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2017年9月26日火曜日

資源はHow Much.

ひと瓶500円で販売するとします。ゆず6個でひと瓶分に必要な40gが採れます。ゆず1つ削るのに1個2分とすると、6個で12分。1時間で30個=5瓶(200g)の「ゆず胡椒」が完成、時給800円とすると800円÷5個=160円がひと瓶あたりの労働力の対価。
これに他の原材料となる唐辛子、塩、瓶代、シールや包装代、輸送費などを240円/個上乗せすると400円、この価格が卸価格。25%(100円)上乗せして販売価格は500円になる。計算上はこうだけど、そうはいかない。

実になるまで剪定や収穫を4人が25時間ずつとすると計100時間、時給換算で8万円。利益は100円なので800個売ってやっと損益分岐がゼロ(超単純計算)。でも実はシーズンで1000瓶しか作らないので、500円/個で販売すると801個目から収益が100円/個出るので、200瓶×100円=2万円/シーズンの利益。計算合ってるかな?

私、1個削るのを約1分と勝手に決め、ひたすら削り、逢沢さん(今回の柚子胡椒づくりを誘ってくれた佐礼谷地区の地域おこし協力隊)に「どうしてそんなに一所懸命なんですか?」と心配される(笑)。90分間で72個は削ったから12個分(480g)=6000円分/1200円(時給換算)の成果はあったと思いたい。お礼は写真の「ひと瓶」+休憩時のお菓子。知らなかった魅力資源の現場を一つまた知る。

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