日記を検索

2020年6月4日木曜日

誰でも先生、誰でも生徒、どこでもキャンパス。

写真は2年前のものを拝借。2011年6月4日にココ大は開校しました。これまでに647回の授業を行いました。市民先生は356名を登録、市民学生は2200名が登録しています。県内20市町の海や島、川や山、里や街を教室に見立てて、愛媛の魅力を体験してもらいました。「魅力」とは人や企業、NPOなどが持つ【知識・技術・経験の価値】で、授業という形にして学びあいを実現してきました。

昨日、インタビューを受けて「なぜ?そこまでして地域の魅力発掘にこだわるのか?」と振り返る。一見、難しく考えがちだけど、単純明快で答は【面白い】から。ただ、地域の魅力には場所や建造物、モノなども面白いけど、興味があるのは【人の営み】。ココ大がなければ、絶対に出会わない、交わらない人と出会い、お話を聞くと【物語(当人は全く思っていない)】だから面白い!

不明瞭で不確実さは益々増して、五里霧中は手元さえ見えなくなっているけど「どうして、あなたが“それ”をしなくてはいけないのか?」と振り返るに開校日は最適。設立時に作成したマニュフェストを読み直して問う日。

教室は街、教科書は人、先生は愛媛。社会との架橋になると約束した私達。世間は狭くても知らないことばかり。出会うはずのなかった人と出会った。縁と思うと、明日の出会いも楽しい。人には物語がある。異なりは価値だ。今日を学びあい、自分を生きよう。

0 件のコメント:

コメントを投稿