似た相談が続けて3件あったので、図で説明してみた。何かを始めたい!したい!と思う時、多くの人が「(達成された)ゴール」を描くけど、「ゴールまでの(紆余曲折する)過程」を描けている人は少ない。ゴールは「完成されたイメージ」なので成功しているし明るい。料理でいうならば「テーブルの上に置かれた綺麗に盛り付けされた一品(厨房で料理ができる過程は分からない)」と同じかな。
一般的にゴールまで「何の苦労もなかった」ということはなく、段階を経て好調不調を乗り越えてたどり着くのがゴールと思っているので、その「過程」を客観的に想像できるかが成功への分かれ道かと。だから相談者にはゴールまでの過程を妄想してもらうこともあったり。競合他社や社会情勢なども混ざるとリスクへの対処や持続や成長への備えもできたり。
「バックキャスティング」とか「未来新聞」などの手法は「描いた未来から現在へ逆算して行動する」が軸で個人的に好み。去年の「松山市わがまち工房」でも活用したっけ。目的の達成には、山あり谷あり、悲喜こもごもなどを予め織り込んでおくと「想定内」ということで、慌てることも、誤りも少なくてすむかと。こういう授業をしたほうがいいか思案中。
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