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2018年12月1日土曜日

2.3倍となった邦画。

1998年に公開された邦画は265本、2008年になると418本になって、2018年は約600本という予測。20年間で約2.3倍に増えた邦画。年間500本の大台に乗ったのが2012年(514本/年)。それ以来、平均600本/年が続く。600本全てを1年間で観ようとするなら2日で3本の映画(1.6本/日)を見なければならない計算!実は2008年を境に邦画と洋画のシェアは逆転し、以降ザクッ!というと6:4で邦画です。

どんどん増える邦画の傍で、我々フィルム・コミッションの関与も高く・深くなり、JFC調べによると2016年の国内興行収入BEST50のうち、実写邦画上位32作品のうち31作品はFC&自治体が支援していて関与率は96%。邦画はFCの支援なしでは撮影は難しいと言っても過言ではありません(FCは地域の撮影窓口ですから、地域の協力なくして撮影はできませんからね)

ただ、ココからが問題!増え続ける邦画、そして関与率も96%と映画・映像作品の撮影に欠かせないFCですが、担当者がとても少ない!0.5人はザラで「ウチは0.1人です・・・」とこぼすFCも。専任者がいるFCは国内に300以上あるFCの中で3%程度(10FC程度)かな。ほぼ全てのFC担当者は「他の業務と兼務」という環境。FCにも働き方改革が必要と思ったり・・・。

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