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2021年8月21日土曜日

【24日目】創作の喜び(達成)

アニメーションの原型とも言える「ゾートロープ」。一連の動作を何枚も描いた絵を回転させて、残像で“動いているように”見せる視覚トリック。子ども達には「クルクルアニメーション」より「パラパラアニメーション」と説明した方が分かりやすかった件。でもパラパラアニメは最後のページで終わってしまうけど、ゾートロープはループなので永遠に動き続ける(ジブリ美術館には立体のゾートロープがあったけど芸術の域)

描いている時は(これ、本当に動くの?)と半信半疑の子ども達。ただ、イメージはあるようで「一反木綿(ゲゲゲの鬼太郎に出てくる木綿のヒラヒラ妖怪)」が飛んでる絵を描く猛者も登場!普段はデジタルで完成されたモノしか見ない、触れない子ども達にとって「ゼロイチの制作過程」を自ら創出しているのは不思議だったようで、ゾートロープが出来上がっても「これ、どうするの?」と狙い通りの質問。

そして、回してみると最初こそ???だったけど、一点に集中して見ると、アラ不思議!ジャンプしてたり、飛び回ったり見えて「わー!」となる。デジタル処理ではない人力処理で加減がコントロールできるのも良かったのか止まらない(笑)。すると興味がなかった周りの子ども達も寄ってくる。全てが用意されたものも良いけど、ゼロイチによる「創作の喜び(達成感)」を一つでも提供できたらと思った瞬間。

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