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2023年4月18日火曜日

刺激的な話。


学生にとって「NPOで生業を成立させている。」は、摩訶不思議に聞こえるようで質問をもらう。
授業はボランティア論だから、ボランティアは強制ではない「(自らの)発意」が源泉とも、「無償(対価性を求めない)」とも伝えていて、かつ「社会への貢献性」という「ボランティア三原則」と伝えると「えっ!?それなのに稼いでいるってどういうこと?」と思うのは健全なモヤモヤ。

実は学生は「ボランティア、有償ボランティア、ボランティア団体、NPO、NPO法人(認定NPO法人)」という似て非なる言葉や意味を混同していて、絡まった勘違いをほぐした昨日。
その中で「NPO法人は株式会社などと同じ法人格として、非営利活動を行うことができる。」と伝えると、今度は「非営利ってナニ?」となる。
字のごとく、営利を目的にしない公益性重視ということだけど、社会経験がない学生にとっては「そんなことできるの?」となる。

実際に「そんなことできるの?」と思わせても、目の前に「そんなことをしてる」当人がいるから納得せざるを得ない。
「でも非営利の給料は安そう・・・」みたいな雰囲気を感じたので「NPO法人でも給料を月額100万円にすることも可能だよ」と伝えると、俯いていた学生達も一斉に顔をあげる(笑)。
社会に貢献しながら稼げる働き方は今世代の学生に響くよう。

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