研修参加者には顔見知りもいれば、そうでない人もいて、“こんな風貌”だから、理事長とわからない人もいて、初対面の何人も驚かせる。
名刺交換をして気づいたのが「フィルム・コミッション(FC)として地域おこし協力隊に着任した」人が何人かいた(福井県など)。
2021年に「地域おこし協力隊こそ、FCと相性がいい」と、あーだ、こーだ書いたけど、実現し始めている!
「理事長!FCとして、地域とどう向き合ったらいいですか?」と、セミナー後の懇親会で質問される。
地域おこし協力隊だから、自ら応募して着任したわけだけど、FCについては実績も知識も浅く、何からどう始めたらいいのか?という感じ。
色々と伝えたかったけど、新任者との会話は以下。
「FCを立ち上げたからといって、撮影は簡単にはこないよ。だからと言って何もしないわけにもいかない。地域とFCを考える際に大切なのは、特に地方の場合、“撮影期間とそうでない期間では撮影のない期間の方が多い事実”。すると、撮影がいつ来るか分からないから、地域を温めておかないといけない。」
「地域を・・・温める?」
「そう、地域を温めるとは、地域との距離を縮めて、お互いに気軽に相談ができる関係性を構築すること。用がある時だけでなく、日頃から活動への認知と理解を得られるようにしておくの大事だよ。」
「深い!でも、理事長は20年以上のキャリアだから、そう思われたんですよね。」
「そう、でも今、気づいたわけではなく、愛媛でFCを始める2001年の時に思って、作ったのが市民大学なんだ。」
「市民大学?って何ですか?」
「市民に地域の魅力を体験してもらう機会を提供してるんだ。」
「それはフィルム・コミッションですか?」
「いや、違うけど、繋がってるんだよね。」
「つ、繋がってる?深すぎて・・・、ビールもう一つお願いします。理事長は?」
「それはフィルム・コミッションですか?」
「いや、違うけど、繋がってるんだよね。」
「つ、繋がってる?深すぎて・・・、ビールもう一つお願いします。理事長は?」
「じゃあ、ジンジャーエールで!」
「えっ!理事長、お酒は?」
「全く飲まないよのよ。」
「えっーーー!」
と、マンツーマン講座は続く。
「えっーーー!」
と、マンツーマン講座は続く。
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