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2022年11月9日水曜日

ユーザーは音も立てずに去る。


せっかくなので美味しい食事をと思い、打ち合わせを兼ねて案内した店。人気の品を頼み、目の前に出てきた!「美味そうですね!」と食べる前から感想をいただく。早速、一口いただき味わいと(アレ???)と思い二口目、(アレレ?なんか違う?)と、これまでに食べた味とは何かが違う・・・。私の味覚が狂ったのか?いや、味が違うというか「とても水っぽい味」で、美味しいとは言えない。

とは言え客人には初めての味なので「美味しいですね」と言ってくれる。私の記憶ではもっとシッカリ味で特徴が絡む美味しさと思ったけど、明らかに水っぽい味。偶然に私のだけだったのかな?そんな邪推が始まると(お昼時なのにお客さんが我々ともう一組しかいないな・・)など余計なことがよぎる。
精算を済ますまで新規客ナシ。他の店は昼食時だから混雑していた。人気店のはずだけどな。

何が言いたいかと言うと、ユーザーは「店に何も言わず静かに去る」ということ。「味が変でした。」と伝えた方が正直かもしれないど、自分の体調などで味覚がおかしかったかもしれないから普通は言わない、伝えない。でもユーザーには印象が変わってしまったので思い浮かべても外してしまうかもしれない。
だから、印象を変えさせない味を何十年も提供し続ける店は、とてもつもなくスゴくて貴重な存在と痛感。

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