験から(あぁ、大丈夫。できる。)と、思うのは当然で、その通り。
だけど、それは「頭の中だけの都合よい解釈」だから、手も足も体も動かさない単に“イメージ”。

  • 子ども達に面白さを伝えるためには、まず私たちが楽しむことが大切と学びました。
  • プレーすると意外と難しかったり、コツが必要だったりと面白い要素が多かったので、ぜひ子ども達ともしたいです。
  • いつもするスポーツのようにプレーすると、逆に上手くいかないことがわかりました。軽い力だけでこんなに楽しめるので、どんな年代の人でも楽しめるのは素敵と思いました。
  • 見た目とは違って難しいスポーツもあり楽しめました。子ども達がプレーすることを考えると、また違ったアイデア、ヒントが思いつきました
  • 今までやったことがない初めてのゲームばかりでとても楽しかったです。子ども達にも楽しんでもらえるように推しポイントなど考えます!
  • 実際にプレーすると簡単そうに見えて難しく、一つ一つ似た要素はあるものの、遊んだ時の満足感などにも違いがあると感じました。特にボッチャは得点をとりに行くか、相手の得点を奪いにいくかなど、一つのゲームで別の遊び方をできるのが面白かったです。
  • どれも初めてプレーしましたが、すごく楽しかったです。子どもは大人数でやるゲームが好きとよく聞くので、きっと楽しめると思いました。


学生達から多く聞こえたのは「意外と〇〇だった。」という感想。
情報だけで分かることもあるけれど、情報だけで全てが分かるはずもなく、また情報だけで得たコトは誰が答えても同じ内容や感想が多い。なぜなら単なるコピペだから。


自分だけが得て感じて話すこと大事。
自分ごと化してくれた大学生に感謝!