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2020年8月31日月曜日

映画から学ぶ

第二次世界大戦の終戦から20年もたたないうちに、日本ではこういう映画が作られていたんだと「妖星ゴラス(1962)」「海底軍艦(1963)」をアマゾンプライムで鑑賞、日本映画勉強中。20年前と言えば2000年、ほんの少し前と思いたい所だけど戦争で焼け野原のイメージが強い中でこれだけの娯楽作品を作っていた映画人に敬意をいだく。宇宙船の操縦席に潜望鏡があっても、海底人の容姿がゴーグル丸出しの海人に見えてもいいじゃないか!

CGもフィルム・コミッションもない日本で、今では考えられない短いスケジュールで撮影をした円谷組の知恵と工夫、そして本多猪四郎監督はスゴいと思うわけです。当時は調べることにも限界があり、あのような世界観や怪獣、海底軍艦などは全て想像の賜物で創意工夫の塊だったと思うと日本映画も面白い!と違う見方をしてみる。それにしてもエキストラなどは島民総出だろうか?

日本を含む世界の撮影現場は今、制作側、演者側を問わず大変革に突入していて、昨日まで行われた香港FILMART(国際映画マーケット)はオンライン開催。ベルリン映画祭では男優賞・女優賞を廃して俳優賞に統一、フランスでは環境に配慮された循環型撮影が始まり、各地の撮影現場では衛生班による衛生管理が常態化。世界中で激変している様子は「フィルム・コミッション直送便」で書くつもり。

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