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2026年3月13日金曜日

“そこ”じゃないという話。


私が、このマグカップを使っている理由は、ハワイ大学を卒業したわけでも、赤いマグカップだからでも、デザインが気に入ったからでも、取っ手が大きいからでも、重く安定しているからでも、Made in USAという理由でもない。

何年も前に妻がハワイ大学を訪れた際に記念品として持ち帰ったマグカップで「絶対に使ってね!」と言われたわけでもない。

じゃあ、どうして何年も使い続けているのか?
それは「容量が多い」から。
500ml以上入る、このマグカップは何かと使い勝手が非常にいい。

コーヒーや紅茶を淹れる場合は、一般的なマグカップの2倍(2回分)は入るし、グラノーラを入れて食べる時もラーメンを作る際も、このマグカップで大抵の用は足りる。
すると、もう「アメリカ製」とか「赤い」とか「記念品」などは関係なく、自分の欲するニーズを満たしているから使っている。他は全部景色でしかない。

なので、容量が多いというウォンツを満たしていれば他の要素は絶対ではないわけで、「緑色」「日本製」「デザイン」などが変わっていても特段に気にしなかった。
実際に、この赤いマグカップの前は、東急ハンズで買った東急ハンズのロゴがデザインされた緑色の容量が多いマグカップを愛用していた。

何を言いたいのか?
ターゲットのニーズを正確に把握しないと「売れるモノも売れない」という話。
ニーズを考える際に、ターゲットになりきらないと単に考えた当人の都合のよい解釈で“ニーズっぽい要素”で進んでしまう可能性がある。

もっと平たく言えば「ターゲットのニーズは“そんなに”複雑ではなく“意外”とシンプル」ということ。
なので、ウォンツ(手段)を考える際も、こねくり返すよりも、単に「容量が多かったから」というシンプルな要素を見落としてはいけない。
他と違うアイデアを・・・となると、どうしても本筋からズレてしまうことがある。

複雑怪奇に凝っても“そこじゃないよ!ということ。
それは全部、枝葉。大切なのは幹。

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