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2022年5月23日月曜日

お守りです。


エキストラへは一人で応募する方もいれば、二人で応募する方もいて、これまで体験がない「エキストラ」という分かるような分からないような役割。隣の他人は素性を知らないけど同じエキストラのように見えるし、何をさせられるのか?も分からず期待と不安が入り混じる。助監督からの説明では「エキストラも演者さんです!」と、冒頭からガツン!と言われて緊張感が込み上げて(どうしよう・・・)とドキドキする。

そして指示が出るまで待機、特にすることもない。なので緊張していそうなエキストラを見つけては「こんにちは、今日はよろしくお願いします。」「お一人で参加ですか?」と話しかけ、待ち時間が長ければ「トイレや飲み物は大丈夫ですか?」と声をかける。(こいつ、愛媛県の窓口と言ってたけど誰だ?)と怪しさ満点だけど、エキストラからは話しかけにくい雰囲気をこちらから変える。

「皆さんにとって“お守り”と思ってください。」とも添えていて、安心感を与えるのもフィルム・コミッションの役目。するとエキストラが終了後に「いい機会でした!」「貴重な経験でした!」など、今度はエキストラが感想などを返してくれる。非日常を楽しんでもらえたら。
そこへ制作側からの撮影プランの相談。そうでした!実はフィルム・コミッションは制作側からの“お守り”でもありました。というオチ。

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