至極私見です。大学生らが将来を悩む一つの背景に、義務教育の頃は「みんなと同じが良し」が“いい生徒”の基準で、みんなと違うと注意されて時に否定されたり、「どこかいい病院を紹介しましょうか?」という校長先生もいたり(本当の話)。それが卒業や就職のイメージがチラつくと学生になると「みんなと同じは無個性」のような、これまでを覆すような雰囲気が蔓延し、個性やオリジナリティが求められて、(えっ!?)と事態が飲み込めない。
そんなコトを思い出させるような「ハイスク」作品。限定公開ということでYoutubeの前に座り全編見た。思い描いた通りに行かないと虚無感を感じるのは正常。基本的に世の中はコンチクショーと思ってるニヒリズム(虚無主義)なペシミスト(悲観論者)だから、同情するけどだから「IMPOSSIBLE IS NOTHING.(アディダス)」とか「負けるもんか(ホンダ)」という名CMが響くと思ったり。
思い描いたコト=正解でも成功でもないから心配無用。私だって、もしも日芸映画学部に受かっていたら、映画監督や脚本家だったかもしれないけど、1本も撮れない、1作も書けなくてヒーヒー言ってたかもしれない。不合格の時は落ち込み、留学させてもらったものの卒業もできず、自分の不甲斐なさに凹んだけど、今はこうして恵まれた環境で過ごしているから、明日のコトなんて誰にも分からない。
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