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2022年2月4日金曜日

本物とニセモノ。


ニセモノが現れて本物を脅かしてしまったら・・・。何が“脅かす”のか?と考えた場合、一般的に考えやすいのは「商品」とか「サービス」の模倣やマネで、本物と同等、もしくは本物が持つ情報を活用して商品化、サービス化は、よくある事。でも本物はダメージを受ける。仮に抗議をしても、そういう輩は話を聞いてくれるわけでもないし、抗議をされることで、“より一層模倣、マネしている品やサービスに価値はある”と思うツボ状態になる。

そこで本物は考えた。「ニセモノが本物の品やサービス(≒特別なものと位置付けて)を模倣して高額で売りつけているなら、我々はその品・サービスを無料で提供しよう!」と。
専門性が高い所に価値を見出していた品・サービスに、より高い付加価値をつけて無料で提供することにした。この一見して無謀とも言える作戦は(えっ!?いいの?大丈夫なの?)と、周囲をザワつかせる。

最初こそ、品の技術やサービスの内容の流出でダメージはあったものの、長期的にみるとニセモノの価値を無効化することに成功し、ニセモノは売るモノがなくなりジリ貧になり弱体化。
ニセモノは本物を超えることはできないし、絶対に勝てない。というエピソードを目の当たりにしてムムッー!となる。結果オーライの話だったけど、短期のダメージが大きすぎると回復までの時間に耐えられるか?がポイントかな。

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