日記を検索

2021年1月13日水曜日

怪奇現象が起きないように。

6次産業化を試みる生産者などに提案したいのは「ユーザー(消費者)を仲間にしましょう」ということ。専門家も頼りになりますが、専門家だけを頼りにすると売り場には“同じ程度の商品しか並ばない怪奇現象”が起こるのは知っているはず。(やけに「ジャム系」が多いと思った年があったと思えば、「ポテトチップス系」が多い年もあり、また「ドライフルーツ系」が多い年もあった・・・)。知らないと振り回されてしまうよね。

自身では精一杯考えたつもりでも、実は狭い範囲で限られたアイデア。なぜなら自分自身の考え(思考)が及ぶ範囲でしか想像できないから、脳みそが2つあるわけでもないし。だから、いっそのこと「ユーザーに委ねてしまう」という作戦もある。この場合、商品の基礎基本的な事実(例:商品開発に秘めた思い、原材料など)だけをキッチリ・シッカリ抑えれば良いだけで、食べ方や味の感想などはユーザーに任せてしまう。

商品に自信がなければできない手法だけど、ユーザーが気に入ってくれたら、今の時代、ユーザーは“その美味しいコミュニティ”に自分から入ってくれる。いわゆるファンで“自ら発信”をしてくれるし、助言もくれる。全く別の意識からスコーン!とやってくるので驚くけど、キッカケさえあれば、そこから広げられる。今やオンラインもハードルも下がったから県外からの参加も気軽にできるのが特徴。

0 件のコメント:

コメントを投稿