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2022年8月2日火曜日

真理を突かれたような。


松山東雲女子大学でのボランティア論、全15回の授業を終える。実は私自身がこの授業の本質を授業の中で見つけたようで、それは「ボランティア(個人)」だけに知識や経験を求めるのではなく、ボランティアを求める受入側への要求もボランティア発で検討したらよいと感じ、最後は「双方がメリットを享受できるには互いにどんな心構えなどが必要か?」と尋ねると・・・。

ボランティアには「自主性。責任はなくとも責任感はもっておくべき。意欲を持つこと。積極性など」が挙がり、受入側へのリクエストは「手軽にできること。グループで参加できること。明確な役割を与えて欲しい。求めている人が来るとは限らないと思ってほしい。ルールを教えて欲しい。雑に扱わないでほしいなど」が出る。その中で特に印象的だったのが「(受入団体に)ボランティアに過度な期待はしないでほしい」という意見。

その通り!と真理を突かれたよう。(志願してるのだからあれもこれも・・・)と期待してしまう時もがあり耳が痛かった。ココが双方にミスマッチを起こす原因かもしれない。
そして「ボランティアは発意による無償の行動なので、全ての人がする必要はない」と念押し。心に余裕などもないと気持ちも向かない。「ボランティアはしないといけないと思ってましたが気持ちが軽くなりました。」と学生。そんなことはありません。

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