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2020年5月29日金曜日

億単位以上の影響

「東京から戻ってきました、作品の進捗も含めて会えませんか?」と連絡入る。久しぶりにお会いすると「東京では全ての撮影がストップして全く動けない」とのこと。そして「仕事がストップしたから給料も入らない、愛媛には両親もいるし、このまま東京を引き払うかもしれない」。と言われて(ムムッ、私の両親は東京で暮らしているけど、明日は我が身か?と思う)

何本の作品がストップしているのだろうか?手元にある数字で計算すると最大555本の映画・映像作品がストップした計算。555本の作品には1本あたり平均40人が関わっていたと計算すると22,200人が影響を受けた計算になる。何もなければ22,200人が本来得ていたはずであろう給料などを計算すると億単位になり、そのお金が次の作品に活用されたり、循環するはずだった経済がストップ。

国やNETFLIXなどによる救済措置がとられるので、一安心と思いきやプロデューサーや監督など明確に履歴が残る層はよいものの、チラリ心配なのが地方から夢の実現に上京したものの未だ作品への履歴も残らないアシスタントやバイトで食いつないでいるクリエイター。彼ら彼女たちは「存在が見えない」ので、手を差し伸べることも、向こうから手を伸ばすこともできないのでは?と心配・・・。

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