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2017年9月5日火曜日

差別化について。

【愛顔の食卓】の場合、商品自体で差別化が難しい場合は「ヒト」で差別化します。これは販売促進において基本。「ヒト」といっても何種類かあり「売るヒト」に特徴があれば差別化できる。「商品の魅力を知り尽くしているヒト」「コミュニケーションが上手なヒト」「正直なヒト」など。その店にしかいないから、おのずと差別化が図れる。店に入ると無言な店と声を掛ける店があるけど、扱う商品でよく考えるべき。

次に同じ商品でも差別化できるのは「生産者」。「夫婦二人が作るジャム」「おば様集団が作る菓子」「家族総出で作るジュース」「兄弟でつくる伝統の味」など、工場で生産された品では決して生まれない物語。だけど、これらの物語は「信頼関係」がないと聞き出すことはできず、日頃からの関係性が左右する話。

最後は「ヒトのエピソード」。「世界一を獲ったマーマレード」「先人から託された味の再現」「開発中の失敗から生まれた味」「生産者の遊び心の現れ」など、話題性はいくらもであるはず、見つからないのは単に探せていないだけ。「差別化がはかれない・・・」という相談への対応。いやいや、商材を商品だけと思うから思考が狭まるのであって、商品を取り巻くコトすべてが商材と思うと、何でもセールスポイントになるという話。

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