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2025年5月31日土曜日

8Kなのに8ビット。

解像度を高めよう。

書きながら自問自答と整理。
「事業は細部に宿る。」と言うと、事業アイデアを複雑怪奇にして「間違ったオンリーワン」にしてしまうケースがあるけど(大抵そういう事業モデルは“前提”や“ご都合主義的”なストーリーが多い。)。

事業アイデアはシンプルが良いに決まっていて、特にコミュニティビジネス/ソーシャルビジネスの場合は「共感」がキーワードだから、小さいけど複数の共感ポイントよりも、大きい(太い)一つの共感ポイントの方が分かりやすさを得られると思ったり。
どうだろう、好みかな?

でも、この「大きな(太い)一つ」を作る/探すのは並大抵ではない。
なぜなら古代から事業アイデアは星の数ほど生まれ、全ての事業アイデアには共感ポイントがあるから成立していて、時に“出尽くした感”があるから、誰も目をつけていない極小の共感ポイントを探してしまうのは間違ったオンリーワンの入り口。

でも、仮に共感は10ポイントで得られる場合、小さい共感ポイントを見つけたとしても0.1ポイントだったら、一つの事業モデルに100個もの共感ポイントを見つけなければならない。それは大変、まず無理。

「細部」とはそんなコトではなくて、「解像度(≒具体化)」のことかもしれない。
どんな事業アイデアにもターゲットは存在して、そのターゲットは人であることは分かるけれど、どこまで解像度をあげて具体的にできるか?
もしくはターゲットが事業アイデアを利用するタッチポイントはあるけれど、種別、頻度、金額などの解像度をあげることで事業規模もできるようになったり。

解像度(≒細部)をあげることで聞き手にも伝わりやすくなり、同じイメージを持つことができたら共感に繋がるのかもしれない。

でも、ご本人(当事者)の頭の中では8K(超高精細)な解像度なんだろうけれど、出力は8ビット程度(ドット絵)だから伝わらないんだろうな。
すると、細部と言いつつ、実は言語化も必要ということかな?どうだろう。

西の愛媛、東の東京。


民間との共創研修では、多くの県職員が取り組んだことがない「バックキャスティング」を学びながら事業アイデアを考えよう!を掲げる。

バックキャスティング/フォアキャスティングとは事業構想および着手の方法論で、バックだから(逆引き)、フォアは(積み重ね)で事業を取り組む。

普段はフォアキャスティングだから、バックキャスティングを理解しても実際に事業を構想すると現状分析から一つ一つ積み重ねて・・・あぁ、このままではフォアキャスティングだ。と、気付く(笑)。

現状分析はどちらにせよ必要だけど、改善を積み重ねてたどり着くゴールは「予測された未来」。
一方で「描きたい/叶えたい未来」から逆引きするのがバックキャスティング。
*どちらが良いか悪いかの話はなく、事業に合わせてどちらでも対応できるた方が良い。

ただ、どちらにも注意点はあり、フォアキャスティングの注意点は「アイデアが消極的になったり、視野が狭くなったり」することがあるし、バックキャスティングにも「描いた未来と現実との隔たりが大き過ぎると失望したり、やる気が続かなかったり」という注意点がある(笑)。

そんな凸凹を乗り超えて、9つの共創に相応しい事業アイデアが出たのだけど、やはりフォアキャスティング的だったと思わざるを得ない事業アイデアが多かった。
予め「振り切った、ぶっ飛んだ事業アイデアを期待します!」と言っていたものの、染みついた思考は突然変わらない。

でも、その中で「砥部動物園でパンダを飼おう!」というアイデアはバックキャスティングな発想で面白かった。

現状分析をすると、和歌山のアドベンチャーワールドからパンダが中国へ返還されると西日本ではパンダがいなくなる!

そこで西の愛媛、東の東京という切り口でパンダを飼い、砥部動物園、ひいては愛媛県の観光に寄与しよう!という内容。
年間1億5000万円の維持費が必要とのことだったけど、来場者増で賄えると言ってた(笑)

2025年5月30日金曜日

ターゲットは深く、マーケットは広く。

朝散歩をしながら反芻

「ターゲットは深く、マーケットは広く。」
は、誰に向けたサービスや商品なのか?
トコトン深掘りすると一見、対象者がドンドン絞られて(大丈夫なの?)と不安になるけど、最後には必ず“具体的な誰か(顔など思い浮かべられる)”に落とし込めるから、確実に“その人”には刺さるはずになる。

例えば、路線バスが撤退した山間地域にオンデマンドタクシー/バスを走らせよう!というアイデアでは、思い浮かぶターゲットは交通弱者という人たちだけど「それは誰?」となる。

「シニアです。」となったら「どんなシニア?」と尋ねれば、免許を返納した結果、交通手段がない70歳以上と考えるのはいいけど、まだ弱い。

免許を返納した70歳。持病の通院は週2回、買い物も週2回、通院と買い物のために毎週2回、松山で暮らしている娘に電話をして来てもらっているけれど、毎回の連絡に申し訳なさ、気が引けながらも、何とかならないのか?と悩んでるお婆ちゃん。

となると、単にシニアと言う言葉から生身の人間を想像できる。
すると(そう言えば、隣のお婆ちゃんも似たようなコトを言ってたな・・・)とか(ニュースで似たような取り組みを見た覚えがある・・・)に繋がるかもしれない。

ターゲットをトコトン突き詰めることで、ペルソナ化された人物は年金額から週2回の買い物内容、所要時間、娘さんとの行き帰りの車中での会話などまで想像/設定できる。

想像した/ペルソナ化されたターゲットは一人だけど「確実に刺さる」ことが大切、そこまで突き詰める。

(いやぁ、そんな人、他にはいないでしょう)と思うかもしれないけど、企画者が知らないだけで必ず存在するので、マーケット(ターゲット)に広がりはあるよ。という意味。
フワッとしたターゲットになったら、フワッとした事業にしかならないので要注意。

2025年5月25日日曜日

6つのまちの【くだもの自慢ピクルス】を取り寄せた!

各地にお配りして営業活動!

2年間、携わった「6つのまちの【やさい自慢】【くだもの自慢】ピクルス」プロジェクトが3月で終わり、4月16日から発売開始となった【くだもの自慢ピクルス】(【やさい自慢ピクルス】は販売終了)。


発売から大忙しだったGOOD MORNING FARMさん、発売から1ヶ月が経ち、少し落ち着いたとのことで【くだもの自慢ピクルス】を取り寄せる。

伊台・五明こうげんぶどう/カラマンダリン(松山市)、キウイ(伊予市)、イチゴ(東温市)、リンゴ(久万高原町)、イチジク(松前町)、七折小梅(砥部町)と6市町が自慢したいくだものを「お酢+梅シロップ+シナモン少々」に仕上げた甘酸っぱいピクルス液が特徴の商品。

試作品の時はヨーグルトやクラッカー&チーズに乗せて食べたけど、商品になったのは初めてだから、どうしようかな?チップスだけど、水気を取ったヨーグルトにクラッカーを添えて&乗せて食べたら「フルーツピクルス on チーズケーキ」だった。

「フルーツピザ」なる味も教えてもらったので、やってみようかな!すると日常的で毎日食べる味ではないけど、誕生日やお祝いなどハレの日に使いたい「とっておきの味」と言う立ち位置でいいじゃないか!と思えた。

でも、ココまでの道のりは平坦ではなく、全てはGOOD MORNING FARMの気概で乗り越えた感じ。
自然の恵みが相手だから、当初予定だった素材からの変更も余儀なくあったし、収穫量の問題も出たし、それらを乗り越えても今度は、魅せる技術力と言う売れる or 売れないの生命線を渡り歩き、渡り歩いたとしても、最後には値段というゼロから積み上げると大量商品より高い値段になってしまうのが6次化品の宿命。

だから、値段以上の付加価値を魅せる必要があり、6市町のお墨付きだったり、GOOD MORNING FARMさんのこれまでの実績だったり・・・色々考えたなと。
お疲れさま!


2025年5月24日土曜日

授業なんだもの、楽しく学べ!

事前にアイデアを複数考えてきた学生もいた。

松山東雲女子大学での「松山あげ×FM愛媛コラボスイーツ授業」のアイデア出し授業
  • 絶対思いつくわけが無い!って思っていたけど、意外と色々に思いついたので楽しくアイデアを書き出せました( * ֦ơωơ֦)
  • スイーツを考えたのは初めてだったので楽しかったです。
  • 様々な視点から考えました。特に若者に刺さると言う面でいいアイデアが考えれたと思います。
  • 色々なアイデアを考える時間はないので楽しかったです。
  • 松山あげのコラボ商品を考えるのは色々なアイデアが出てきました。
  • チーズボールだと食べ歩きも可能なので若者に人気が出そうだと思います。
  • 「松山あげ×出汁」というスイーツとは程遠い味をコラボスイーツにする考えはとても面白かったです。
  • いざ商品を考えようって言われても考えられるかな?と思いましたが、アイデアが出せて楽しかったです。自分の考えたアイデアが採用された時絶対買いたいなと思いました。
  • 甘いものが好きなので、それを活かしてあげぱんが作れたので良かったです。
  • すごく自由に考えられて楽しかったです
  • いなりでスイーツを作るのは考えたこともなかったので難しかったですが、考えてみると意外にも美味しそうなものが浮かび上がって楽しかったです。
  • 商品開発を考えたりする機会は普段ないので面白かったです。

色々な教え方があるけれど、私は「先ずやってみる!」が好みで、情報に振り回されて“頭でっかち”で発想したアイデアは「悪くもないけど良くもない。」こと多し。

授業なんだもの、「振り切ったアイデアでお願いします。」とハッパをかけたのだけど、学生達はワーワー言うわけでもなく、静かに考えては記入するから(苦戦してるのかな?)と、記入用紙を覗き込んだら、ビッシリ書いてるし、中には記入用紙に線を入れて2案書いてる学生もいて、静かにアイデアに燃えていた件。

やはり、自分をペルソナ化してターゲットにしたのが良かったのかな?
次回はアイデアをブラッシュアップして発表!楽しんで学べ、学生達!

2025年5月21日水曜日

刺され!私たちに。

いなりアイスという新商品をイメージしてもらった。

「“松山あげ”を使ったスイーツを考えよう!」となった女子学生たち、ただ前回のように、企業が自分たちをターゲットにしていることすら知らない(≒刺さってない)ことに驚いた彼女たち。

それならば「自分たちをペルソナ化」することで、「こうすれば私たちに刺さる!届く!」なヒントを提供する

例えば、学生たちがスイーツを買う価格帯は300円/個以下が最も多く、400円/個以下が次点だったり。
そして、300円以下、400円以下で購入しているスイーツは「ケーキ→アイス or 和菓子」という順番。意外と和菓子(団子など)が好きな子が多く、たぶん今回のクラスの特徴と思う。

どんな時にスイーツを購入するか?は、疲れたり&嬉しかったりなどの自分へのご褒美が75%。

そんなご褒美スイーツも含めたスイーツはどこで買っているか?と尋ねると、コンビニ or スーパーが最も多かった。

そんな彼女たちの情報源は毎日、LINE、Xを使っていて、Instagram、TikTokでトレンドをチェックしている。

すると、こんな女子学生像かもしれない・・・。
テストに向けて好きな推しも抑えて勉強に励んだ結果、テスト結果は良かった。頑張った自分にご褒美!と、近所のコンビニへ行き、普段は買わない一個400円の限定販売スイーツをゲット。
Instagramに買ったスイーツを投稿して共感者と味や感想を分かち合う女子学生。


写真は参考までにAIに描いてもらった私のアイデア「いなりアイス」。
微妙だけど、ココからまた違うアイデアが生まれるから!

2025年5月20日火曜日

金がないなら知恵を絞れ。

また会えたらいいね!

山口県田布施町麻里府地区でのワークショップに参加したのが4/26-4/27。
そして、その後のフォローミーティングが先日行われて、メンバーと久しぶりの再会。
顔を見ると楽しかった26時間が思い出される。

フォローミーティングは諸々が落ち着き、改めて過ぎた日々を振り返り、ワークショップの目的であった「探究学習」について、何をどうすれば実現しそうl?の意見交換。

「海遊びをしたらいい。」「ブロッコリーの木は麻里府・馬島の宝」「2階からの景色は良かった。」などの意見に、(そうそう!)とオンライン上でアクションを送る。
魅力資源が豊富なだけに、いろいろなアイデアが山積みになり、いい雰囲気。

でも、その一方で「活用するには資源が必要」で、「やはり“お金”は大事」と意見を述べる。
どんなに素晴らしいアイデアが出ても、最後は“誰がするか?”という人の問題がある。
1〜2回はボランティアなど善意に支えられたとしても継続にはお金は必要となる。

そのために資金調達は必要で、主催の公司の小田さんも助成金を活用していたけれど、申請の度に規模や質、成果などをアップグレードしなければならず、ご苦労されている様子。

助成金や補助金の目的は自走なので、継続を念頭に申請するなら、手段はバックキャスティングで事業構築かな。

でも、最初から助成金ありきの事業は、実績も成果もない場合、ハードルが高いので、先ずは小さな実績と成果、経験を積み重ねること。遠いようで確実な近道。
まずは自分たちが動ける範囲に取り組みにとどめ、お金がないなら知恵を絞り、絞り出したアイデアを磨くこと。小さい取り組みだから隅々まで自分たちの色を出せる。これ大切。

1時間のフォローミーティングはあっ!と言う間に終わってしまったけど、この機会に得られたことを自分にフィードバックして活かすことこそ、参加したメリット!

2025年5月12日月曜日

いつも子ども達が示唆してくれる。


2025年1月にライフスポーツ財団に助成金を申請し、そして、3月25日に採択通知を受け取る。

そして、同じく2025年1月に森林環境保全基金事業へ申請していた事業が、4月21日に採択されたという通知が届く。これで今夏もココ大付属学園で子ども達と一緒に木工体験ができる!

採択された事業は「プレミアムケース」と名付けた鑑賞もできるフレーム。
このアイデアに至った経緯は、子ども達が持ってくる(ポケモンなどの)カードから。

子ども達はカードを箱に入れて持ってくるのだけど、カードの中には「お気に入りのカード」があり、見せたいのだけどたくさんのカードに埋もれているし、紛失の可能性もある・・・と彼らなりのジレンマもあり、「じゃあ、飾ったら?」と言ったら「そういうのがあったら嬉しい。」と言うのが発端。

子ども達の発言や行動には示唆が多い。

すると(カードだけでなく、色々と飾ることができるよね?)と自問自答する。
美術館の入場券、神社仏閣の拝観券やお札、旅先の思い出(レシート、メトロカード)、思い出のチェキ、絵葉書など、横展開は無限に広がる。

ただ、ここまでは妄想なので、妄想からどうやって現実に落とし込むかと、毎回お世話になっている木生活の宮浦さんに相談すると「できますよ!」という返答に、言語化して申請書完成!その後の採択につながる。

訴求のポイントは3つ。
(1)男の子でも女の子でも工作、活用できること。
(2)床に置くモノは捨てられる可能性があるので壁を活用すること。
(3)保護者も喜ぶこと。

コトの始まりは子ども達。
彼らの小さな声に耳を傾けると、気づかなかったコトが見える!

2025年5月2日金曜日

何をしようか?何ができるか?


子ども達への探究プログラムの要は「子ども達の好奇心(≒学ぶ意欲)を引き出すこと。決して押し付けないコト」と思っていて、そのためには「大人自身が楽しめるか否か?」が先ずは大切。私だったら・・・という意見を縦横無尽に伝える。

テーマを【自然とアートとの共生&感性の育み】と掲げて。
  1. 漂着物を拾って漂着するまでの物語を考える。
  2. 漂着物で“麻里府博物館”を開く。
  3. (尾道市の石に猫の絵を描いて所々に置くように)石に魚などを描いて飾る。
  4. 子ども達による海や山、道端で見つけた面白いモノを描いて展示する観察図鑑をつくる。
  5. 海藻などで“しおり”をつくる。
  6. シーグラスでアクセサリーをつくる。
  7. 馬島でみた食べられる野草を使った「野草料理教室」を古民家宿のキッチンで行うことで、外国人に多いベジタリアンなどもターゲットにする。
  8. 麻里府地区と馬島でカレンダーをつくるための写真教室を行う。
  9. 要害山山頂にある“ブロッコリーの木”を活性のシンボル化する。
  10. 古民家宿の一階をコミュニティスペースをして開放し、旅人と地域の人々が自由に行き交い、交流できる“縁側”機能にする。宿泊者も1階に下りてくれば交流が自然にできる。
  11. コミュニティスペースには子ども達の創作物、本などが置いてあり“何もしなくても”ゆっくり過ごせる雰囲気がある。
  12. 古民家宿の2階は宿泊専用エリアにして1階と2階のプライベートを保つ。
  13. 古民家宿のキッチンスペースは広いので近所のお母さまたちによる「料理教室」を開く。
  14. 地域の伝統や文化の継承&伝承に昔遊びを麻里府地区のシニアたちを先生に学ぶ。
と、アイデアは無尽蔵に出てくるものの、何をするにもリソース(ヒトモノカネジカンなど)は消費するので、「先ずはお金のかからないコトから始めるべき。」と私的にまとめる。
子ども達(時に保護者も一緒)に好奇心を育み、麻里府・馬島に興味関心を持たせること大事。

一回や一年のイベントとは違い、10年以上持続させるなら資金調達をはじめ、仲間集め、協力者、賛同者を集めること、そして発信し続けることも大事。

2025年4月17日木曜日

あの駅に願いをこめて。


松山のアパートを出発して東京宅まで200分超だったのは、まずは飛行機の出発遅延(前便到着遅れ)&羽田空港混雑で上空待機もあり100分超えのフライト。

その遅延の影響でモノレールかな?京急かな?と悩むも到着時間が京急の方が早いと路線アプリの助言で京急に乗ったら、走行途中に「緊急停止します!」のアナウンス。
急行だったから手すりに捕まらないと姿勢を崩す勢いで停止。

「前方の踏切で緊急停止信号が確認されたので、安全確認をとります。」に車内はざわつく。
外国人も多く乗っていたので、「What's Going on?」と不安そうな顔。
こういう時って日本語でしかアナウンスされないと知る。
2-3分後「発車する見込みです。」に安堵。大きな荷物を持っていた外国人たちは唖然な表情。

3本目の電車へ乗り継ぐために連絡通路を歩いていたら、本屋さんがあり、眺めながら歩いていたら「あの駅に願いをこめて_南大沢編」が置いてあったので(あっ!)となり立ち止まる。

以前から気になっていた京王電鉄が仕掛けた「小説×街歩き」の読み切り小説。累計8万部。
第一話が「吉祥寺」で、(やられた感=伊予鉄道、JR四国でもできるはず・・・)唸った企画。

その第二話が「南大沢」で、実は最寄駅は南大沢駅。
気になっていた理由は(そのうち、映像化されるだろう)と思っているから。
連ドラ「Silent」で話題になったのは小田急電鉄の世田谷代田駅。

その二番煎じだけど、京王線ユーザーとしては物語が身近に感じて映像が目に浮かぶ。
そして、これが松山市駅、下灘駅だったら・・・と思うと、面白くなるにきまってる!

36ページなので早速読み始めたら、あっという間に南大沢駅に着いていた!慌てて下車してセーフだったものの、良い子は真似してはいけません。でした。反省。
でも、いい内容だった。非売品。

2025年3月25日火曜日

7,000回目の日記。

どこを見ている、どこかを見ている。

どうやら、5,000回目の日記から6,000回目の日記まで18ヶ月間(2022年5月から2023年11月)かかったよう。
そして6,000回目から7,000回目までは16ヶ月間(2023年11月から2025年3月)かかった。
ちなみに一番最初の日記は2011年1月26日、たしかこの日は、ココ大の登記日だった記憶。

7,000回も綴っているものの、その多くは(そんなコトがあったんだ!)と、読み返して思い出す&気づくことばかり。
まったく“どこを目指そうとしているのか?”と言う感じだけど、自分が書きたいだけなのだから、どこでもいいんじゃないか・・・という感じ。

最初こそ、誰も知らない&分からないココ大を知ってもらいたい一心で綴っていたけど、いつの間にか力も気も(良い意味で)ヌケてしまい、日々の心情などを書き綴ること=ココ大=愛媛への可能性&期待などに満ちた感じ。

今さら、何か新しいコトを・・・はないけど、できれば10,000回目まで書き綴って(この調子で行くと2029年、遅くとも2030年に到達かな?)、過去の10,000回から印象深い日記を選んで自費出版ができたらもいいかも・・・と妄想。

と、言うのも時々、(この内容、自分が書いたの?別人が書いたみたい!)と、自分でも驚くほど示唆に富む内容があり、残して起きたいと思ったから。
何かが憑依していたのか!?

14年目に突入。明日は7001回目、そして7002回目。
ほんと、どこを見ているのか?どこかを見ているけど自分でも分からない。
まぁ、でも、それでいいのかもしれない。
今日もきっと何かを感じて日記のネタにするんだろうなと。

2025年3月15日土曜日

妄想&想像&構想。


もう、これらのチョコレートはない。
でも、こう言うことだと思う。これまで何度も妄想&想像&構想したけど実現に至ってない一つのアイデアが「愛媛(地域)を模ったお土産開発」。

それも私の場合はフィルム・コミッションなので「ロケ地」とか「地域資源」をモチーフに開発できないか?を10年以上温めているけれど妄想&想像&構想の域を出ていない。
ちなみに「ご当地モナカ」もその一つ。

魚(鯛?)、桜、栗、富士山プリント、ミカンなどを模ったチョコレートの中には、味に変化を出しているものあれば、ゼリーや求肥が入っているものあり面白かった!

愛媛を模るなら「ミカン、ミカンの花(県花)、鯛(県魚)、カワウソ(県獣)、島、松山城、道後温泉、路面電車、駅など」かな?
富士山のチョコは表面にプリントしてあり、“この手”のチョコも結婚式などで多くなった。

でも、模ったチョコは諸々の費用が必要で原価が高なる。だから、写真のように一つ一つ違う形ではなく、四角型で包み紙に「ロケ地など」の地域情報を印刷するのもアリ。
“その手”のチョコレート土産は北海道などでよく見かけるけど、観光地など美しい所の紹介であって、ロケ地はない(と思う)。

大きめの板チョコ(味はミカン味とか)の包装紙にロケ地情報などを記した土産もアリと思うし、食べた後に手元に残るよう、ロケ地情報などがプリントされた缶に入ったチョコ(この場合はフツーのチョコ)でもいいかも。

いっそのこと、板チョコなら正岡子規の横顔とか「坊っちゃん」に登場するメンバーを模ったチョコとか加藤嘉明を模った歴史系チョコもいいかも。

あっ、みきゃん、ダークみきゃん、こみきゃんを模ったチョコレートはあるのかしら?
確実に売れますな、作ろうかな?と、また妄想癖がモクモクと。

2025年2月17日月曜日

ハッシュタグの実験。


しばらくフィルム・コミッションを中心に続けていたnoteだったけど、2023年に止めてしまい一年が経過。

特に困りごともなく、再開予定もなかったけど、「noteユーザーにも発信したほうがいい!」と勧められて、フィルム・コミッション中心から、学長日記の内容まで広げて載せよう!と2024年12月に再開。

そして連続投稿が50日(100記事)を超え、noteが誉めてくれた。noteはこういうモチベーションを鼓舞する仕掛けがいい。

今でこそ学長日記は500件〜1,000件/日の閲覧数だけど、最初は0件だったから、(頑張らなきゃ!)という気負いはせずに、興味関心のあるnoteユーザーにも知ってもらえればと言う感じ。

noteに掲載する際に、一つ挑戦しよう!と思ったのは「#ハッシュタグ」で、14年続く学長日記では一度もつけたことがないハッシュタグをつけたら、一年後に何か変化があるかもしれないと想像して、つけ始める。

毎回の記事に#市民大学、#いよココロザシ大学、#泉谷昇などのハッシュタグをつけると、学長日記は年間700本以上なので、2025年の12月には#いよココロザシ大学、#泉谷昇などのハッシュタグのがついた記事が700本つく計算。
これで変化が一つも起きなかったら、この先も何も起こらないだろう・・・と実験。

“ほぼ”同じ内容がブログ、Facebook、note、ラジオ(南海放送)で発信されることになった。手間は増えたけど、毎日のことに+5分程度のこと。
NHKのひめゴジは隔月(次回は2月25日(火)17:05から)だしフィルム・コミッション専門。
常日頃から「発信は大事!」と伝えてるから、自ら実践しないとね!という話。

2025年1月14日火曜日

4年目のNPO・ボランティア論。


「ほんとですか!?そんな授業受けたいです!」
「ホント!?興味ある?」
「だってテストがないんですよね?ボランティア実習でいいなら、いいよね?」
「うん!何限目の授業ですか?」
「月曜日の5限目と思う。」
「ありがとうございます!」
と、リップサービスでも興味を示してくれたのは今冬にココ大付属学園に参加してくれた松山東雲大学生。

1月は4月から始まる松山東雲女子大学での授業内容を検討&提出する時期。
担当する「NPO・ボランティア論」も4年目となり、テーマ(=応援ボランティア体験)や構成(=実践型授業)は変わらないものの、詳細は私自身もワクワクしたくてバージョンアップに余念がない。

自己紹介は“推し”でしてもらおうかな?とか、応援ボランティア体験では実際の商品やサービスで検討してもらおうかな?とか、ロケハン体験を通して地域の魅力再発見は変えずとか、ココ大付属学園夏休みでのボランティア実習もイキとか、体験を通して自らボランティアを企画するに必要な発想術は昨年よりコンパクトにシンプルにしようかな?とか。

テストがない分、60時間のボランティア体験が必須な学生。
だから、そのボランティアがつまらなくては、その後に(ボランティアなんてつまらない!)と思われたら困るので責任重大!

アレコレ考えていたら、煮詰まってしまい(散歩しながら考えよう!)と、4,000歩以上歩いて、昨日も1万歩を超えて安堵。
17時前の夕暮れ時、夕陽から放たれた光彩がハッキリしていて何だか得した気分。

授業へお招きしたいゲスト企業からも快諾いただき、学生達の興味関心をひく授業になりますように!

2025年1月13日月曜日

子ども相手でも。


思いつけば(そうだよね・・・)となるし、よく考えれば・・・と納得もする。
しかし、「知る 」前は、そのような考え方や発想に至らず、思い浮かばないのがアイデア。

経験や事柄との化学反応、無意識な意識による突然の閃き、アイデアの発展、会話からの着想など、発想に至るまでには様々な「きっかけ」があることに気づかされる、は後付け。

市販されているレゴ基盤の中で最も大きいモノを数枚持っているけど、子ども達には提供していない現在。

その理由は、大きい(40cm四方)ので割れたり折れたりしそう・・・という懸念があったから。
レゴ基盤が壊れたり割れたりすることは、遊ぶ上ではフツーで想定の範囲内(既に壊れて割れているモノ多数)だけど、大きな基盤では創作スペースも必要なため控えていたのも事実。

今回の発見は「迷路(作り)」だった!
基盤に既存のブロックでビー玉などが通る道を作り、分岐なども作り、対角線上にあるゴールを目指すというもの。

小さな基盤では迫力もないけど、大きな基盤なら面白みも迫力も演出できるかもしれない!子供への企画でも考え抜くことができた。

そして、タイルを敷けば滑りやすい道ができるし、からくり装置も設置できる。
アイデアさえあれば、あとは想像して膨らませるだけ(≒深化)だ。

実はIYO夢みらい館で「(勝手)レゴクラブ」を考えていて、自由な創作ながらも何かテーマを持った創作ができないか?と思っていたので、迷路づくりなら参加者ごとにオリジナリティが出せると確信。

連休中の宿題を一つずつ片付ける。

2024年12月12日木曜日

企画を考えた!


「缶つま創作ツマミ選手権(仮称)」
を考えてみた。

【対象】不問(性別、年齢、居住地などに関係なく、誰でも参加できる)
【部門】スイーツ部門、加熱部門、非加熱部門
【内容】缶詰を使った創作料理
【目的】缶詰の可能性を無限に広げて伊予市、松前町をPRする。
【条件】どの部門でも300秒(5分)以内で作れること。
【応募】缶詰を使った創作ツマミを写真に撮り、応募フォームから必要事項を入力の上、送信
【審査】誰でも同手順で再現できること、見た目、コストなども考慮
【成果】非常食、キャンプ飯、時短料理の分野を牽引する。
【表彰】金賞、銀賞、銅賞、特別賞。賞金ナシ、レシピ公開など。
【協賛】要検討
【運営】ボランティア(有志)を基本に最低限のコストで運営。
【野望】海外へ広げツマミ(TSUMAMI)をFUTON(布団)のように世界標準語にする。
【特記】IYO夢みらい館で創作ツマミの創作したら、そのままエントリーできる授業を行う。
【ほか】「国内外の缶詰のパッケージデザイン」も合わせて表彰するのはどうか?

どうだろう?
缶詰の面白さを知ったのは「愛顔の食卓」の時。あれから8年ほど経ち、「缶つま本でつくるツマミ授業」を2回したけど、やはり面白かった!

「IYO夢みらい館で創作ツマミを創作後にそのままエントリーできる授業」があればエントリーも多くなるのでは?と妄想。

缶詰を使った「スイーツづくり」は未だ経験がないから、未知数だけど面白そう。
この面白さが珍味の郷、伊予市や松前町のPRに繋がればサイコーと思ったのだ。

2024年12月11日水曜日

2024年の授業が全て終了!

IYO夢みらい館から出ての授業もアリかも。

2024年は「初夏に本とスパークリングワインの夕べ」から始まり、「市民先生養成講座_資金調達編」を前編と後編で計2回、「ギコギコトントン木工作」「続・体に優しい万能タレづくり」「晩秋に本とスパークリングワインの夕べ」「図書館に泊まる」「缶つま本でつくるツマミ」の計8種類の授業をIYO夢みらい館で実施。

「続・体に優しい万能タレづくり」は、第1回目の授業(2011年6月4日)から数えて700回目という節目の授業になる。そして2024年は703回の授業で終了。

授業をコツコツと企画運営し、参加いただけているのは共感の賜物でしかなく、協力者、関係者に大感謝(涙)

「来年も面白い授業をお願いします!」と、IYO夢みらい館夢みらい館。
すると「本とスパークリングワインの夕べ」と「図書館に泊まる」は、協力者&関係者から同意が得られれば年に2回できるかもしれない。

「続・体に優しい万能タレづくり」は前回の授業時に「来年、会いましょう!」と話して解散したから実施予定。
「缶つま本でつくるツマミ」は趣向を変えようかな。
「ギコギコトントン木工作」は助成金次第。

残るは「市民先生養成講座」だけど、3年目はお休みしてもいいかもしれない。
すると、新授業がゼロなので「レゴ授業(仮称)」をしてもいいかも。
スクラッチなどのプログラム習得ではなく、仕組みや構造などの基礎を好きなフィギュアを選んで学ぶ内容とか。

「映画夜話(仮称)」で、好きな映画の小物を持ち込み、作品の魅力を語り合う授業もいいかも。紹介された映画を見たい!と思わせたら成果。

2024年11月21日木曜日

ブランドを構築したいです。と。


「一匹丸ごとの鯛ですよ!」だったら「お祝いの席にピッタリ!」
と言い換えれば響くかもしれない。
「ウロコ取ってますよ!」だったら「台所を汚さない、まな板不要!」と言い換えれば響くかもしれない。
「予め蒸してます!」だったら「ロースター使いません!汚れません!」と言い換えれば響くかもしれない。
「三度おいしい!」だったら「カシラは鯛めし、身はほぐし、ヒレは鯛のヒレ酒でどうぞ!」と言い換えれば響くかもしれない。

鯛に限らず、メーカーや生産者、当事者は思いが強いから自分達が考えた自社商品、サービスをPRしてしまいがち。だけど買うのは自分達ではなく、お客さん(第三者)なので、お客さんの立場からお得感を発しないと届きにくいのは当たり前。

「商品やサービスの特徴とニーズ・ウォンツは直接結びつかない。」は本当で、同じ商品やサービスなのに意識・視点がズレてるから。変換さえできれば直接結ぶつく。これも本当。

毎回の発信がお客さんにグサグザ刺さる&響くようになると「好みの店、好みのサービス」と認知されるようになり、(私を裏切らない店、サービス)となり、リピーターになり、ファンになる。

これは、お客さんが店やサービスへ対しての信頼、約束(≒ブランド)であり、メーカーや生産者、当事者だけでは限りあるPRなどの拡散をお客さん自身も加勢してくれる。
これがクチコミであり、クチコミは家族や友人など親しい人へするので相手も受け入れやすく、結果、ブランドは広がっていくのである・・・と考えながら歩いた朝散歩。

2024年11月17日日曜日

で、閃く!


“何か”ないかな?と気分転換に散歩。1日1万歩の達成は1日2-3回外出しないといけないから外出する動機を作らないといけない。
散歩も終盤、駅前で古本市が開催されていたのでブラブラと眺めていたら、洋書コーナーに「レゴの本(1500円)」を見つける。レゴを使った物理や工学ができないか?と思っていたからヒントを得る。

そして、「スターウォーズのアートブック(2500円)」もあった。EP1からEP6までのアートボードなどで高校生の時に購入した本の拡張版という感じ。実家に未だあるかな?
思いがけないワクワクに満足して、妻のリクエストに買い物をしようと店に入り、カルディのコーヒー試飲を差し出されたので一杯飲んで、喉の渇きを潤し、買い物前に本屋へ移動して、物色。

ブルータス、ポパイなどの雑誌では映画・名画の特集。旅行雑誌を見ても映画のロケ地などの紹介。
で、閃く!私たちはフィルム・コミッションだから、撮影の川上に居ることを指摘されてきたけど、その川上の価値やアドバンテージをイマイチ理解していなかったと。

だけど、閃いたアイデアはフィルム・コミッションしかできないから、イケる!?と思い、卵などの買い物をササッ!と済ませて、閃いたコトを忘れてないよう早足で帰り、急いでメモに残す。

歩数は計13,000歩になっていてクリア。気分転換ででかけた結果にアイデアまで得て良い休日だった件。

2024年11月9日土曜日

書きながら妄想。


届いたメールには「(提出された)事業報告書に過不足ありませんでした。」と書いてあり、満額請求で事業終了!振込日のお知らせもあり一件落着!

今年度請け負った事業の一つ目が終了!
年内にはもう2つの事後が終了予定だから残り5つ!事業を任せていただけることに感謝。今年度は8つの事業を遂行中。
とは言え、請負事業だし零細事業者だから事業査定および精算後に事業費が振り込まれるから、ヒヤヒヤしたけど、これから徐々に財政状況は回復していくはず!

そんなホッとひと息もつかの間、1月からは2025年度事業の提案や申請が始まり、11月に入りアイデア出し&練りが始まる。助成金も出したいから該当する助成金のリサーチも始めなきゃ。

今夏は暑すぎて、子ども達は外で遊ぶことを阻まれ(熱中症など防止)たし、プログラミングや英会話などを子ども達に学ばせようとする意欲が高まる一方で、習いごとは2個(種)、月額14,000円以上かかり、「体験格差」が生まれているのが事実。
ココ大付属学園でも100kg以上のレゴがあるから何かできそうな気がしてならない。

他にも愛媛県には引き続き、映画映像作品の撮影を誘致しなければならないし、エールラボえひめでは引き続き、自己実現の1歩を踏み出せる相談やフォローが必要だし、6市町で取り組んでいる特産品を活用したピクルスは野菜編が終わり、フルーツ編が始まる。

これにIYO夢みらい館で行うココ大授業もある。
定番人気授業は根付かせて、エッジの効いた新しい授業も開発しなければ!
IYO夢みらい館でもレゴ授業をしようかしら?何となく思いついた土曜日。