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2024年3月8日金曜日

一期一会の味。


朝食会場の一角で数人が並んでいたので、(ナニナニ?)と思ったら、「おにぎりを握ってくれるサービス」があって、他の料理とは違いキチンと区分けされて、おば様が“おにぎり担当”だった。
泊まっているザ・シロヤマテエアス津山別邸では、この“おにぎり”が朝食のウリの一つ。

つい「おば様はおにぎり職人なんですか?」「わたし?いやー、そんなんじゃないけどね。」「でも、おにぎりを握るためにいるんですよね?」「そうね」「じゃあ、やっぱり“おにぎり名人”じゃないですか!」「いやぁ、恥ずかしいわ」と、初対面の“おにぎり名人”高本さんとやりとり。

「じゃあ、鮭と“そずり肉(骨の周りの肉を削ぎ落とした肉、津山市の方言“そずって”が語源)”を一つずつ」と伝えると、丁寧に握ってくれる高本さん。
「泉谷さん、何を話してるんですか?」と、一緒に参加しているプログラムメンバーも寄ってきて「おにぎり名人と話してる所」。

「おにぎり名人って高本さんだけ?」「私とあと二人いるの、でも私が多いかな。」「ほらー、やっぱりおにぎり名人!」と初対面のおにぎり名人とコミュニケーション。

「美味しかったです。明日も来ますね!」と伝えて、翌日も「来ましたよ、高本さん。今日は梅干しと鮭で!」と伝えて、丁寧に握ってくれたおにぎりを頬張る。

「今日も美味しかったです。明日も来ますね!」と帰り際に伝えると「明日、私はいないのよ!明日は違う人!」と、これぞまさしく一期一会の味。

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