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2023年11月13日月曜日

知っているとは限らない。


小樽も観光客は多かったけど、札幌市内は観光客と住民がごった返していて「羽田と新千歳間は6:15から21:30まで飛行機がありますからね(最終便の新千歳着陸は23:05)。」と教えてもらい、へっーとなる。
その新千歳空港はまっすぐ歩けないほど混雑していて、コロナで移動が制限されていた3年間が“無かった”感じ(と、言う私も混雑客の一人だけど)。

景色を眺めるだけでも北海道は魅力的だけど、FCたちが地域の良さを語ってくれるから一層思わせるのかもしれない。だけど、魅力を語るのは決して地元(北海道)出身者だけでないというのが今の時代。
フィルム・コミッションがしたくて横浜から移住した担当者。香港から札幌にやってきた担当者。千葉県から移住した担当者など、地元=魅力を知っているとは限らない事実。

魅力と言うと観光地など歴史や文化などで既に確立されたハード&ソフトを想像するけど「“魅力”って観光視点と制作視点では違いますからね。」と制作者。
「なるほどー!」と新米担当者が唸る。ホント、創造的に仕事ができるのもFCだから、面白くするのもつまらなくするのも自分次第。地域の魅力を発掘&発信するのに地元とか関係ナシ!
今週は東北地方での研修!

2023年11月11日土曜日

ナイトエコノミー。


暖かい・・と感じた小樽も日が暮れたら(日没は16:14で愛媛より1時間早い!)急に寒くなる。今朝の気温は氷点下!
観光地として有名は小樽運河沿いを歩いていたら一画にテレビカメラなどが多数いて(おやっ?撮影か?)と思いきや、将棋の藤井八冠が竜王戦の第四局を小樽で行うとのことで記者会見?の直前だったとホテルスタッフに教えられる。

地域には日中の表情(≒生態系)と夜間の表情(≒生態系)があり、記者会見などは日中のできごと。シニアの方も多く、大勢のツアーもいたり。似顔絵描きの方も多かったり。
一方で夜は寒いので人出は少ないけど、行き交う人の多くはカップル。運河はイルミネーションで彩られ(昼間運行もあったけど)クルージングも映えたり。
夜だから足元が暗く凸凹が分からず、つまづきそうになるのはしょうがない。

やはり夜の楽しみ方次第で訪問地の印象は雲泥の差と思っていて、食事だけでなく、ゆっくり散策などできる運河はいい。
「ナイトエコノミー」の活性が言われ続けているけど、夏は気温も高いから外で過ごしやすいけど、冬は知恵と工夫が必要と再確認。
写真のように、これだけ雰囲気が違うのだからターゲットやシーンなどを演出すれば・・・と思いメモメモ。

2023年11月10日金曜日

アハハ構文。


“おじさん構文”
とは、Wikiによると「相手に対して親しくなりたいという欲望から、一方的に距離を縮めようとする内容が多い。しかし、例えば上司が部下にLINEなどで指示をするときに他意なく不必要な絵文字を使ってしまい結果的におじさん構文となる場合がある。」

また、派生して「~だわ」「~よん」「かしら」など、語尾から昭和感が漂い、“ぁぃぅぇぉ”などの小文字多用、絵文字の連続などが特徴の“おばさん構文”も存在する。

そんな構文の一つに“アハハ構文”を発見する。
“アハハ構文”の特徴は、どんな状況下(例:愚痴や独り言など暗めになりがちな話題の方が効果的)でも、最後に“アハハ”と笑いを含ませることで、聞き手がうまく反応できなくても、その場を和ませることができるのが特徴。
「私はニヒリズムのペシミストなんだよね、アハハ。」「道を間違ってしまった、アハハ。」
照れ隠し的な意味もあるかも・・・。

私もすっかり“おじさん構文”だけど気にしない。で、気にしない・変化に対応しないのが最も“厄介なおじさん(≒扱いにくい)”であることも承知。
今さら迎合してもズレること間違いなしだし、アンテナを立てて追い続けなければいけないのは大変!
合わせるのは他人ではなく自分自身。

2023年11月8日水曜日

タグづけされる。


「ソバーキュリアスですか?」と、お酒を断ったら言われる。「なんですか?ソバーキュリアスって?」「お酒を飲めるのに飲まない人のコトです。」「うーん、梅酒ソーダは飲むしな・・・でも、飲んでも美味しくないから飲まないです。それはソバーキュリアス?」「かもしれないですね。」

「LINE交換しましょうよ!」と先日の「シェアご飯」で一期一会の方に誘われたけど、「LINEもTwitterも(個人では)Instagramもしてないんです。Facebookだけです。」「何かしない理由があるんですか?」「対応が面倒で。」「手強いですね。」「忙しいと電話も出ません。」「それ、困るー!」と、面倒なヤツとして烙印(タグ)を押される。

「運転免許を持っていません。冷蔵庫がありません。」「えっ!?ミニマリストですか?ナチュラリスト?」「あえて言うならシンプリストかな?」

ミニマリストとシンプリストの違いは、一般的に「モノ」に焦点を置くかどうかにもあり、 ミニマリストは、あくまで「モノ」を減らすことで生活の質を高めることが目的。シンプリストは、人間関係や考え方など「モノ」以外にも注目しながら暮らしを豊かにすることを目指すとのこと。

と、言っても全ては「後付け」。ニヒリズム(虚無主義)のペシミスト(悲観論者)なコトは自覚してる。
ついでに言うなら性善説でも性悪説でもない性弱説(ヒトはうまれながらにして弱い)と思ってる。あなたは何だ?

2023年10月31日火曜日

よく考えないといけない。


(中略)結局のところ本作は、テレビで放映されている子どもたちへの約束が、空虚な視覚的物語であると、その正体を暴いているのだ。
は、バンクシーの「アリエル」説明文。ファンタジーは大賛成だけど、そんな世界が現実と思い込ませるのはNG。まさか「ディズマランド」の象徴が見れるとは・・・感激。

事前情報を持たぬまま訪れた京セラ美術館「MUCA展 ICONS of Urban Art 〜バンクシーからカウズまで〜」が想像以上に良かった件。
作品を見たことはあっても作者を知らず、それがスゥーン、ヴィルズということを初めて知り、これまた感激。今回の作品の多くはアラフィフ世代も多く、同世代だからか周波数が妙に近くて響いた。

そして、リチャード・ハンブルトンの作品を観れたのは(2100円払っても価値あり!)という感じ。「シャドウマン」はNYで実際に観たことがあり、アンディ・ウォーホル、バスキアらとも活動していたけど、その後忘れ去られてしまい亡くなっていたのね、合掌。

スペイン、イタリアなどで宗教画や大名作を存分に味わい、こんな身の丈にあった作品を味わいたかったので大満足。
心のビタミン補給は大事。だけど問題なのは最近、補給してもすぐに切れてしまうこと。
MUCA(Museum of Urban and Contemporary Art=ドイツ)に行けなければいけない!

2023年10月15日日曜日

小さな事業にも。


新しい事業アイデアをお持ちの方や“起業や創業という名ではない”レベルでのコト始めを意識している人は多いけど、彼らが学ぶ機会は「ありそうでなくて、なさそうである。」という感じ。

何がそう感じさせるかと言うと「一般論」で説明したり、いきなり「(作ったことのない)事業計画書の作成」を言われたり、一言で言えばニーズとウォンツのズレで、体裁的には整っているのだけど実際は、悩みに応えてないことも多い。

だから、身近にコト始めをする人は相談先がない。市民向けの講座を探しての参加となる。
これまで起業や創業を一括りにしていたけど、「IPOや世界マーケットを目指す事業」と「生きがい・やりがいなどを目指す事業」は異なるので、大きい事業だけでなく、小さな事業に特化した事業支援をした方がいいんじゃないか?と思ったり。

たとえ小さくても屋号の店主であり城主であり、真剣さは変わらず。何事も「始まり」があるわけで、大きく成長するかもしれない。
起業・創業者の全員がお金持ちを目指してるわけではないので、その辺りの支援は長寿社会とも重なり、シニア起業も増えると予測されるから、充実させた方が良いと思う。
複業時代でもあり、益々起業や創業が身近にもなるし。

2023年10月12日木曜日

半径3mは。


辺りがザワザワ。令和2年度の愛媛県民所得は247.1万円とのことで前年度比9.0%ダウン。全国順位は過去最低の43位、前年度37位からもダウン。四国四県でも最下位。
全国平均は312.3万円。ちなみに令和元年の愛媛県は271.4万円という情報もあり、金額だけで見ると月2万円の減。
企業所得も含まれるとのことだけど、明るくない話題であることは確か。過去最低・・・。

想像力の欠如としか言いようのない条例の提出、批判にビックリして取り下げ。日本の共働き世帯は70%と言われている現状なども調べてるはずなのにお粗末すぎ。
愛媛県ではありませんように!
ココ大付属学園でも一人で留守番、一人で行き帰りをする子はいるし、安心・安全を願うのは誰しも同じだから主旨は分かるけど、手段を完全に間違った例としてメモ。

令和4年度の長期欠席児童数は4,219人(小学生1,777人、中学生2,442人)と推計。
そもそも県内の児童数が99,987人と10万人を割り込んでしまい、回復の材料が乏しく劇的に増えることはなさそう・・・。
令和4年度の長期欠席者の中で不登校児童数は2,728人とのことで、令和に入り年々増加で令和3年度からは495人増えている。
半径3mは死守したくなるよねと。

2023年10月8日日曜日

えひめ失敗学会。


冷静に考えると「なんとかなった!」「ギリギリセーフだった!」などが武勇伝のように語られるけど、本当はアウト!なんだろうな・・・と思うことしばしば。
「なんとかさせる力」も一つの能力&技術と言わざるを得ないけど、そこまでに何か対処できたこともあったかも。
「薄氷を踏む」という言葉があるけど、毎回踏んでたら“いつか”はバリッ!と割れる恐れあり。

何年も何回も経験してるんだから“経験則”で分かるだろ?と言い聞かせたいけど、同じ轍を相変わらず踏む。
エールラボえひめのミーティングで「失敗を共有&許容できる環境を」と発言したのは、そんな背景もあり「失敗大賞の創設もいいかも!」という発言に相乗りしたり。

プロジェクトの大抵は「うまく行かない(例:人間関係、お金関係、時事問題、予想外ので出来事)」のだから、時にうまく行かなく閉じたとしても、再チャレンジできる寛容さがある愛媛っていい。

以前、伊予銀行さんに招かれて「私と同じ轍を踏まないで!」というテーマで失敗談を紹介した時、参加者にとても喜ばれたのを思い出す。成功談を聞いても(ふーん・・・)で終わる可能性大。
「えひめ失敗学会」なる、失敗を共有して、その原因を突き止め、改善策を学ぶ会があったら役に立つだろうな。

2023年10月6日金曜日

飲めないけど。


60回は超えていると思う夕陽を眺めに松山城への散歩。気分転換&思考の整理機会にもなるし、カロリーも少しは減らせるだろうと思うと止められない。
日没は17:49。いつものように山頂広場で夕陽が沈み終えるのを見届けると、どこからか太鼓のリズムが聞こえてきた。
県庁裏坂道を下っていると今度はマイク声が聞こえてきて、堀之内公園で平日夜なのにイベントをしてた。

県内の地酒を楽しむイベントのようで、酒好きの方々が会場へ入るのに行列ができてた。勤め帰りには最高なイベント。
全く飲まないから損しているかもしれないけど、飲まなくてもいつもほろ酔い気分だからOK。

日本酒と言えば獺祭がNYに初となる酒蔵を開設したことがニュースになっていたけど、2016年にNYを訪れて日本酒の調査をした時も獺祭を含めた日本酒は当時から話題だった。
でも輸入ビジネスが成立するかというと難しく、日本酒好きの個人が小規模で経営してた。

日本では日本酒に限らず酒離れと言われていて、沖縄での調査では泡盛離れの代わりに日本酒や焼酎、ワインが台頭してた。
だけど、日本酒の海外輸出額は右肩あがりで2022年には過去最高(475億円)になっているのだから、愛媛の地酒も・・・と思ってたら先日、台湾へ愛媛の地酒を売り込んでた県庁職員を思い出した。

2023年10月4日水曜日

やらずに後悔よりも、やって後悔。


“いつか”は来ないと、あんなそんなこんなどんなで綴ってたからか感化させてしまう。
スタッフが「泉谷さんが“いつか”は来ない。と言っていたので行ってきます!」と親子旅に行く。

歳や経験を重ねれば重ねるほど、できない理由(お金がない、時間がない、仕事の都合がつかかないなど)を並べてしまい、その後の反動などもリアルに想像できて、気持ちにブレーキをかけてしまいそうだけど、「やらずに後悔よりも、やって後悔した方がいい」は通説。

「死ぬときに後悔する25のこと:大津秀一著」には、死ぬ時に後悔する25個のコトが挙げてあり、その中にも「行きたい場所に旅行しなかったこと」「自分のやりたいことをやらなかったこと」があって(へぇー)となる。
とは言いつつ、周りに大迷惑をかけてまで敢行するのは本末転倒なので、自分で対処できる範囲であれば・・・がアドバイス。

そして、せっかくなら「
“いつか”は来ない」と思い実行に移した行動が、仕事や生活に好影響、もしくは何かの糧になったのなら、この上なし!
スタッフの話を聞いてムズムズしてしまったのはナイショ!えぇ、十分にさせてもらってます!

2023年9月25日月曜日

ホテルめぐり。


出張の度にお世話になるホテルには今回も面白い体験をさせてもらい満足。ホテルにはビジネスホテルやシティホテルなどの立ち位置があるけど、その違いも曖昧になる中で地方でもその変化は見られて・・・。
  • コーヒー(それもこだわり系)やジュースのウェルカムドリンクはどこでもあった。
  • コワーキングスペース併設、レンタサイクル貸出、マッサージチェア設置のホテル。
  • テラスという名の「漫画喫茶」のような本や飲み物が用意された共有スペース。
  • シャンプーバーという名の「複数の銘柄が並ぶシャンプー&リンス」からお好みを容器に移すサービス。
  • おしぼりの他、必要なアメニティは全部持っていってくださいというセルフサービス。
  • 永年勤続なのか、フロントを含め多くがシニアの方々でイキイキと働いていたホテル。
  • フロントではなく到着前にスマホでチェックインが完了する非接触型の更に進化版。
  • 小さなホテルなのに英語、フランス語、スペイン語、中国語、韓国語を話す宿泊者がロビーに溢れていたのは、熊野古道を目指すためだった。
ホテルといえば、これまで「あーだ」「こーだ」「そーな」「どーな」と感想を綴ってきたけど、働きて問題がある中でホテルは今後も増えるのか?それとも減るのか?
そもそも、私レベルでは泊まれないハイクラスな部屋やサービスってどんなだろう?とも思ったり。
写真は、ありし日の松山東京第一ホテルの部屋。窓からの眺めが良かった。

2023年9月24日日曜日

観光格差。


私見です。ロケツーリズム(≒フィルムツーリズム)はこれまでに検討済で、個人的には「訪れる人たちの多くはロケ地めぐり(≒聖地巡礼)だけでは物足りないはず。」と思っていて、例えばAというロケ地からBというロケ地への移動最中に歴史的建造物や名所名跡、美味しい味などがあれば、立ち寄った方が“お得感は増す”はず・・・が仮説。
ロケ地の多くは「ここが〇〇のロケ地です。」などの看板はないから淡白かもしれない。

京都市のフィルム・コミッション「京都市メディア支援センター」の情報を頼りに龍谷大学を見て、西本願寺から東本願寺を歩き、JR京都駅を抜けて東寺まで行き、JR京都駅に戻る。
さすが京都、途中には隠れ家的なカフェや石畳の路地、名も知らないけど雰囲気のある寺などが多くて歩くだけ楽しい!
でも、オーバーツーリズムと言われているのに、行き交う外国人などの観光客は少ない。

と、思ったらJR京都駅周辺は超がつく大混雑!スターバックスやマクドナルドなどのグローバル店には長蛇の列、スーツケースや大きな買物袋を持った外国人も多く、先ほどまで感じてたひっそり感が嘘のよう。まっすぐ歩けない。

一極集中というのか?二極化というのか?「百聞は一見にしかず」の言葉があるけど、名を知られている・知られていないだけで地域内でも差があるんだと観光格差。

2023年9月9日土曜日

それぞれの悩み。


宗教画のような迫力&神々しさを感じた瀬戸内海に沈む夕陽。空の様子は山頂に上がるまで分からないし、刻々と表情を変える空模様を眺められるのは、ゼーゼーと息を切らしたご褒美。

と、呑気なことを思ってる最中でも悩みの淵の人はいて「認めてもらえない20代」は自分で仕事を創り提案したくてムズムズ。
でも上司はOKでも、組織という謎の人格はNGを出してモヤモヤ。「そんなコトが続いたらモチベーションもテンションも下がるよね・・・。」と同情。考えたアイデアにスパイスを入れて送り出す。

悠々自適と思われたリタイア組は「ヒマ」が悩みのよう。
時間を持て余しているから「ココ大で働かせてよ!」と言われるものの「そんな余裕、ありませんって!」と一蹴(笑)。「シルバー人材センターに登録したらいいんじゃないですか?」と伝えると「何ができるかな?」とのことなので、「相談に行ってみたらいいじゃないですか?」と送り出す。

そんな間に挟まれる50代。先日は「もっと若い人が良いと言われまして・・・。」と企画は通ったものの人選はNGと言われてアドバイザーを外される。(そうか!もう50代ってそうなのか!)と、自分が驚く。役目を譲る。

2023年8月23日水曜日

時代は変わり。


その昔、会議と聞くと(あぁ、2時間ほど時間が潰れる・・・)というイメージ(実際にそうだった)があって、困った思い出。
あるべき姿は予めの検討を協議して結論を出して、行動の確認を取る機会と思っていたのに、その場でゼロから検討するのを会議と称していたのだから(それは事前に個別に済ませて!)と言いたかった若い頃。

時は流れて令和も5年。
  • 会議は30分単位で1時間以内を推奨。
  • 情報共有のための会議ではなく、意思決定の機会とする。
  • 会議の目的を明確にして参加人数は最小限、資料も紙ではなくデジタル化。
  • 資料は前日までに配布&共有して読み込んでもらい参加という前提。
  • 発言を促し、会議のゴールと行動を明確化。
オンラインではできない会議に参加した県庁での会議室にあった「会議運用の新モデル」。

ドラッカーいわく「会議のない組織が理想」といい、「会議は原則ではなく、例外にしなければならない」とも言っていて、会議を開くことを目的にした会議はなくなって欲しいと思ってるし、会議用資料をプレゼン資料のように作成するのもなくなって欲しい。
今回の会議も40分で終了、「今後はメールのやりとりで進めましょう!」でいい感じ!

2023年8月18日金曜日

点数化の難しさ。


松山東雲女子大学でのボランティア論の採点も終わり、これで全て終了。昨年も思ったけど、採点は本当に苦労する。

テストがあれば獲得点数を評価軸にすることもできるけど、テストがないから、これまでの提出内容(萬翠荘のPRアイデア、愛媛県内のロケ候補地アイデア、道後一会のPRアイデア、ボランティアの企画アイデア)を読みながら+出席回数などで一人一人採点。
その中で時々、キラリ!と輝くアイデアが楽しみ。

採点と言えば先日も色々な切り口から採点をしていたら、あっという間に日が暮れてしまったし、企画などの採点化依頼も増えていて、点数化は便利だけどその後に影響を及ぼすことだから慎重にならざるを得ない。自分の時間もかなり割かなくてはいけない・・・。

採点の傾向も変わりつつあり「後ろ向き(マイナス)採点」から「前向きな(プラス)採点」が増えていると思うのは私だけかな?
重箱の隅を突くような採点(例:誤字脱字があったら減点してくださいなど)はイヤ!勘弁して欲しい。
そもそも、採点に該当する出席や提出、申請などの本質を考えると、イジワルになる必要性はないと思うんだけど。

2023年8月15日火曜日

涙出る。


計600分を超える作品群を観た総評は「この世の中はコンチキショーだけど、人を感動させるのも人なら、傷つけるのも人」というコト。
そして、人は限界を超えると本質というか本性が現れるみたい(≒うわべの飾り、他人との比較は無意味とわかる境地のよう)。
フィクションじゃないし、余計な演出もないからストレートに伝わり、涙が出る(何の涙だろう)。

フィルム・コミッションに携わっていると、テレビ番組づくりの姿勢や質が問われてると心底思う。
真摯に視聴者のニーズを掘り起こして提示する内容もあれば、その辺りに転がっている情報を真実かどうかの検証もせずにタレ流す内容もあって、情報リテラシーの必要性は制作側だけでなく、見抜けない視聴者にもあるんじゃないか?と思ってしまうほど。
見抜けない理由の一つに「調べることを放棄してしまった。」こともあるけど・・・。

「世界は変えられないけど、一人の世界は変えられる。」は、最近考えさせられた言葉。
ココ大付属学園の子ども達は、成長につれてココ大付属学園や私たちのコトを忘れていくけど、
誰と遊んだかよりも、何を感じたか?の方が大切と思うからOK。
「私が小学生の時、インチキっていうヘンなオジさんがいてさ・・・全てインチキだったから色々と考えさせられたわー
なんてサイコー!

2023年8月9日水曜日

想像力をふくらます。


ハーモニープラザに到着する7:30頃は、職員もおらず、用務員の方と清掃の方のみ。
館内はまだ暗く、掃除機などの音が響く中を3階まであがり、各所の鍵をあけ、空調などのスイッチをONにして部屋に入り整える。
用務員の方も清掃の方も子ども達と接することはないけど、縁の下の力持ち的な存在で、見かけた時は率先して挨拶すると子ども達も「こんにちは!」と続く。

(この光景・・・)と思い出したのが、アマルフィでの出来事。観光地化しているので、食事を楽しむ人、買い物を楽しむ人、行き交う大勢の人たちで夜遅くまでにぎわっていた。
翌朝、4時過ぎに外音で目が覚めて窓を開けると、数時間前までにぎわっていた広場は静まり返っていて、代わりに蛍光色のユニフォームを着た清掃員が清掃車両と共にダイナミックにゴミを片付けていて、観光地のしらざれる裏側を見る。

しばらく眺めていると、清掃後は納品なのかトラックの往来が多くなり、辺りが明るくなったので散歩へ。そして観光地の新たな一日が始まる。まさに連続な非連続。

目の前の当たり前は会ったコトも見たコトもない見知らぬ人たちによって成立していることを、子ども達にも想像を膨らませもらい、接してねと。

2023年8月8日火曜日

学び方の鍵。


 ウェブを読んで。話題の「リスキリング」でリスキリングしていない人は回答した948人中、40%だったとのこと。その理由は「時間がない(45.8%)、何を学んだらいいか分からない(34.8%)、お金がない(29.4%)」が上位3大理由。
最もらしい「できない理由」を並べる自身がアイデアキラー化していて、でも(まぁ、そんな理由だよねぇ)とも思ったり。

ちなみに私の回答に近い「必要性を感じない」は17.3%。
リスキリングを否定しているわけではなく、“わざわざ”リスキリングではなく、日々、常に学んでいる状態なので改めての必要性を感じない。
と、言うのも実は以前にDXの講座に申し込んで参加していたものの、途中で挫折した経験あり。ちなみに、私以外にも以前にリスキリングに取り組んだものの辞めてしまった人は7.8%。

具体的にリスキリングしている分野(内容)は「英語(34.0%)、IT・ウェブ(22.4%)、会計・財務諸表(21.0%)」が上位3大内容。

個人的な結論は、自分の苦手なコトを得意とする人はいるし、自分が得意なコトが他人には苦手なコトがあるから、苦手なコトをストレスを抱えながら学ぶより、得意な人へアウトソーシングした方が結果は良い時があるということ。

2023年7月31日月曜日

バージョンアップした7月。


2023年7月は忘れらない月になる。韓国プチョン市(富川市)で明けて、松山空港国際線の初利用。ジャパンFCの研修に参加し100人以上の全国FC担当者とつながる。久しぶりの東宝スタジオにシビれる。

そして、イタリアへ仕事と休暇を兼ねたブレンデッドトラベルへ出発。バチカンミュージアム、システィーナ礼拝堂、サンピエトロ大聖堂、アマルフィ海岸、スティッベルト美術館、サン・セヴェーロ礼拝堂美術館、ミケランジェロ広場などの感動も深かったけど、鉄道会社のストライキにより、朝6時から8時間以上もローマテルミニ駅で足止めだったのは、その後は素晴らしい経験だったから今となっては笑い話。

学長日記のアクセスが100万回を突破。PRもしてないのにアクセスしてくださる方がいて、毎日の積み重ねは本当にスゴい所へ連れていくと、自分がビックリ。いつも読んでくださっている方に大感謝!
「IYO夢みらい館」「鬼北町にぎわい塾」での授業・講座もスタート。まさに「Think Grobally,Act Locally(世界規模で考え、足元から実践せよ!)」の矜持。
「離婚しようよ」の反響も大きく、色々と取材も受けた7月。

松山東雲女子大学で教えていたボランティア論も今日で15回目、最終回。実用型の授業で彼女達がイメージしていたボランティア像は刷新されたと思う。
ほんと、暑さも忘れるぐらいの濃い7月だった。

2023年7月29日土曜日

複業を福業に。


「複業をしてますが、何だか“都合のいい人(≒何でもできる便利な人)”のようで、このままでいいのかと不安。」的な質問。
複業は時代に適した働き方と思うし、私も複業してるし、自治体などの後押しもいいけど、当事者には悩んでいる人もいる・・・と実感。そして悩む人の特徴は、3種類以上の複業をしている人が多い気がする。

その場でアドバイスしたのは「自分軸」で複業を考えること。これは【収入の比率or最も自分がやりたい!と思った仕事】を自分で決めること。他人がどう言おうが自分の中ではコレ!という軸を持つこと。
二つ目は「他人軸」で複業を考えること。これは【他人に自分の評価を任せる】こと。自分が思う自分と他人が思う自分は異なるので、相手が思う様(イメージ)を受け入れること。

正解・不正解はないので、自分がしっくりくる方で意識すればよくて、私の場合はフィルム・コミッションが全ての活動の源泉で根源で、そこから伸びた幹(実績)から分かれた枝が事業(例:ココ大など)と紹介。
色々としているから、声がかかりやすくなるのは複業の良い点だけど、だからと言って、疲弊して消耗してまったら元も子もない。複業から福業へなって欲しいと。