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2024年2月26日月曜日

1000万点!


「ゼミでフィルム・コミッションについて研究したいので協力してください。」と、相談があったのが昨夏。

相談主は松山大学生の4人。学生からの相談はこれまでにも卒論などで協力してきて、今回も無条件即決で対応。
ちなみに、松山東雲女子大学では授業で「フィルム・コミッション」について教えている。

彼らがFCについて調べたかった背景には「地域の活性化にロケツーリズムは有効で、引いてはフィルム・コミッションの可能性について」彼らなりに納得したかったから。
特にアニメ作品(産業)に興味があった学生達、一生懸命に調べて、仮説を立てて、検証して、結論に至った報告書が完成(全18ページ)したとのことで頂戴する。

報告書では「えひめフィルム・コミッションの課題と展望」という段落で、“えひめフィルム・コミッションが大規模体制にしない理由に人件費問題があり、現在の2名体制で費用対効果は出ているが、人数を増やせば撮影も比例して増えるとは言えず現状がベスト”、とまとめていた。
補足すると、もう1名は愛媛県観光国際課の職員(えひめFCの事務局は愛媛県観光国際課)

地域での撮影が増えればロケツーリズムも盛んになると考えた学生達。
しかし、そのロケツーリズムも交通の利便性なども加味すると儲け(≒活性化)は現実ではなく、ロケ誘致は「数」ではなく「質」の高い誘致を行うことが有効と結論付けていた。

学生達にとって、当初に想像していた結論と違う結果になってしまったかもしれないけど、ロケツーリズムは副産物でしかなく、1本1本、質の高い撮影誘致&支援が新たな撮影を呼び込み、結果として地域が活性すると理解してもらい1000万点!

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