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2012年2月12日日曜日

京都大学大学院生との意見交換。

先日、京都大学大学院で「まちづくり」を学ぶ8名が、いよココロザシ大学を訪問してくれました。目的は「地域のブランド」をテーマにした意見交換。なんとも大きな話題ですが、「地域のブランドとはどのようなモノで、どうあるべきなのか?」

みなさんだったら、どう答えますか?
私からは「地域のブランドとは「こうだっ!」というモノではなく、地域に暮らす一人一人が街を満喫し、自分らしさを実感でき、愛着や誇りが醸し出され、それを周囲が(松山って皆イキイキしてるいい街だなぁ)と思うことが評価(=ブランド)」と、説明しました。どうですかね?ピン!ときますか?

具体的には、私達の場合、個人(団体)の知識や技術、経験の共有という理念が「誰でも先生、誰でも生徒、どこでもキャンパス」というキャッチフレーズになり、授業という形を通すことで、一人一人が愛媛の魅力となるのです!と伝えました。

すると、今度は「ブランドとは一人一人が醸し出すモノということは分かりました。では、個々の魅力を効果的に発信するには「まとめる力」が必要と思いますが、どうですか?」

ふむ。考えました。考えた理由は「まとめる」ことが本当に効果的なのか?と思ったから。そして、「私はまとめる必要性は感じません。でも、個々を「つなぐ必要性」はあると感じています。その「つなぎ手」に私達はなりたいです。」と返答しました。

全ての質問に自分なりの意見を織り交ぜて返答できたことに自画自賛(笑)。多くの質問をしてくれた京都大学大学院のみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。だって、質問を受ける度に「振り返り」ができた訳ですから。

そして、その場に同席してくれた学生スタッフにも感謝です。彼らの意識に何かしら届いたなら、嬉しいですよねぇ。

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