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2022年2月7日月曜日

韓国作品は面白い。


「注目している国はどこですか?」と尋ねると「韓国です。」とアメリカ在住の日本人の映画プロデューサー。理由は「ブラックパンサー(カーチェイスに市がバス停などを動かしてまで撮影に全面協力)、パラサイト(実写、セットも含めた世界観の確立)などに勢いを感じている」とのこと。「韓国の映画本数は日本より少ないんです、でも1本1本のインパクトが強いこと。またドラマの強さが目立ちます。」と解説を入れてもらう。

「ミナリ」を観る。「今日が終わる、また明日が来る。」のコピーが秀逸。淡々と物語は進むものの、“流れてしまう家族の何気ない日々”を的確に捉えていて、映画でしか表現できない作品と勝手講評。全編韓国語のSF作品も観る。物語自体や配役はさておき、全編SFだからロケはなく、世界観を細部までに作り込んだことがすごく、(日本でこの規模の作品はできるかな?)と、思ったり・・・きっとできます。

「1本1本のインパクト(≒印象)が強い」が響く。原作にしてもオリジナルにしても、やはり素地となるモチーフ(題材)の作り込みか。でも、このモチーフは明暗などの変化球はあるものの普遍的なキーワード(家族、愛、友情、親子、平和、祖国、自己肯定感など)が多い。
何が言いたいのか?というと、だからソコではなくて、その普遍的なモチーフをどう感じさせるか?のアイデア。「やっぱり、FCの奮闘って映画になるよね?」と同意を求める。

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