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2016年11月7日月曜日

知るとゾッとすること。

「学長!世界経済はリーマンショックで破綻したのに、破綻前のモノサシでまた経済を動かすのはおかしいでしょ!」という熱弁に賛成しながら、実は(リーマンショックについて知らない)ので、映画「マネーショート(アカデミー賞に5部門ノミネートされ、脚色賞を受賞してたのね)」を鑑賞し少しは理解したつもり。

2008年3月14日、全米第5位の投資銀行ベアー・スターンズは一気に株価が下落(3/11に170億ドルの資金が3/13にゼロ)して破綻を公表。2008年9月15日、全米第4位の投資銀行リーマン・ブラザーズが約64兆円という史上最大の負債を抱え倒産。倒産は世界中に悪影響を及ぼし、米国では800万人が失業(四国の全人口の2倍!)し600万人が家を失い、日本では大和生命保険などが倒産。詐欺な行為だったのに逮捕者は1人だけで公的資金投入で玉虫色決着、2015年に看板を付け替えた似た商品が登場したと警告気味に映画はくくる。

外に出れば、そんな話はなかったように感じるのどかな愛媛の風景。知らないことは幸せとも言うけど「何も知らない市民が喰い物にされている」と劇中で主人公が怒っていた。知らないまま一生を終えられたら幸せだけど、??と思うことが多いと、勘ぐってしまうから厄介。変なことになりませんように。

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