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2022年7月9日土曜日

それぞれがそれぞれにそれぞれだから。


認識の違いについて備忘録。同じ話題でも立場によって意識は全然違う。例えばザクッ!と「エコ」について話題を振ると、市民は「一層のエコ推進を!」かもしれないし、行政は「エコ率70%達成!」と言うかもしれない。企業は「エコ製品の推奨」かもしれない。行政がエコ率70%を発信しても市民には響かない代わりに、企業には響き「我が社の製品はエコ率90%を達成できます!」となる。ややこしい。

課題へのアプローチも立場で捉え方が全然違う。「マイナスから(例:エコ率が全国平均より著しく低いから、平均値を目指すなど)」考える時もあれば、「プラスから(例:エコ率など関係なく、ゼロの現状から推し進めるなど)」の時もある。このズレは正解不正解の問題ではなく、状況が正確に言語化されていない、受け手に翻訳されていないのが問題。そして「どのレベルで話しているか?」も注意点。

関係者が多ければ多いほど、それぞれの立場や知見などで解釈に幅が生まれてしまい、発言は一方通行になりがち。でも全員が“それぞれ”の立場で解釈していて、それぞれに理解しているから質問も出ない。これが問題で、それぞれの解釈のまま進んでしまい、ある時に(アレ?この違和感はナニ?何か違うぞ?)と思った時は相当なズレ、モレ、ヌケが発生していて、その修復には時にスタート地点まで戻らなければならないこともあり、怖い!

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