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2016年11月9日水曜日

三世代談義。

休みをいただき、年老いた父と母を訪ねに東京へ。76歳が18歳、16歳、13歳と何やら会話。小さくなった父と母ですが父の身長は180cmと高く、母に聞くと「(今日を)とても楽しみにしていた」とのこと。【人を元気にできるのは人】ということを実感。話を戻して何を話しているからというと「芸術はいかに人を豊かにするか?」という話題。

「絵を学ぶと音楽も学ばないといけない、歴史を遡ると芸術の発祥は音楽から始まったと思うんだ。絵と芸術が混ざって映画に発展したからな」と、いつもの父節。百貨店を"勤め上げた"父は美術に造詣が深く「君たちには(父親=私が受け継がなかった)隔世遺伝があるかもね」と力説。その様子を伺っていた末っ子「東京弁って語尾がスッーてくるね」とのこと。人によって感じる所が異なるのって面白い。

孫への人生論、職業観、芸術論は90分にも及び、息子としては(そんなに力説しても相手は10代だよ)と思うけど、当の10代組は達観していて意見を交わせたことから大満足だった様子。ここでも意識の違いが出る。「愛媛に来れば・・・」と言いたい所だけど、住み慣れた所を離れるのはと以前に言われたり。そんな年になったとしみじみ。

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