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2016年11月23日水曜日

バンコク→ホーチミン。



タイ繊維協会のウィアットさんから「タイシルクの立役者ジム・トンプソンのミュージアムへ行った方がいい」と助言を受けて見学。不勉強極まりない私は「存命ですか?」とアホな質問をしてしまったが、1967年3月26日、休暇中のマレーシアキャメロン高原で謎の失踪。現在、暮らした館はタイシルクの博物館になっている。

タイシルクは素晴らしい素材だけど、その価値を増幅させるには「デザイン(プロデュース)」が不可欠と確認。

バンコクからホーチミンへ飛行機で移動する際は「帰りの国際線航空券提示」「石鹸は危険物と勘違いされること」「セキュリティチェック時に飲料は全て破棄」などに気をつける。私は石鹸にひっかかり(「これは何?」と怪しまれ破かれそうになる)、ヒヤリする。予告なく出発は遅れホーチミン到着は21時過ぎ。両替は1万円で2023999ドン、貨幣価値が鈍る。

1年ぶりのホーチミン。まさか1年後に再び来るとは思わなかったけど、相変わらずの熱気。人が多いし近い!タイと何が違うか?と尋ねられたら「路上にいる人の数(通行人ではない)、バイクに乗っている人数(3人-5人)」と思う。経済成長率6%!国民の平均年齢28歳、成長のピークをこれから迎えるベトナム!吸収するべし。

2016年11月22日火曜日

やはりみかんジュースが。

近所のスーパーマーケットへ。お目当は「みかんジュース」を見ること。店頭には「みかん(温州似の大きさ)」が一袋10個入りで259バーツ(約800円)で販売されているのを確認(見た目は日本と同じ品質)。そして「フレッシュジュース売場」に到着。日本(愛媛)と圧倒的に違うのは種類の多さ。ニューヨークも同じだったのを思い出す。

安値は100%ピュアオレンジジュース1リットルが50バーツ(約150円)、愛媛で最も安い「温州みかんジュース」が1リットル500円と思うので価格差は約3倍強、これは勝ち目がない。みかんジュースだけでもメーカーや種類の違いで20種類はあった・・・。で、その中で「ポンジュース」を発見、お値段は1リットル209バーツ(約630円)。隣は青森のりんごジュースが285バーツ(約860円)。他に比べると高い!類似品が多い中で買うのは誰か?

在タイ日本国大使館によるとバンコク在住の日本人は29919人なので約3万人。在日本人が買うか?と想像しても怪しい。やはり「売り方の作戦」が必要と痛感。作戦とは「味の異なりは価値」を売りたいので紹介できる、説明を聞きたい人を対象にする店舗。スーパーでは店員に尋ねられても説明してくれなかったので、売り方の差別化がヒントか!

2016年11月21日月曜日

プロデュースされる。

20時開幕のSiam Niramitという観劇を見にまた「現地ツアー」を申し込む。今度の車はフランス、アメリカ、イギリスのご夫婦と一緒。「楽しみだね!」などの会話を交わし車は30分ほどで劇場に到着。ここでもプミポン国王への哀悼の意として、これまでの功績が映像で流れ国歌が劇場に響く(劇場にいた1000人以上の観客はその間、起立状態)。

タイ人の道徳観は「因果応報」とのことで、徳を積めば天国へ悪いことをすれば地獄へという仏教(タイでは90%以上が仏教徒)の教えが根底にあり、人々は毎日徳を積むよう生きているとのこと。行く先々で笑顔で接してくれるのは「初タイ者」にとって(好きになるかも!)と思わせる。話を戻して劇はタイ国内に点在した様々な文化や歴史を道徳観で構成され独特の音楽と舞が素晴らしかった。

開演前は写真のように演者が観客を踊りや演舞で巻き込み「場を温めて」いた。入口から直接会場へ行かせることなく、広場を介することで「観客と演者の一体化」が演出されて、こちらも(楽しむぞ!)と思う。プロデュースされるを体感した3時間、お値段1500バーツ。

2016年11月20日日曜日

着地型ツアー参加。

チェックインまで時間があったので【現地ツアー】を申し込む。授業を企画している立場として「他の授業(ツアー)」を受けるのは良い機会!申込んだのは「寺院めぐり」、800バーツ支払い10人乗りの車に乗るとドイツ人、バリ人、メキシコ人、イギリス人、ニュージーランド人が先に乗っており、ガイドの女性(よく喋るタイ人)主導による自己紹介が車中で始まる。

「タイでは両手を合わせ笑顔で"サワディー"と言えれば大概OK」とのこと。時間や季節に関係なく使えるので「サワディー」と笑顔で車中レッスンを受ける。次はプミポン国王がなくなり、国家元首の話。次々と振る話題に一つ気付く。それは「異なる国の参加者でも共通の話題(挨拶、国家元首、お金など)を話してくる」こと。参加者も自国以外について知れるのでお得。

寺院めぐりは「タイには3000を超える寺院があり、うちバンコクには400あります。今日は5つ巡りますので明日以降395巡ってくださいね!」と茶目っ気あるガイド。寺院や仏像の話だけでなく文化や歴史、参加者の国のことも混ぜて話すので参加者としては気が抜けない(笑)。で、最後は「(タイ政府公認の)宝石センター」へ。(寺院じゃないよ!)と思うけど、そこはガイドビジネス。あっという間の3時間30分。

えいっ!とバンコク。

愛媛に居ればすること山積だけど、好機だったので、えいっ!と海を越えてバンコクに到着。全くの初めてで、飛行機とホテルを予約したのが10日前、そして何も調べずに前日を迎えて大慌て。本日は自力でたどり着かないといけないので、通貨やインターネット、空港からのアクセスなどを調べているうちに出発時間。(何とかなるさっ!)精神で一先ずバンコク空港に辿りつくが、案の定「タイ語」が分からなく途方にくれそうだったけど英語が通じてセーフ!

タイの人口は6700万人、うちバンコクに800万人がいて、全人口の平均年齢は38歳とのこと(日本の全人口の平均年齢は46歳)。2016年10月13日にプミポン国王が崩御されたことで街のいたる所に国王の写真や絵が大小飾られ喪失感に覆われている感じ。国民も哀悼の意を表して「黒」の服装が人が多い。不謹慎だけど貴重な機会を目にしている。

今回の目的は「みかんジュース」と言いたい所ですが、現在携わっている「シルク製品」の可能性を探る旅。「タイシルク」に代表されるシルク産業などを視察し新しい発想などを手に入れようという魂胆。えひめ南予通信大学の「伊予生糸」授業がキックオフになったと言っても過言ではないプロジェクト。タイ文化を吸収して帰る宣言!