大学受験Xデー。受験生にとって人生のターニングポイントの“一つ”なのは間違いない。かく言う私も30年前に受験を経験したけど結果は不合格。浪人生活などのイメージが全くない私を見かねて父はアメリカ行きを薦めてくれたんだと思う。今から振り返ると「最適な選択」でアメリカの“父と母、そして兄弟”と出会い、その後はのちに妻となる女性とも出会えた。たった一つの意識(行動)が今に繋がっていると思うと、(もしも、選択していなかったら・・・)と妄想。
NYでは憧れの学校で学生になったものの、周りに戦意喪失して中途退学。親はガッカリしたと思う。退学後はフリーペーパーを作ったり、アルバイトに励んだり、美術館や博物館に通ったり、社会勉強は満喫した。アルバイトで稼いだお金の大半はスターウォーズのオモチャに変わってしまった。近くに住んでいた妻(当時は彼女)は大学で学び、迎えに行ったり、同居していた義兄や彼女(後の義兄の奥さん)とも仲良くしてもらい、この上ない社会勉強だったのは事実。
結局、日本の大学生活を知らないし、就職活動もしたことがない。“変わったヤツ”として採用してくれたコンサル会社で大人しくしていればよかったものの、「フィルム・コミッションとやらをしたいです!」と提案するも拒否されて退職→無職。その後は何度もエピソードとして書いた国交省に企画書を送り、愛媛県を紹介されて提案し【えひめフィルム・コミッション設立に参画】。受験はその時は一大事で全てのように見えるけど、振り返ると“全てではない”と分かる。
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