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2022年6月27日月曜日

なんてこった!


衝撃の事実を知ったのか私。調べの“途中”に出た数字で計算したら、過去5年間に劇場公開された邦画作品で、興行収入10億円未満作品の平均興行収入が【72,693,741円/本】と出た。計算間違いならいいけど。
10億円以上の作品は日本映画産業統計で作品名、作品本数、興行収入が公表されていて全体の興行収入から10億円以上作品の興行収入を引いて、公開本数からも10億円以上作品を引いて割り算すれば出る単純計算。

1本あたりの平均興行収入が72,693,741円/本てことは、製作費1億円だと約2800万円の赤字!7000万円で製作しても269万円の黒字とスズメの涙一滴。ちなみに2019年は邦画史上、最も公開作品が多かった年で1年間で689本が公開されて、そのうち10億円以上の興行収入作品は40本。だから差し引いた649本の平均興行収入は57,445,300円となる。689本のうち10億円以上の興行作品はわずか5%の事実。

ここから劇場や配給会社などへ支払うから手元に残るのは半分以下。「誰も知らない、誰にも見られない作品を作るなんて罪だよ。」と関係者。ほんと、その通り1日1本見ても全てが見れないなんて・・・。これは劇場公開作品だけだから、これに配信作品も加わり、毎月新作が登場するのだから・・・。

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