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2023年6月25日日曜日

ココ大授業のつくり方。


何度も確認したのは「市民先生が伝えいたコトではなくて、市民学生が知りたいコトを伝えるコト」。これがココ大が提唱している【学びあい】につながる。
知識や技術、経験を持っている人の落とし穴は「よかれと思って自分談を伝えようとするけど、聞き手と自分は違うので、ズレてしまう時がある。」
そうではなく知識や技術、経験を相手目線で再構築して伝えるコト重要。

そのためには「市民先生自身が最初の市民学生という意識」で授業を構築しなければならず、市民学生のことを想像する力が伴う。自分が学ぶ時につまづくポイントだったり、表現や表記で分からないポイントだったり、想像しながら授業の構成をするのが大切。

すると、今度は「どこまで伝えたら(教えたら)いいんだろう?」と悩み始める。せっかく学びに来ているのだからと、授業で120%教えるのも悪くはないけど、ココ大の場合は違う。
【健全なモヤモヤ】とも言うけど、授業時間で完結させてはならず、教室を出てからが本当の学びであって、学びの余白を残して持続的な探究意欲を提供できるかが腕の見せ所。

そのためには【常に問いを立てる】は重要で、向上心のきっかけ。「振り返り」とも「内省」とも言うけど自分と対話することで、思考は深くなると伝えたつもり。

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