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2025年2月3日月曜日

これは事実か?


毎日1.8本の新作映画が公開されているのはいいとする。なぜなら、それだけ選択肢や多様性があると(無理やりでも)解釈できるから。

アニメ作品もスゴい。1月はガンダムの新作が人気のようで2週連続で1位。
新しい入場者特典も配布されて、「応援したくなる!推す!」と、ファンコメント。

きっと2025年のベスト10には入る興行成績になると予測。
ちなみにガンダムの新作に「みかん箱が映ってる!」という情報が寄せられたけど、それは愛媛ミカンなのか?知りたい・・・。

閑話休題。
先日も書いた「2024日本映画産業統計」だけど、その後も調べていたら、ドキッ!とする数字が出てきた。

2024年の邦画興行収入は1,558億円。これは邦画史上の新記録。
そして、10億円以上の興行収入を記録した作品は計31本。
この31本の興行収入を合計すると計1,050億円。
すると上位31本で邦画の興行収入の67%を占めていた!

そして、2024年は685本の邦画が公開されたので上位31本を引くと残り654本。
1,558億円から1,050億円を引くと残りは508億円となる。

乱暴な計算だけど、この508億円を654本で割ると1本あたり7,700万円の興行収入となる。
仮に映画館への上映手数料を最大50%とした場合、残り3,850万円/本。

制作が仮に4社による製作委員会だったら、1社あたり960万円ほどの利益と言いたいけど、出演料、宣伝費などの必要経費を差し引いたら、1社あたりの利益は微々たるもので赤字かもしれない。
と、言うのも“そもそも”7700万円で制作、7700万円を回収
という計算だから、仮に制作費が8,000万円だったら赤字確定。

更に追い打ちは、上位32本目以降の作品も9億円、8億円、7億円と興行収入はあるはずで、7,700万円/本は計算上の数字だから、本当は1本あたりの興行収入は更に低いという推察。
間違っていたら指摘してほしいという話。

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