【ディレクター】愛媛国際映画祭は中止になりましたが、他の映画祭はどうですか?【私】日本の映画祭や海外の映画祭も中止や縮小を余儀なくされました。しかし、コロナ禍でも工夫や配慮で何とか映画祭を開催しよう!という気概を感じた映画祭もありました。【デ】例えば?【私】画期的だったのは5/29-6/7に行われた『We Are One:A Global Film Festival』という世界各国21の映画祭が参加したネット上で作品を公開した企画。期間中、100本を超える作品が上映され、その中でワールドプレミアが13本もありました。
【私】5/12-5/23のカンヌ映画祭は開催中止となりましたが、各部門を区別せずに「カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション」と銘打って56作品を選定しました。うち日本映画は3作品でした。8/26-8/29に行われたFILMARTはマーケットですが、本来は3月に開催予定でしたが8月に延期、8月も通常開催を検討していましたが全プログラムがオンライン開催になりました。期間中、毎日速報が届き、670の出展者、70の国と地域から7000人の参加者、2000以上のオンラインミーティングが行われたとのことでした。最後は「3月に会いましょう!」と次回の告知もされてました。
日本では10/31-11/9に東京国際映画祭がありますが、今年は各部門を統合して「TOKYO2020」と称した作品を選ぶようです。カンヌ映画祭と同じ方式ですね。でも通常開催予定でして心意気を応援しています。ただ、マーケットのTIFFCOMは全プログラムがオンライン開催となりました・・・。【デ】各映画祭の近況、とても面白いですね!【私】大ピンチな映画業界・産業ですが、オンライン開催などの工夫や発想で新たな機会(チャンス)を創っているのはスゴいですよ!
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