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2024年12月18日水曜日

幻の魅力。


正直に言うと、生まれ育った八王子市に思い入れがなくて、愛媛のように道後温泉、松山城があり、前は瀬戸内海、後は石鎚山、海の幸&山の幸なども美味しいとなると・・・。
ちなみに今では年間数回登る高尾山だって40年ほど前は魅力的と思えず、3年前に家族が八王子で暮らし始めてから魅力的に思えたり。

こどもスペースラボの隣は休憩所になっていて、ふと見たら「八王子隕石」の説明があり見入ってしまう。マンガによる紹介もあった。

日本ではこれまでに数十センチほどの隕石が落下していて、最後に隕石の落下が確認されたのは2003年。
その中で最も大きかった!?と言われているのが「八王子隕石」で、記録も多く残されているのに「実物がない」幻の隕石と紹介されていた。

記録では1817年12月19日午後2時頃に八王子市周辺に轟音と共に降り注いだ隕石の中で八王子隕石は爆発したと記録があり、直径10kmの範囲に10個以上のカケラが落下したとのこと。

落下した隕石には90cmほどの大きさもあり、現存する日本最大の隕石は1850年に岩手県陸前高田市に落下した50cmほどの「気仙隕石」なので、残された記録によると、八王子隕石の方が大きく、日本最大の隕石!?となる。
でも実物がない!

実物がない理由には「粉々に砕けた」「どこかに土中に埋まってる」など諸説あり、“埋蔵金”のようなロマンを感じるけど、落下から200年以上経ち、発見はほぼ不可能とのこと。

八王子市に少し興味関心が沸いた帰り道に見た月は満月だった。

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