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2020年9月1日火曜日

映画界つれづれ

ベルリン映画祭が「男優賞、女優賞を廃止し俳優賞に統一」というニュースに「時の価値観」を感じた一人(人それぞれに意見が異なると思う)。そのニュースに「タバコを吸うシーンの是非論」を思い出す。最近ではNetFlixがPG13などの指定を受けている作品では事実の正確性に反しない限り、喫煙シーンは描かないと宣言。大人向け作品でも不可欠な要素以外では喫煙シーンは描かないとのこと。

「ハリウッド式映画製作の流儀(フィルムアート)」のp89-p93を読み返すと「映画が持つ影響力」についてプロデューサーらが「作り手には重大な責任がある」との見解。「映画を観たからと言って実際に何をするわけじゃないよ」と考えが浅い人を一蹴、に同感。すると映画製作もSDGsの「作る責任」などに該当しそうだけど・・・。完成した作品で判断される業界において間接的と思われる事項は優先度が低い(本当はブーメランなんだけど)

映画だったら興行成績、テレビだったら視聴率、Youtubeだったら視聴回数だけど、稼ぐために責任や環境を軽視しても良いとは思えないけど、「きれいごと」とも思えて難しい!今年作られる映画は確実に疫禍の影響を受けた作品になるだろうし、そもそも製作本数が少ないはず。「2ヶ月間、全国の映画関係者が自宅待機なんて想像したことなく、色々と考えさせられましたよ」と関係者。日本映画が更に発展しますように!

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