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2022年6月9日木曜日

ところ変われば。


お気に入りの木製名刺入れを壊れても使っていたのを知っていたのか(いや、絶対に知らないはず!)、カンヌ国際映画祭から帰国したスタッフがくれた土産の名刺入れ(カンヌ国際映画祭は今回で75回目)。
平たく言えばフランス田舎の「村おこし」で始めた小さな映画祭は75年も続けば文化にまで昇華する。途中に色々と起こるけど、“信念を持って続けること”で雑音もいつしかBGMに感じる。

海外の撮影環境と比較するとパンチが弱い日本の撮影環境。以前に訪れた台北フィルム・コミッションは大作の誘致失敗から国を挙げて取り組み、「ルーシー」などの制作にも関わるアジアで最も勢いのあるFCを思い出す。
日本でも「唐人街探偵」「G.I.ジョー」などの海外大作の撮影誘致支援をしているけど、海外との競争力はまだ弱い。「ガラパゴス化(取り残されない)」しないためにも世界と堂々と渡り合える環境大事。

その傍らで地域も大事。全てのFCが「海外作品の誘致支援」を最重要案件とはしておらず(まずは国内作品の誘致支援です・・・)は当然。世界の情勢と地域の情勢が入り混じって整理できず。劇場公開作品だけでなく配信系作品も増え、その他にYoutubeなどの作品も増えると想像すると(撮影はどうなるの?)などがよぎり、チャンスはピンチ?ピンチはチャンス?とココでも整理できず。

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