日記を検索

2020年8月29日土曜日

情報料理人

情報自体に形はないけど、文字に起こして図を書き込んで視覚化すると形(≒見えるよう)になるから不思議。壁一面に思いつくまま書き出して、パッ!と見ると、その「手間」や「情報量」などの可視化に自己満足するのは瞬間だけで良い。書き出した情報は必ずしも整理されておらず、また情報同士の相関性も見えにくいから、情報は常にバージョンアップしないと陳腐化する。えぇい!と一面に貼った情報を丸めたらハンドボールほどの大きさになった件。

この「バージョンアップ(更新)」は整理や工夫が伴い一苦労する(清書じゃない)。書いた情報を価値あるものに変換するには因果関係を見つけたり、結果を導いたり、流れを作ったりしないといけないから時に俯瞰し、時に近づいたり、上から見たり、下から見たりすることで情報は価値ある多面体の塊になる。10枚ほどの模造紙は3枚まで凝縮されて全体を網羅することができた。

事実だけを並べてもそれ以上もそれ以下にもならず、かと言って情報量が多すぎても余計な手間がかかったり。そして何のために情報を活用するかの目的がないと伝わらないし・・・。情報を好み通りに調理する情報料理人のような人(分析や解析で終わるアナライザーとは似て非なり)がいたら頼りたい。情報が整理されると何が良いって「この先」を考えられるのがいい。

0 件のコメント:

コメントを投稿