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2025年4月10日木曜日

愛媛ファン集合。


「私は宮城県出身愛媛県在住です。私は愛知県出身愛媛県在住です。私は香川県出身愛媛県在住です。私は熊本県在住です。私は東京都出身愛媛県在住です。私は愛媛県にUターンです。」

と、オンライン上で自己紹介が続いた「新生エールラボえひめ」チーム。
だからアクセスも愛媛県内外からあり、DX化の賜物ですね。となる。

すると、やはり「故郷」と言うのは、社会情勢や経済状況、価値観などによって昔(と言っても30年ほど前)と今では捉え方が大きく異なったと思った件。

生まれ育った土地/地域だからと言って、生まれた土地/地域が好きとは限らない。
もちろん、生まれた土地/地域が好きな人もたくさんいる。
でも、好きな土地/地域は一つしか選べないのだろうか?

話の整理の一つに「好き」を定義しないとならず、「旅(訪れて)で地域を好き」もあれば「暮らして好き」になったのもあるし、「予期せぬ意図せぬご縁で好きになる」もある。
そして、これらの関係性には「直接」と「間接」の2種類ある。

すると、人ぞれぞれだから色々な事情があるわけだから、「生まれ育った土地/地域だから・・・」は関係ないんじゃないの?が持論。
ただ、色々な事情で愛媛に関わるようになり、かつ仕事でも愛媛に直接かかわるようになったのだから「愛媛ファン」の方がいいんじゃないの?と。その方が楽しめるし。

「地域づくりは、わか者、よそ者、ばか者が興す」って今でも言うのかしら?
愛媛に移住したばかりの2001年頃、盛んに言われていたフレーズ。

愛媛ファンなエールラボえひめチーム。今年度も頑張ろうね!とキックオフ会議終了。

2025年4月1日火曜日

朗報2つ。


てっきり封書で届くと思っていたから、目の前に立つ郵便局員が持つ「箱」に何が入っているのか?と思ったら、ライフスポーツ財団のマスコットキャラクターの「ライリー」くんが入ってました。って、ライリーくんって何者?

助成金に採択されて、マスコットキャラクターが届いたのは初めて!
ライリーくんの紹介文には
犬やクマとも似ていますが、“世界一幸せな動物”と言われているクォッカワラビーの家族です。常に笑っているような表情と好奇心旺盛で人懐っこい性格だからみんなの人気者。」とのことで、ライリーくんについても初めてなら、クォッカワラビーという動物も初めて聞いた件。
ちなみにライリーくん一家は、お父さん、お母さん、妹の4匹家族。設定がきめ細かい!

今回の朗報はスポーツ振興。
預かるお金で子ども達に色々なニュースポーツ体験をしてもらう。
ボッチャ、ペタング、モルック、スラックライン、ピックルボール、ストラックアウト、ドッチビー、スポーツダーツ、ディスクゴルフなど、ニュースポーツって多種多様にあることを今回の申請で知った。

助成金額は14万円。
実際にはココ大付属学園夏休み編から行うコトになるけど、去年は「熱中症アラート」で、外遊びを控える日々が続いただけに、ニュースポーツなら室内でも楽しめるからいいかも!

そこへ新たな朗報舞い込む!
「エールラボえひめ」が4月以降も継続することが事務局から入る。やったね!
これまでの実績と成果が認められたよう。
なんだか幸先の良い令和7年度を迎えられそう!

2025年3月20日木曜日

これからクラファンをしたい人は。

さっちゃんのプロジェクトを応援。

これまでクラファンを自ら企画&実施ことも、作戦を練り仕掛けたことも、支援したこともあって、少しは知ってるつもり。

クラファンをしたい!と思っている人は意識が高く、目標を達成した場合、意欲マンマンで取り掛かるのは承知。
だけど、そもそもクラファンをしたい!と思っても迷うことがある。

その最初が「どの運営会社でしたらよいでしょうか?」。
10年ほど前のクラファン黎明期は無数のサービスが立ち上がったけど、結局、今は「CAMPFIRE(支援金総額770億円以上)」「Readyfor(支援金総額400億円以上)」「Makuake(累計応援購入総額1000億円以上)」の上位3社がマーケットを牽引してる感じか。

他にもあるけど、得意&専門で“棲み分け”ができた・・・と言う感じか。
以前に参加した映画系に特化の「MOTION GALLERY」では、コロナ禍に大打撃を受けたミニシアターへ「ミニシアター基金」への創設があり、結果、2万9926人が参加して3億3102万5487円が集まり、118劇場計103団体へ約303万円/団体が配分された。

そして「リターン」の設定も悩ませる。
3000円、5000円、10000円など、金額に応じたリターンもあれば、リターン無もある。
リターンをする際(リターン相当額は何がいいの?)となる。
商品開発なら商品が早期割引もアリだし、サービスなら無料クーポン、非売品などの提供など、色々と考えられるけど、一般的にリターンは応援額に対して25%-30%が目安。

さっちゃんは「約40%をリターンにあてて、約60%が手元に残る。」と言っていた。

そして「知らない人からどうやって支援を得られるのか?」は、「ひたすら進捗情報などを発信するしかない。」これに尽きる。

ちなみにさっちゃんは期間中に55回も活動報告をした。このマメさが見知らぬ人とでも信頼関係を築く唯一の手段なのだ。

2025年3月18日火曜日

また、お会いする時まで!


エールラボえひめは、毎月最終金曜日の18:55から、FMえひめにて「エールラボえひめ」というラジオ番組を持っていて、2024年5月から放送を開始したので、これまでに10回放送し、今回は11回目の収録。11回目の放送は3月28日(金)18:55から。

パーソナリティは私と愛媛県デジタルシフト推進課の上神さん。
主にエールラボえひめで立ち上がったプロジェクトを紹介してきて、今回の11回目が一区切り。

4月以降も番組があるかは現時点では未定だけど関係者は継続を望んでいるので、仕切り直しての放送なのか!?その時はお知らせします。

11回目は私と上神さんの記憶に残っているプロジェクトの紹介。
上神さんは小松高校が立ち上げた「小松の石鎚黒茶の魅力を発信したい!」、私はなまじサンが立ち上げた「ユースセンターを立ち上げたい!」。
これらのプロジェクトがこの先、右往左往はあると思うけど、続いてくれて小さくても一つ、成果を出してくれることを願う!それが他のプロジェクトにも好影響をもたらすから!

すると自分でもプロジェクトを立ち上げたくなり、ソワソワオ&モゾモゾしたくなる。だけれど、ここで教訓。

【どんなに優れた最高の事業でも、実行する人(牽引する人)がいなければタダのアイデア】
は本当で、逆の言い方をすると【誰か実行する人(牽引する人)がいれば、アイデアは最高でなくてもいい】。なぜなら、事業は続けることが大切で、実行する人(=続けられる人)さえいれば、育てることができるから。

ラジオに乗せる際は、思考を整理する必要があるから、振り返ることにもつながり、良い機会をいただきました。
来月も放送はあるのか!?

合計2,271,500円


3月14日(金)、令和6年度、エールラボえひめ最後のセミナー「お金も心も集めNight!『想いをカタチにするクラファン会議!』」が終了。

今回のセミナーにお招きしたのは伊予銀行さんとpoco pono COCO代表の太田聡美さん。
伊予銀行さんは愛媛県内でクラファンに挑戦したい人を支援していて、具体的には成約時にクラファン運営会社へ支払う成約手数料の1/2相当額(上限25万円)を補助している。

これは伊予銀行創業140周年記念で始まった取り組みで140件分の支援に達した時点で終了とのことで、3月14日現在127件まで達しているとのこと。今年中に終了予測なのでGO!

太田さん(通称;さっちゃん)は、エールラボえひめ会員でプロジェクトも立ち上げている方。
今回、「不登校に悩む保護者の孤立をゼロに!愛媛県で大交流会を開催したい!」というクラファンを立ち上げる。当初目標は100万円だったけれども、アッサリ突破し、ストレッチゴールを倍の200万円に設定すると、のべ301人から合計2,271,500円で終了。
うーむ、スゴい。それだけ応援したいと思わせた太田さんの人柄、必要性、可能性があったという証拠。

で、さっちゃん。
227万円超えの支援金を何に活用するか?と言うと・・・。
(1)不登校に悩む保護者の孤立をゼロに!愛媛県で大交流会を開催。*当初の予定通り
(2)愛媛県内の不登校児童生徒(4,068人)へ支援冊子を届ける。*ストレッチゴール

そこへ「今回の取り組みを持続化する計画はありますか?」という参加者からの質問。
その通りで、このような取り組みは一回や一年ではなく、何回も何年も続ける必要がある。
太田さんも、これまでの活動から“その点”は気になっていたようで、今後は助成金などの活用を挙げてた。

エールラボえひめとしても応援しないとねと。

2025年2月16日日曜日

2/28のFM愛媛「エールラボえひめ」は。


FM愛媛で毎月最終金曜日、17:55から放送されている「エールラボえひめ」の収録日。
今回は“なまじ”サンの「10代のユースセンターをつくりたい!」というプロジェクト。

なまじサンの取組みは昨年度から始まっていて、想い(想像)から少ずつ形作られている最中。「打てば響く」彼女は、4月からココ大付属学園のスタッフとして参画予定。
それだけ「10代のユースセンターをつくりたい!」が本気なんだ。というコト。

エールラボえひめでは「公益事業の支援&応援」をしているけど、子ども達対象の事業は誰もが共感するものの、対象者である子どもからはお金(参加費、月会費、寄付など)を取れないから、(未成年でもあるし)保護者が実質的な対象者(理解者/共感者)となり、お金を支払う。

そして、10代になると子ども達は思春期を迎え、自我から自分の意思を通したい、理由なき反抗や不安など成長に伴う情緒不安定さを抱える子も多いのが実情。

我が子でもあったけど、境界線だけしっかりしたつもり。なのでその境界線いっぱいまでは見守ったり&辛抱したつもり(実際はできたかどうかは分からない)。

話を戻して、“なまじ”サンの「10代のユースセンターをつくりたい!」プロジェクト。
第一段階から第二段階、第三段階へと進むことになる。これから理想と現実とのギャップや見えてこなかった課題など色々と困難なコトが立ちはだかるとは思うけど、そこは「エールラボ(応援研究所)」だから。

そして、今回で10回目の放送を収録。放送は2月28日(金)17:55から。3月は一年間の総括。
写真は収録が終わり、打ち合わせをしているエールラボえひめ事務局の西城さんと愛媛県デジタルシフト推進課の上神さん。
令和7年度も続きますように!

2025年1月31日金曜日

お題は伝統芸能。


今度のお題(お悩み)は伝統芸能の会員減少について。
伝統芸能をざっくり言うと、「能楽、文楽、歌舞伎などの演劇」「雅楽、尺八、長唄などの音楽」「舞楽、日本舞踊の舞踏」「落語、講談、浪曲などの演芸」の4種類に分かれていて、その中には、今回の相談者がたしなんでいる詩吟もある。

でも、そもそも詩吟とは?と言うと、漢詩や和歌、俳句、今様、構成詩等さまざまな形態の詩歌に節調をつけて詠む/唄う伝統芸能で、語尾の⺟⾳を⻑く引いたり、⼩節を⼊れたりする独特の節回しが特徴。と知る。
川辺を散歩していると詩吟の練習や尺八を吹いている人を見かけたことがある。

相談会に参加してくださったのは、依頼主の娘さんのシトラスさん&お母様。
お母様に自己紹介をしていただくと、70歳超とは感じないハッキリとした澱みのない声量がPC越しに聞こえて「お母様の声量、素晴らしいです。」と感想(笑)


で、肝心の悩み事は会員減少が著しく、新規会員を募集したくても、どうやってしたらいいか・・・という内容。
かと言って、詩吟に興味関心を持つ人/世代は20代、30代、40代では少ないだろうし・・・60代以降で、仕事に一区切りして新しい出会いなどを求める機会に詩吟なのかな?となる。

でも、詩吟に興味があってもネットに情報がなければ、今の時代、伝わりにくいよね・・・となり、お母様にnoteを勧めるシトラスさん。

その通りで、「何か気負わずに始められるコトから始めましょう。」となる。
デジタルが苦手でもスマホは触っているシニア世代。
会合は近々あるとのことで、結果を報告してもらう。そして相談は一区切り。

2025年1月23日木曜日

ポッドキャスト収録。

なまじサン。

エールラボえひめで収録&発信しているポッドキャストも5回済ませて6回目の収録。
今回は「なまじ」こと、桑原真由美さんに登場していただく。

彼女とは不思議なご縁で、最初はエールラボえひめ主催のセミナー参加者だったようで、その後、エールラボえひめへの問い合わせで、オンラインでお会いしたら共通の友人(彼女にとっては学友)がいてビックリ。

彼女が中学教諭の職を辞めてまでしたい「10代の居場所/ユースセンター」は、ココ大付属学園とも相性がいいので、研修としてインターン参加もしてくれて、4月からはスタッフ参加予定。

自身も「こども真ん中ワークショップ」という、子供が先生となり、子ども達に教えるプログラムを企画運営中。ここまでトントン拍子で進んでいる様子。

これは「なまじ」の想いに共感と理解が得られているからだけど、今後も続けるには収益性が欠かせない。
そして、この居場所を持続させるに必要なお金を得るのは簡単ではない。

その理由は「利用者(ターゲット)である子どもは、お金(参加費)を持っていないので、保護者が実質的なターゲットになる」から。

すると資金調達は「三分の計」と言う感じか。
「参加費(事業収入)33%+助成金/補助金33%+自己資金(寄付)33%+@」で上手に回せればいいのは、NPO自体の資金調達も同じ。

理屈では完璧に分かるけど、実際はまだまだで、ココ大付属学園も途上という感じ。

2025年1月22日水曜日

助成金申請は。


無料だった某団体主催の助成金獲得セミナーを受講した感想は「助成金などの申請は(やはり)テクニック」と思った件。

テクニックとは
・これまでの成果を言語化する技術
細分化する技術
相手目線に変換する技術
申請書用に書き上げる技術など。

これにプレゼンがある場合は
構成する技術
発表の方法技術
時間を扱う技術
審査員に質問させる技術などが加わる。

一言で言えば「編集技術力/セルフプロデュース力」と言えるかも。
技術だから型やセオリー、ポイントなどがあり、抑えられるか否かで採択率は変わる。

セミナーでは「実績を雪だるま式に大きくしよう。」と言っていたけど、その通り。
最初は10万円など少額から初めて、そこで得た実績を元に100万円、更に1,000万円と実績と成果を転がして大きくすることで、助成先から(この団体&活動は社会的にも必要で信頼できる実績がある)と思われること大切。

あとは「組み合わせ」と「タイミング」も大事。
組み合わせとは公益事業の資金調達の手段には「寄付、会費、自主、助成/補助、委託」の5種類があるけど、「資金調達したい金額×手段の種類(寄付、会費、自主、助成/補助、委託)」が合致すればいいけど、ミスマッチを見かける時あり。

「タイミング」とは今なの?ということ。
資金調達をするにはそれなりの準備が必要で思いつきでは採択率は低い。そのために技術が必要なんだけど。

「エールラボえひめ」「IYO夢みらい館」でも同じことを伝えているけど、資金調達って1回で終わる話ではないから、教え続けないといけない。

2025年1月21日火曜日

エールを送り続け。


月に一度のFM愛媛での収録。
(あれ、FM愛媛って、こんな外観だっけ?)と知ってたつもりだったけど、よく見たら大きな丸窓と船にありそうな丸窓なのね。
そして和田ラジオさんのポスター。「しまのわ分校」では、イラストをたくさん描いていただきました。

今回の収録は伊予市双海町にある三島神社を、ARを用いてより魅力的に発信しようというプロジェクト。
三島神社には神主さんが常駐していないので、参拝客、観光客に案内や説明が不十分という切実な事情が・・・。

そんな三島神社をロケハンをしたことがあり、297段もの階段をあがった所に本殿がある。
でも、その途中には頭上に線路があり、タイミングよく電車(1時間に2本、一両編成)が通る瞬間は画になるし映える。

今回の収録は一発録りのノー編集で最短15分で完成(これは収録と同時に即編集がスゴいシマズDのおかげ。)

予定より早く終わったので、残り時間で3月までの放送内容について意見交換。
FM愛媛で収録している「エールラボえひめ」は、次回が1/31放送。
2月は2/28放送、3月は3/28放送。「2月は通常放送だけど3月は振り返り回だね!」とゴールが見えた!

そして、挑戦する人たちに立ちはだかるのは「(やっぱり)仲間と金が多い」と話題は移る。
「仲間が欲しいと思ったら、先ずは自分が誰かの仲間になるべき」は、ずっと伝えていること。

お金に関しては「助成金、補助金、委託金を積極的に活用するべき!」と(話した相手は分かっていた人たちだけど)力説。
さて、残り2ヶ月でどこまでエールを送れるか。

2024年12月25日水曜日

パッサパサ。


「泉谷さん、パッサパサの声じゃないですか!?」と指摘され、“パッサパサ”という擬音語?を初めて聞いたけど言ってる意味はわかった件。

2024年最後のFMえひめ「エールラボえひめ」の収録。
しかし、あろうことか喉の調子がヒドく、調子が悪いのをカバーしようと変なテンション(≒妙に元気よく)で喋ったからパッサパサだった声質。

令和6年度、エールラボえひめの事務局がFMえひめさんに変わったことで担当することになったラジオ番組。5月に番組がスタートし、12月まで計8回の放送だったけど、内容を理解しないと喋れないから(DXを知る学ぶ良い機会に恵まれた)が率直な感想。

DX(Digital Transformation)とは「デジタル技術を社会に浸透させて人々の生活をより良いものへと変革すること」で意味は分かる。
だけど「我が社はDXしました。」「DX推進中!」という構文はなく、ピン!とこない。
となると、DXは目標であって目的ではなく、目的はDXの先に描かれた変革された社会という感じか。

さらにDXを実現、変革を実感させる手段としてAR(Augmented Reality/拡張現実)、VR(Virtual Reality/仮想現実)、MR(Mixed Reality/複合現実)と言う感じか。
ラジオ番組を持たなかったら、今一つ興味関心が薄かったから知る由もなかっただろうな。

私たちが60歳、70歳になった時はAR、VRなんて言葉すらなく、ごくフツーに買い物、医療現場医、旅行、出会いの場などに利用してるんだろうな。
「老人Z(1991)」のようになるのかも・・・違うか。

年内収録終了!ということで
サイジョウサン、カタオカサン、シマズDと記念撮影。

2024年12月10日火曜日

前提から違う。


「プロジェクトがうまくいかない理由の一つに、プロジェクトは成功するという前提で考えるから。」と紹介。


誰もがプロジェクトの成功を望むけど、何もない状態(特にゼロイチの場合)からのスタートでは、リソースも時間も労力などの全てが揃ってGO!なんて“ありえない”。

そして、始まっても“つまづき”の連続。
一般的にプロジェクトの失敗には「個人(例:想像力不足、状況把握不足など)」「プロジェクト(例:目的不良、タスク不良、スケジュール不良など)」「組織(例:コミュニケーション不足、文化・価値観の共有不足など)」「予想外(例:天変地異など)」があり、うまくいかないのが当たり前。

だから、手配り(手順など)、目配り(メンバーへの叱咤激励など)、気配り(ステイクホルダーへの配慮など)がプロジェクトリーダーには求められている。
でも、その度に立ち止まってしまってはスケジュールに影響が出てしまうので、“走りながら”様々な事柄に対応しなければならない。

リスクとは成功を阻害する要因で、走りながら状況を把握すると(あっ、また起きた!)と気づき、「発生頻度×影響の大小」を勘定してリスクと認定するのが基本。

リスクさえ認識できれば、あとは対応だけ。
対応策には「回避(リスクを発生させない)、軽減(リスクの影響を最小限に抑える)、転嫁(リスクの影響を他に移す)、受容(リスクを受け入れる)」の4種類があり、プロジェクトが進むにつれて選択肢が少なくなる。

分かっていても発生してしまうのがリスク。そして失敗するのがプロジェクト。
最初から注意を払い、意識しながら進めれば怖くないのもプロジェクト。

2024年11月28日木曜日

11月29日の放送は。


何かが(忘れてしまった)きっかけで結婚記念日の話題になり「実は11月22日(いい夫婦)なんです。」と教えてくれる。でも、11月22日が結婚記念日の方は職場にもいるようで「意外と多いんだね。」となる。

すると「ウチはちょっとスゴいです。」となり、「9月1日です。」と聞いても???となったけど「9月1日(クイ=悔い)が・・・」と続き、「ア”ァァァ・・・」と声が出る。

しかし!「悔いが残るか残らないかは夫婦次第です。」というフォローに「オ”ォォォ・・・」と、その場の全てをさらった話題。
ちなみに私たち夫婦は9月16日。先日、長女が28回目の結婚記念日を祝ってくれた。

閑話休題。
11月29日(金)18:55からのFMえひめ「エールラボえひめ」の内容は、四国中央市の土居高校が立ち上げた「サイクリングを通して地域や交通安全を考えるプロジェクト」。

特徴は地域デザイン部の学生たちの自主的な取り組みで、自転車で地域を盛り上げようと愛媛県で開催されている「自転車甲子園(自転車に関する知識や技術を競う大会)」で、昨年は最優秀賞、今年は優秀賞受賞という実績!
自転車甲子園という取り組みを知らなかった。

そして、現在は自転車事故の防止を目的にしたスマホアプリを開発中で、(これってスタートアップだよね?)となる。

アプリ完成後の普及はポイント付与などを考えているようで、高校生恐るべし!
車の運転免許を持ってなく、自転車が唯一、人力で移動できる手段だから要注視!

2024年11月19日火曜日

誰とも会わずに。


最近の回転寿司ってこうなの!?と驚く。店に入ると店員はおらず、タッチパネルで人数を入力すると番号が印字されたレシートが出てきた。
しばらくすると、天井から「〇〇番のお客様、お手元のレシートをかざしてください。」というアナウンスがあり、先ほどのレシートをかざすと「いらっしゃいませ!〇〇番テーブルへどうぞ」というアナウンスがあり、指示通りの番号席に着席。

座ると湯呑み、コップはセルフ、メニューはなく全面タッチパネルの大型液晶にメニューがズラリ表示。スワイプして次ページへ行き、食べたいネタをタッチして注文ボタンをおすと、ほどなくテーブル専用のレーンに注文した寿司が届く。

お会計もタッチパネルで「会計」を押すと「先ほどのレシートをお持ちください」の表示があり、出口でレシートをかざすと金額が表示され、QR決済で終了。
キャッシュレス&無人決済で店員の誰とも会わず食事終了。

所変わりホテルにて。
フロントに人は立っているけどチェックインはタッチパネル端末。
予約情報を確認してサインすると、部屋のカードキーとレシートなどが出てきた。そこへ「ダブルルームが空いていましたので、お使いください。」と絶妙なタイミングでフロントの方の声がけ。

そして「朝食は外部(松屋 or ドトール)に委託しています。」とのことで生産性、効率的などを考慮の上なんだろうと。
一般的なビュッフェ形式も人手不足解消の策だったけど、外部委託の方がより直接的に解決できる策。

チェックアウトもタッチパネル端末。これらはDXの一環だから、エールラボえひめで毎月配信しているコラムのネタ用にメモメモ。

2024年11月15日金曜日

選択肢を増やそうと。


誤解を恐れずに書くと「物分かりのよい子は“手がかからない子”」「先生に従順な子は“素直な子”」「学校のルールを守る子は“真面目な子”」などと思わせる時があった我が子の学校時代。

担任の先生が一人で30名ほどの子どもたちを指導するのだから、そうならざるを得ないのも分かるけど、子どもたちは規格品ではなく、一人一人に個性があり、“じゃない子“もいるのが教室であり学校(組織も)。

“じゃない子“には、(更新されない)既存のフォーマットからはみ出たり、合わなかったり、飛び出してしまうなど規格外の子もいるけど、フォーマットのモノサシに合わないから思い込みなレッテルを貼られたりする時もある。
その結果、学校に行きずらくなったり・・・。

10代の秘密基地を作りたい“なまじサン”。
まだ漠然としたイメージだけど、既に取り組んでいる人を紹介する2回目は“太田聡美さん(さっちゃん)”。

伊予市佐礼谷地区に親子の居場所を開設されていて、これまでの取り組み&これからの取り組みなどを紹介していただくと、なまじサン感激。
雰囲気は柔らかく、優しい口調だけど熱量の高さを感じる太田さん。ご自身も当事者だったからかな。

なまじサンも一歩を踏み出す勇気が更に増したと思うけど、いざ現実はリソース(ヒトモノカネバショジカンなどの資源)の調達が必要となる。

太田さんも居場所の持続&継続には苦心していて、求められているのに・・・は、声がまだ小さい&少ないからだけど、子どもたちは未来だから選択肢を増やしてあげないと・・・は独り言。

2024年11月8日金曜日

職を辞してまで。


愛媛県官民共創デジタルプラットホーム「エールラボえひめ」には日々、色々な相談がある。
私が事業全体の「お守り」的なディレクターに着任したのは2022年。

その2022年に西予市で「子ども達の居場所づくり(≒学校)」を開校したいと相談してきたのが森野さん。
当時からビジョンは明確だったけど、何から手をつけていいか分からず「できるコト、したいコト、やらなければならないコト」などをホワイトボードに書き出して整理した思い出。

あれから2年、今では「西予市オルタナティブスクールを開校」して学校からも信頼され、スクールヘの出席=学校での出席扱いとなり大きな一歩を踏み出す。

そこへ新たな相談者としてやってきたのが“なまじ”サン。
職を辞してまでも「子ども達の居場所」を設立したいと、画一的な育みから一人一人に合わせた育み方をしようとなまじサン。

実は多くの親がなまじサンと同じことを思っていても、アイデアキラー化(≒できない理由を探して正当化)してしまう自分がいるのが普通。

「行動したい人は10,000人、行動する人は100人、続ける人は1人。」は中谷彰宏氏の言葉。
森野さんは100人の一人になった。なまじさんは10,000人の一人になった。

森野さんがここまで来れたのは自身のビジョン(描く未来)とパッション(熱量)が高かったことと、そのビジョンに共感し、パッションに圧倒された仲間がいたから。

なまじサンにも「お金よりも仲間が大事」とアドバイスしたのは、お金で多くのことは解決できるけど、仲間はお金で買えないから。

同じような「子ども達の居場所(≒ココ大付属学園)」を運営している立場としてもエール!

2024年10月30日水曜日

まさに“エール”ラボ。


思う所があり、今の職を辞めて未来の活動をする人。初対面。
結果として“辞めた”と簡潔に書けるけど、その決断に至るまではイケイケだったり、思い止まったり、でも気持ちを奮い立たせたり、現実に不安や可能性を感じたり・・・と熟考したのは間違いなくエールラボえひめに辿り着く。

とは言え、その決断には拍手だけど、人生は翌日も翌々日も続き、これからどう生きていくか?となる。

日常生活の他に「何で生きていくか?」は辞めるという決断に至った動機や背景、目的を活動に変換しなければならず、活動に必要なのは「仲間、お金、場所」と、基礎基本から紹介。

何をするにもお金はは大切だけど、最初はお金をかけなくても活動自体はできる。
手取り早いのは自身が始めたい活動に似ている活動に関わってみること。するとイメージ通りだったこと、イメージと違ったこと、イメージしてなかったことなどが分かる。

相談者の多くが「活動資金の調達」を心配されるけど、法人格でなくとも助成金などはあるので、「お金がなければ絶対活動できない」ではない。

最も大切なのは「仲間」で、仲間はお金では集まらず共感で集まる。
また共感はアウトプット(手段)ではなくアウトカム(創出する価値)で感じるものなので時間がかかったり、手間がかかったり。

「仲間はいますか?」
「えぇ、友人に相談してます。もしかしたら泉谷さん、ご存知かも?」
「えっ?」
「〇〇さんです。」
「えっ!」となり、もしかしたらではなく、相談相手は10年以上前から友人だった件。

2024年10月22日火曜日

わいわい収録現場!


8月、9月とスケジュールが合わず、ピンチヒッターを安形さんにお願いしていた毎月最終金曜日17:55から放送のFM愛媛「エールラボえひめ」収録に復帰!
放送では安形さんへのお礼をキチンと伝える(でないとリスナーが???になるから)

今回はライブイベントなどの情報をDXの力でより、効率的に発信することで運営側の負担を軽減し、知りたい側の利便性を高めるサービスを考えている奥村さんのアイデアを紹介。

番組は5分(オープニングとエンディングを加味すると4分ほど)なので、伝えられることが限られる。

毎回、原稿を用意してくださるのは事務局と愛媛県。私は原稿を読むだけ。
だから読み間違えないよう、聞きやすさを考慮した適切な速さを意識して収録は終了。

早速、その場で編集が始まり待つこと数分。「40秒長いですね・・・。」とディレクター。
この40秒、無意識だと、あっという間だけど原稿の40秒って数行分。
さて、どうやって削ろうか?となり、状況によっては収録のし直し・・・もある中で、一行ずつ削ってゆく。

南海放送のココ大ラジオ(毎週日曜日17:40から)で覚えたテクニックに、一文(センテンス)を短く、端的にいうこと。
そうすることで、このような編集時に一文ずつ削れる。プレゼンテーションとも同じ技法。

で、4行ほど削り、全体を聞くと尺に収まった!
でも、私が復帰したことなど本編とは直接関係ない一文(20秒ほど)を残してしまい、ゴメンなさい。

そんな放送は10月25日(金)17:55からFM愛媛にて!

2024年9月27日金曜日

資金調達大切。


エールラボえひめ主催のオンラインセミナー「公益事業の資金調達法の基礎・基本セミナー」終了。
県内外から参加があり、オンラインの強み発揮&大感謝!

ちょうど先日、愛媛県職員向けに研修をした時も「公益事業(社会貢献活動)にお金は必要」と伝えた所だったで、話題も冷めずグッドタイミング!と準備をしていたセミナー。

1時間で26枚のスライドを使う。うち、特に重要と紹介したのは3枚。
まずは「資金の種類(寄付、会費、自主事業費、受託金、助成金/補助金)」を知ること。
そして「調達内容(調達したい金額、調達の手段、調達のタイミング、調達後の自走)」を描くことも大切。
最後は「調達後の自走方法(物販モデル、製造モデル、利用モデル、広告モデル、課金モデル、手数料モデル、加盟モデル、受託モデル)」を構築すること。

これらは資金調達の手段であって、“そもそも”調達するには資料や書類などを作成する必要があり、反響が多かったのが「課題とは何か?」「調べるとは何か?」「ニーズとウォンツの勘違い」「目的と目標の勘違い」「スケールアップとスケールアウトの違い」「ターゲットの設定」などの誤解シリーズ。

この辺りをキチンと理解&整理しておかないとエッヂの立った(共感を呼ぶ)公益事業はできないし、続かない。

具体的に採択された助成金についても紹介できたし、基礎・基本セミナーは終了。
次は「発展・加速セミナー」かも!?何も決まってないし勢いで書いてみた。

2024年9月4日水曜日

根拠のない自信から。


講座や研修などで教える場合、説得力&納得力を高めるために「具体的な事例」は欠かせない。決して“いい話を聞いた”で終わらせないために、リアリティを紹介できるのが強み。

(1)朝食を食べても、昼食を食べても腹ペコな子ども達をどうにかしたかった。
(2)昨年末からゲストハウスや歓迎会などでおにぎりを食べる機会が多かった。
(3)3月にはホテル朝食のウリが“おにぎり”で、可能性を感じてアイデア浮かぶ。
(4)食育の一環に「おにぎりを自分で握る」を実現すべく助成金を申請する。
(5)見事、採択されて一升炊の炊飯器、食料など10万円分を購入できた。
(6)ネットでお米の寄付について書くと平岡家から寄付の申し出があった。
(7)「おにぎり百景」と名付け郷土系おにぎり「鯛めしおにぎり」など色々握る。
(8)料理人パパイズム鈴木さんを招き「おにぎり教室」授業で100個以上にぎる。
(9)冬も平岡家からお米の寄付をいただけることになった(今度は新米!)。

これらの間には多くのサイドストーリーがあるけど、助成金などの申請には妄想でも「描き切る」ことも大切で、書き終わった後の「根拠のない自信」は言い得ぬ自己満足感(笑)

そもそも、申請に至るには、それまで散らばっていた「点(今回で言えば、腹ペコな子ども達、各所で偶然に食べたおにぎり、食育などのキーワード)」を紡げたことが背景にあり、妄想でも現実的に書けたのが良かったと自己分析。

相手とストーリーを共有できるかが採択における一つのモノサシと言うつもり。