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2022年3月24日木曜日

そうなのかい?と猫近づく。


「不思議なのは、20年もフィルム・コミッション(FC)に携わっているのに、そのフレッシュ感は何ですか?」との質問を受けて心理学博士の妻に意見を求めた。すると「FCには好奇心、探究心があるか、生まれるんじゃない?」と返してくれる。映画映像作品の誘致支援は20年間変わらずだけど、一つ一つの支援作品は同じものはなく、また支援内容も同じものはないので、常に新鮮な気持ちで携われるのでは?ということ。

そうか!と深い納得だったけど、全てがうまくいくはずもなく、“うまくいかなかった”方が多かったと思う。もしも、うまくいってたら「◯宙◯艦◯マ◯」「◯十◯紀◯年」「◯ろ◯に◯心」「銀◯」「◯は◯」「◯賊◯呼◯れ◯男」などが撮影されていたわけで、愛媛県への効果(経済など)は何十億円にもなり、表彰されたと思う(笑)。そう思うと撮影の誘致は(次こそは!)というバクチに近いのか?

「撮影ってお祭りみたいだよね」と表現した人がいれば「知らない同士でも大勢が作品に注力するってモノづくりの醍醐味だよね」と言った人もいた。大変なことも多いけど、楽しいことはもっと多い。だから仮に作品を誘致できなくても「必ず次がある」ことを知ってるから引きずらない。これこそ、過去に何度も書いたレジリエンスであり、創意工夫で楽しめるか否かの分かれ道!(そうなのかい?)と猫ちゃんが近づく。

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