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2017年8月30日水曜日

幕があがる。

以前は生葉で200円/kgの値段もついた標高500m-800mで採れる久万高原面河の「二番茶」。今では80円/kgでも高く、採算がとりにくく後継者も少なく耕作放棄地も増えてきた。人口600人の面河地区、このままでは地域が衰退してしまう、自分たちで何かできないかと考え、120kgの二番茶を無償提供していただき、緑茶では一番茶と同じになるのでウーロン茶はどうだろう?と行動に移した。

120kgの茶葉を揉み、真空パックに入れて10日ほど発酵させ、煎って乾燥させると20kg(約20%)のウーロン茶になる。そして販売もしてみた。この120kgの茶葉の加工から販売までざっと30時間/人かかっており、時給800円で換算すると24000円/人。今回20kgのウーロン茶は100gの袋に入れたので計200袋が完成。それを特に根拠なく700円/袋で販売中。

200袋全て売れると14万円の売上、経費の90%は人件費。5人が製品化に動いたので単純計算で12万円。172袋販売して120400円、200袋全て販売して2万円の利益。過去2年間、面河地区の住民とワークショップを重ね3年目の今年。「ウーロン茶グループ」が本格的に動き出し、一先ずの商品化をどう進化させるか?【地域で稼ぐ】の幕があがった!写真はウーロン茶を撮り忘れ、てづくり弁当を撮る・・。

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