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2020年2月29日土曜日

第二ステージへ。

うるう年、1日得した気分。昨年6月8日に富士教材さんの屋上に開園したUrbanHarvestの1年が終わりました。夏はピーマン、ナス、カボチャ、トウモロコシ、エダマメ、トマト、メロン、スイカなどを育て、冬はブロッコリー、レタス、ハクサイ、コモチキャベツ、グリーンボール、ニンジン、ミニダイコン、ホーレンソウ、コマツナ、ソラマメ、イチゴ、コロッセオ、ルナ、メルカート、タマネギ、オイスターリーフ、ウィートグラスを育てました。

屋上農園は「屋上は日射し最高、風通し最高で無農薬でも立派に育つ」と証明しました。夏の暑さは心配でしたが、プランターの底に水を貯められるタイプを活用したので乗り越えることができました。予想外だったのは「鳥害(スイカ、メロンなどがやられました)」でしたが、テグス糸を張ることで【ゼロ】になりました。あとは台風の脅威!田村さん達がプランターを縛り固定してくれたことで難を逃れました!大感謝!

事業化のポイントは「収量を増やして販売に繋げるか?」「飲食店が希望する希少野菜を育てるか?」もしくは「地域のコミュニティの場として醸成するか?」と分かる。と、言うのもキュウリが3本100円、ハクサイが1つ100円で買える現状はプランター産ではかなわない。コミュニティの産物として野菜や果物が実る、それが都市の実りと名付けた「UrbanHarvest」。写真はウィートグラス(小麦若葉)、次ステージへ!

2020年1月13日月曜日

ベジタリアンでもなく。

「霜が降りなければ実は成ると思いますが、難しいでしょうね・・・」と専門家の意見がありましたが、余った苗をUrbanFarmersに植えていただき、放っておいたら(相変わらず無農薬なので)トマトが実り始めた件。暖かさと遮るものがない日差しの強さが要因と思いますが、スゴいよねと。問題はトマトが実る様子を観察するのは大好きですが、相変わらず食べるのは苦手でして・・・。

「ベジタリアンになったんですか?」と言われますが、全く違います。肉も魚も卵もジャンクフードも食べる「雑食」です。最近のトレンドは「フレキシタリアン」のようですが、そんな境地へも行ってません。これだけ多種多様な生活様式、趣味趣向が異なる中で画一的な価値観にとらわれない「選択の自由(おいしい選択肢)」が欲しいと思っているだけ。美味しいと思うものを食べたいのだ。

美味しいものがヘルシーだったら更に良い訳で、更に言えば身近にあればもっと良い訳で「育てて食べる」って極上の価値だと実感。手間はコストだけど、価値に変換できるよう試行錯誤がUrbanHarvest。それにしても葉は分厚く、色は鮮やかで、味は濃く、歯ごたえ十分の野菜を食べると嬉しいから不思議。冬野菜編も残りわずか、四季を感じられるのもいい。

2020年1月7日火曜日

大きく膨らみ伸びる。

2020年最初のUrban Harvest。暖冬なのか?1週間ぶりに訪れると葉は大きくなり、実は膨らみ、枝は伸びていた。冬野菜は葉物(コマツナ、ホウレンソウ、グラスウィード、ハクサイ、レタス、イチゴなど)や根菜(ニンジン、タマネギ、ブロッコリー、メキャベツ、ソラマメ、ダイコンなど)が多く、写真からはわかりにくいけど緑色が濃い。屋上で無農薬野菜がモリモリ育つ事実。

年末に「お米!あっ!もち米を育てて収穫して餅をつけたらサイコーじゃない?」と意見をいただく。お米は西予市などから美味しい新米をいただけるので(笑)、もち米を育てることができたら素晴らしいかも!一般的な野菜を育てるのもいいけど、ハーブや普段の食卓には並ばない珍しい野菜などを育てた方が話題になって面白い。プランター単位だから色々育てられたらいいな。

夏野菜の時にスイカやメロンなどがヤられた鳥害は一切ナシ、これもスゴい。ただアオムシがハクサイを食べ放題(笑)美味しい証拠ですが・・・。レタスには害なし。不思議なのはアオムシは一体どこからやってくるのだろうか?都会ではミツバチを飼育してると言うけど松山でもできるのだろうか?机上では分かるはずもなかった都市型農業の模索は今年も継続!

2020年1月4日土曜日

その先は。

先日「グリーンコミュニティ賞(いよぎんビジネスプランコンテスト)」を受賞したUrbanHarvestは、都市型農園の可能性を見極める目的で始め、実践の中でノウハウや方法を蓄積中。と思いきや!世界では爆速で都市農園が広まっており、スピード感が全く違うと実感した件。2050年には人類の80%が都市部で暮らすと言われていたり、パリでは今年、世界最大の屋上農園が誕生予定だったり爆速・・・。

海外には「野菜を育てながら提供するレストラン」があるのを知っていたけど、日本でも発見!「植物工場レストラン・野菜ディスプレイ」として屋内緑化の賞を受賞してた。愛媛には植物工場はあってもレストランとの複合はないな・・・と。育てているのは葉物中心だけど、店内は自然の緑で明るく良い感じ。各野菜には主な栄養成分も記載してあり、食事中の話題にもなる。

都市型農園は「コミュニティ系(地域の交流拠点として)」と「工場系(生産量)」の2系統で分かれ、双方の利点を取り入れているのが第三極の「飲食系」。水耕栽培だから土汚れもナシ。そんな所に町中を都市農園化するコペンハーゲンの計画。想像できるのは公園や街路樹に果物や野菜が実り、収穫シーズンになったら市民が収穫している様子。劇的に街が変わるなと。

2019年12月30日月曜日

2019年できごとBEST3

2019年の出来事第3位は【UrbanHarvest(屋上交流農園)】開園。街中に畑がないこと、遊休屋上の存在などの解決に、富士教材三代目の田村洋平さんが2019年1月18 日に発表してからクラウドファンディングを74万円(148%)で成功させ、夏野菜で20種類ほどの野菜を育て、冬野菜は13種類ほどを育てながら実験中。いよぎんのビジコンでは「グリーンコミュニティ賞」を受賞。

第2位は【松山三越でNICECREAM販売】。2019年の春に話題になったら一気にまとまり、5月11日から10月14日まで(157日間)、松山三越1階アトリウムコートの真ん中で1個400〜500円で計4000個を販売。「生マーケティング」を実践した結果、PR効果は絶大だったこと、次に繋がったことなど。松山三越としても初となる前代未聞の販売だったけど「時代が求めています!」と社長の言葉に確信。

第1位は【JFC理事長就任】。30歳の時に(地方でも働ける可能性はこれだ!)と直感で、妻の故郷である愛媛県のフィルム・コミッションの設立に参画して17年、最古参だからもありますが、全国各地のFCや映画、映像業界など150の団体が会員のジャパン・フィルムコミッションの理事長に11/1に就任。自分が思う以上に重責だけど、踏ん張ったら次の景色が見えると思うわけです。

2019年12月16日月曜日

モリモリ冬野菜収穫。

暖かい日差しは野菜の成長にはありがたいけど、環境的にはどうなの?と思いながらUrbanHarvestへ。1月に収穫予定だった野菜が予想以上に育ち、ナント!トマトまで実り始めてる(霜が降りなければ大丈夫と言われましたが、まさか12月に実るとは)。ダイコン、ニンジン、ハクサイ、芽キャベツ、コマツナなどの収穫完了。イチゴ、ソラマメ、タマネギなどは春に収穫とのことだけど早まるかも・・・。

ダイコンはそのまま生で「ダイコンサラダ」でも「ホロフキダイコン」にしてもOK!ニンジンはキンピラゴボウでも炒め物でもOK!ハクサイはこの時期は鍋が一番!もしくは浅漬け、塩コンブと混ぜるだけでも美味しい。芽キャベツはサッ!と茹でればOK!コマツナは我が家では白和え、ゴマ和えでいただくのが好み。写真のブロッコリーは茹でてホクホクに鰹節とかマヨネーズが最高。

野菜も育てつつ、いづれはスパイス系やハーブ系も育てたいし、コメも育てたい。TVでは育てた作物でカレーを作ってるしね(よく、鉄○ダッシュをガチでしてますよね。と言われる)。聞けば柑橘だって育つようだしブドウを育ててワインに挑戦してる屋上も。そう言えば鉄○ダッシュでは「コンテナ」をプランター代わりにしてた。汎用性の高い既成品を活用することでメリット多し!実証実験は続く。

2019年12月15日日曜日

アンコール授業!

2019年最後の授業は【おいしく保存やさい箱】。ありそうでなかった木箱です。冷蔵庫に保存する必要のない、カボチャ、タマネギ、ニンジン、ジャガイモなどを保管する場所がなかった我が家は台所にゴロッと転がしていたり、棚に分散させていたり・・・。場所が固定されていなかったから、買っていたのを忘れて再度買って(あ”〜)なんてことも。そんなことが解消されました。

加工した間伐材を活用する木箱の完成サイズは、外寸縦約35cm×横約25cm×高さ約20cmです。組み立て時間は約1時間、新聞紙などを敷いていただければ直ぐに使えます。そして、もう少し手を加えたい方は「漆喰」を塗ることもできます。漆喰を塗ることで調湿が期待できます。ゴロゴロ野菜を入れるために作りますが、サイズが良いので我が家では道具入(漆喰ナシ)として活躍しています(笑)

野菜箱の側面には「Urban Harvest」のロゴがレーザー加工、そしてフタ付です。今回の市民先生は槙野さん。これまでの木工授業で何度も先生役を引き受けてくれた木工職人です。ゼロから考えてくだり思考錯誤を経て完成した【おいしく保存やさい箱】授業は12/22(日)10:30-12:00でお待ちしています。

2019年12月4日水曜日

グリーンコミュニティ賞受賞

2019年1月18日に富士教材の三代目田村さんが「屋上交流農園」を発表し、3月29日に72人から74万円(148%達成)で終了したクラウドファンディングを支援、5月に富士教材屋上の整備が行われ、6月8日に「UrbanHarvest」として開園。キュウリ、トマト、カボチャ、ナス、スイカ、トウモロコシなどの夏野菜を育て8月に収穫。9月から週末農家の「UrbanFarmers」と一緒にハクサイ、キャベツ、ニンジン、ソラマメなど冬野菜編がスタート。

9月、いよぎんビジネスプランコンテストに応募し、一次審査を通り11月に二次審査を通過、12月3日に最終審査が行われ【グリーンコミュニティ賞】を受賞。褒めていただいたのは「事業立案のスピードと実行力」。「仮に失敗しても早く判断ができて良い!」と経営者からの助言。仮説の精度を高めても所詮仮説、ならば実行しながら10%、20%と手応えを確実にしてゆく。

地域を潤す特大ホームランじゃないけど、地域へヒットを打ち続ける。「相変わらず面白い!」と久しぶりにお会いした経営コンサルタント。「いつかGoogleマップで上から見た松山市が緑いっぱいだったらいいですよね」と参加者。「我が社の屋上を農園にできないかな?」と話題にもなる。夜はUrbanHarvestで収穫したハクサイ鍋で祝杯(笑)。大勢にUrbanHarvestを知っていただきミッション成功!写真はサイボウズの久保さんから拝借。

2019年11月29日金曜日

夜の屋上交流農園

昨日も「オイスターリーフ」の葉を食べました。「ミックスリーフ」を収穫して夕食で食べました。妻は「ウィートグラス」をニラのようにして食べました。一体、我が家はどうなってしまったのか?(笑)。キャベツはアオムシにものすごい勢いで食べられてるのに、ハクサイはそこそこ、レタスは無傷。ソラマメはニョキニョキと枝葉が出始め、夏野菜の名残のトマトも縦に伸び始めました。

東京駅八重洲口にあるパソナグループ本社の応接室天井には大玉トマトが実り、銀座では養蜂が行われ、六本木ヒルズの屋上では米が収穫され、神田錦町ではワインを目的にしたブドウを育てています。一方でハイテクを使った植物工場システムの波が海外から来たり、マイクロファーミングという家庭でIoTで栽培を楽しんだり、都市型農業の勢いがましてる!個人的にはIoT不要の循環栽培装置に興味津々!

10人ほどがUrbanHarvestを見学。「えっ!屋上で野菜?」と訪れるまで想像ができなかった見学者ですが、レタル、キャベツ、ニンジン、ハクサイ、イチゴ、ソラマメ、ホウレンソウ、ダイコンなどの成長ぶりを見て驚く。そして「夜のUrbanHarvest」は雰囲気が違ってブレードランナーみたい。実証実験の経過は順調で、珍しい野菜を増やしたり「都市米」なんて言う米が作れたら面白い!

2019年11月26日火曜日

ワーワーキャーキャー!

事務所で企画書を作成していると、キャーキャー!と声が響いていたので、屋上へ行ってみると保育園児がワーワー!だった件。何にワーワーキャーキャーと思ったら野菜じゃなくて「虫」に興奮状態。訪れたのは2歳〜3歳園児、「テントウムシだよ・・・」とオジさんに教えてくれる。チビっ子は無邪気です、感じたこと・思ったことを素直に表現する姿はヨレヨレカサカサの心の潤いでした。

園児たちが作っているのはダイコン、ソラマメ。自分たちが育てている野菜の他に周りのニンジン、ハクサイ、キャベツ、レタスを見ててもアオムシ、モンシロチョウ、テントウムシなどが目に入るとワーワーキャーキャー。(UrbanHarvestがなかったらこんな光景はなかったんだなぁ)と。そして雨粒がポツリと感じると、これまたワーワーキャーキャー、急いで退散!

先日収穫したミックスリーフ、オイスターリーフに続き、葉が開いていたレタスも丸くなり重量感がでてきました。大根は首が地中から出てきました。小松菜は収穫の時期を迎えました。本当に不思議、ゴマ粒ほどのタネから芽が出たり、苗はニョキニョキ伸びて広がり縮んだり、ここから20分も車で走れば畑はあるけど、街中だからこそ得られる農業体験の価値を2歳〜3歳児から教わる。

2019年11月25日月曜日

ありそうでなかったDIY。

常温保存できる野菜などを保管できる箱づくり=おいしく保存「やさい箱」授業。8月に行い今回は大好評だったので再登場!やさい箱の完成サイズは外寸縦約35cm×横約25cm×高さ約20cm。色々な野菜が入ります。今回は「組み立てのみ(1500円/個)」と「組み立て+漆喰塗り(2000円/個)」の2種類を用意。DIYを指導してくれるのは、Urban Harvestの囲いも製作してくれた槙野さん!

「やさい箱」はキット(部品が全て揃っている)ので、手ぶらでお越しください。部品を一つずつ組み立てネジで止めていきます。ポイントは素材が木なので乾燥と湿気が「呼吸」すること、また漆喰を使えば余分な湿気も吸収し箱内を湿度を安定させるとも(その分、箱自体は少し重くなります)。所要時間は90分〜120分程度、製作後はお持ち帰りいただけます。

前回、印象的だったのは夏休みでもだったせいもあって「親子や女性」の参加者が多かったこと。それだけニーズもあり作りやすかったということ。余談ですが、やさい箱は園芸の道具箱としても使える!と教えてもらう。狙いは野菜の保存ですが用途は利用者にお任せ!使えば使うほど味が出る【おいしく保存「やさい箱」】づくりにお誘いします。

2019年11月18日月曜日

超新鮮野菜。

手前は栄養素が濃いスーパーフードと言われる「ウィートグラス(ジュース、スムージーに絞って飲む)」、奥で抜いているのは「大根」。11月中旬なのに暖かい日が続き、野菜たちはモリモリ育ちすぎて、9月下旬に植えたのにはや収穫となってしまう。他にも「牡蠣」の味がするオイスターリーフ(葉を食べると風味が牡蠣!)、ホテルなどのサラダバーによくあるミックスリーフ、そしてレタス、ホウレンソウ。

「野菜の健康診断」として専門家に育成状態をチェックしてもらい、間引き方法や盛り土、収穫タイミングなどを個々に教えてもらったUrbanFarmersは自分の畑を入念に手入れ「手間をかけた方が美味しく野菜は育ちます」とのこと。育ち過ぎて収穫したプランターには、これからでも間に合う葉物を育てようとなる(寒くなるこのタイミングで育つ野菜があるのか!)と驚く。

夜。夕食時に数時間前に収穫した野菜たちが食卓に並ぶ。そこで気づく!買ってきた野菜では会話は弾まないが、自ら育て自ら収穫した野菜の場合は会話がメチャメチャ弾む(笑)。そして野菜本来の味を楽しみたいので「ドレッシングなど」が最小限になる。言わずもがな超新鮮で安心な野菜は美味しく感じる。最初は知らない同士のUrbanFarmersも今ではフツーに情報交換してるから実りって不思議。

2019年11月10日日曜日

街中を一つの畑と考える。

地域と言うと「地域≒地方≒田舎」と解釈されて「課題は地方に山積」と思われがちだけど、都市部/中心部にも課題はたくさんある。*地域は特定の範囲、地方とは都市部/中心部以外の地域とのこと。だから課題=地方の問題ではないし、課題の中身に差異はあっても量や質の話ではない。あえて違いを言えば「範囲」かな?地方の場合、広範囲に渡るけど都市部/中心部の場合は狭い。

UrbanHarvestは、都市部/中心部という狭い範囲で課題改善に取り組むコミュニティビジネス。「都市型農業」「遊休屋上」というキーワードで都市部/中心部の課題の一つでもある「自然体験、情操教育、緑化など」の推進ができればと。ココ大として地域の魅力を発掘し続けているけど、UrbanHarvestの場合はこれまで以上に地域の魅力を自ら関わることができ、美味しく発信できる所がポイントか。

狭小コミュニティビジネスとでも命名しようか。狭小だから広さは限られるけど、そこは考えようで都市部/中心部という限られた範囲でも「点在」させることで点から線→面に都市部/中心部を一つの大きな「屋上農園ネットワーク」として捉えたら狭小は克服できる。限られた範囲だから管理/運営などの移動も苦にならない。写真は発芽したソラマメ、大きく育ちますように!

2019年10月29日火曜日

難しくしない。

これまた一週間ぶりのUrbanHarvest、そして土いじり。順調に育っている野菜たち。「屋上農園の利点って何ですか?」とこれまた別の視察者。「日当たりと風通しの良さです。」と特別な答を期待されてたような感じだけど、そんなものはなく、燦々と降り注ぐ太陽の恵みと風、そして水が光合成を促し野菜をグングン育てています。そして美味しいのか、アオムシも増えた!OH!NO!

工夫している点は4点(照返対策、給水対策、害対策、CS対策)、最初から分かっていたわけでもなく、課題が出る度に知恵を出して克服すると、それが工夫という改善になる。だから今後も増える。「工夫=現状維持に満足せず常に改善」は何においても必要。最初に立てた計画でも、いざ始めると予測に反して効果が見えないと(決めたからこのままで・・いや、改善すべき・・)の間で悩む。

(決めたのに変えると周りに迷惑をかける)と思う人がいるけど論外。「どこ見て仕事してんの?」と言いたくなる。この発言の類は自分の保身でしかなく、受益者を考えてない。UrbanHarvestの受益者は市民&住民。野菜がモリモリ育ち、美味しく実り、関係者が喜び、結果街中に畑が増えることをゴールとする。土いじりをして、虫と話しながら至極簡素でいたいと思ったり。

2019年10月25日金曜日

農業は変わる!

愛媛大学工学部1年生300人弱への授業は6次産業について。地域の魅力や資源について未だ浅い彼/彼女たちへスライドとエピソードを交えて紹介。いたって静かに進行していたけど彼/彼女たちの多くがガバッ!と顔をあげて目があったのが「一次産業革命」「UrbanHarvest」について。欧米で先行しこれから確実に押し寄せる「垂直農業、水耕栽培、ユニット農業」などの野菜工場の数々。

野菜工場の特徴の一つに室内/都市部があり、その手始めに「屋上交流農園」があると伝えると、そこにIoTとかITとか技術革新が絡むと想像できたのかメモを取る学生もいたり。その通りでAIで雑草と苗を判断してアームが動いて除去したり、プランターにICチップが埋め込まれ土の湿度や栄養分を日々記録し、訪れなくても手元で状況を把握できたり、レストランと野菜工場が併設で超新鮮な野菜が直接食べれたり。

UrbanHarvestでは大量生産して出荷は考えてなく「都市部の遊休屋上の緑化活用、街中に畑など土に触れる場所がない対応」を起点に野菜を中心とした交流が主。一ヶ所ではなく街中の屋上に数カ所の屋上交流農園ができれば「何かが変わる」はず。授業終了後、案の定、友人の子供が声をかけてくれて「メチャメチャ、面白かったです!」と目をランランに輝かせて感想。農業は変わる!

2019年10月21日月曜日

冬野菜揃う!

夏野菜は色とりどりで、上へ上へグングン伸びる野菜が多いのに対し、冬野菜は色味は少ないものの鮮やかな緑が多く、横へ広がると知る。キャベツ、ブロッコリー、レタス、ハクサイ、コモチキャベツ、グリーンボール、ニンジン、ミニダイコン、ゴボウ、ホーレンソウ、コマツナ、ソラマメ、イチゴ、コロッセオ、ルナ、メルカート、タマネギ、オイスターリーフ、ウィートグラスを植える。

しかし「野菜の健康診断」を行なうと、順調に育つ野菜もあれば、芽が出ていないハプニングも。「種を深く入れすぎてしまい土中で種が生き絶えてしまったようです」とのこと。また、アオムシさんが美味しいからと食べてしまった葉もあり対処法を学ぶ。「一体虫たちはどうやって来たのか?」と尋ねると「風に乗ってやってくる」とのこと、ただ総体的に「やはり屋上は生育に適している。順調!」とのこと。


全てを植え終え、囲いを完成させると「農園感」が一気に上昇!そして自身の農園に名前をつける「済美農園、マルブン農園、Y.Farm、よつば屋、Sapocen Farm、Ogiなど」思い思いの名前を付けると愛着もひとしお。冬野菜の秘密兵器はなんといっても「オイスターリーフ(食べたら牡蠣の味がする葉)」と「ウィートグラス(栄養たっぷりの葉)」。育ちますように!

2019年10月18日金曜日

モリモリ冬野菜

久しぶりに【UrbanHarvest】へ。街中なのでサクッ!と行けるのが利点の一つと自ら確認。するとそこへ済美高校生が訪れて生育チェック!写真を撮ったりメモしたり熱心な様子。野菜もプランターからはみ出るほどモリモリ育っていました。個人的には富士教材に女学生が定期的に訪れる光景が画期的と思っていて(素晴らしい)と思ったり。種からの野菜も芽が出始めた!

ナニナニ?スーパーフードを育ててみては?と妻。そこで有機の「ウィートグラス」という種を購入する。商品説明には「健康野菜で栄養バランスが優れ、デトックス効果もある」と・・・シュッ!となれるか私。種を蒔いてから約2週間で収穫可能!色々な意味でスーパーフードなのね。そして「牡蠣の味がする葉っぱ?」というオイスターリーフも興味本位で購入、プランターごとに品種を変えられるのが屋上農園の特徴!

写真のイタリアンな野菜はマルブンさん。育てて収穫した野菜でピザをご馳走になるのがささやかな夢(笑)。だから冬の収穫祭はピザ以外に大根やゴボウもあるから鍋もあるはず!?方向性の一つに【珍しい野菜も育てる】を打ち出せると特徴が出るとメモ。やってみないと分からないこと多し!

2019年9月30日月曜日

Urban Famers誕生!

「ココは街中でしょ・・園庭がないから野菜を育てたくても育てられなくて・・」と園長先生。「社会との接点としていい場所かも・・」とサポートセンター。「食育を実戦で学ぶには願ったりですよ!」と済美高校の先生&生徒さん。「量は少量ですが珍しい野菜を育ててみたいです」とマルブンのピザ職人。その他「噂に聞きまして初参加です」とか「近所に勤めてまして・・」という方も。

「自分の体は食べたモノでできている」というコピーに耳が超痛い(だってジャンクフードも炭水化物も大好きだから)。そんな私でも心や頭の片隅に「野菜はたくさん食べなきゃ!」と思っており、それなら一人ではなくみんなで育てれば面白くなるはず!と、Urban Famersの誕生。ゴボウ、キャベツ、ダイコン、カブ、ハクサイ、ホウレンソウ、コマツナ、ソラマメなどの他、イタリアンな野菜も!

子供連れもあり大いに沸きましたが「あ”ー!申し込むのを忘れてた!」などの問合せが複数あり、種も余ったので【Urban Famers追加募集を4組】行います。次の授業は10/20(日)11時から。授業内容は「野菜の健康診断」「囲い設置」「名札づくり」など。昨日始めたUrban Famersは、これから定期的に訪れ自らが選んだ野菜を育ててゆきます。目指せ!冬の収穫祭でのご馳走!

2019年9月18日水曜日

軽農業愛好者増やす。

愛媛県の農業就業人口は41104人(2015年)とのこと。うち67.9%が65歳以上の就業者だから、これから先の農業は大変だ!という話。10年後には半減だ!という話もあるけど既存のルールや制度などを踏襲して改善に取り組んでも限界があると思うのは私だけか?慣例だからとか前例がないからという正論っぽい「できない理由」を打破するのはワカモノ、バカモノ、ヨソモノではないか!と言葉を借りる。

例えば、農業を縦軸と横軸のマトリックスで表すと、縦軸は関与度で「上は専業、中心は兼業、下は副業」、横軸は場所で「右は地方部、左は都市部」と書いてみる。すると「どんな農業が可能か?」を検討できる。右上(専業×地方)なら「従来通りの農業」だし、右下(副業×地方)なら「農業と何かを組み合わせた付加価値農業」だし、左上(専業×都市部)なら「先端野菜工場」だし、左下(副業×都市部)なら「屋上農園」と思いたい。

でも、現在は土地を所有して農業に従事する人が農業就業者ということだから、野菜工場や屋上農園は農業従事者は含まない。「休日農園者」とか「企業菜園」など気軽に野菜づくりなどを楽しむ「軽農業者」という言葉が生まれるかも(笑)。そうしたらグッーン!と農業愛好者は増えるかも。言ってるだけでは何も始まらないので【お試し農園者(Urban Farmers)】始めます!

2019年9月13日金曜日

【募集】Urban Farmers!


富士教材屋上で始めた屋上交流農園【Urban Harvest(都市の実り)】は、夏野菜シーズン(写真)が終わり、冬野菜シリーズを始めます。縁の下の力持ち役の伊予農産さんいわく、ゴボウ、ダイコン、カブ、ハクサイ、ホウレンソウ、コマツナを予定しています。(プランターでゴボウ?ダイコン?)と思われる方もいると思いますが、乞うご期待。更にそろそろフルーツも育てたいと妄想中。

そして、冬野菜シーズンから【Urban Farmers】を実験的に募ります。Urban Farmersとは「都市農者(もっと適切な表現があったら変えます)」、仕事帰りや休憩中、買物のついで、散歩の途中などに「野菜を育てたい」というリクエストに応えます。日々、育つ野菜を見ると愛着がわきますし、実り具合を観察するのは実に楽しいです。そして「美味しい」のオマケつき。

Urban Farmersの条件は「週1回以上、Urban Harvestへお越しいただけること」「自発的に情報を発信していただける方」の2点。プランターの数も増やし、本格的な屋上交流農園が始まります。冬野菜シーズンは9月22日(日)11時から。見学会も兼ねていますので出入り自由。大根が実る頃は寒く冷たいでしょうが「ほろふき大根」でホクホク、プハァー!としましょう!