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2022年1月19日水曜日

時に自己矛盾も抱えて。


世界をまたぐ海外作品の後は「広島フィルム・コミッション」「宇部フィルム・コミッション」「なごやロケーション・ナビ」からの事例研修。とにかく各FCの創意工夫と熱意、激務、葛藤が感じられる報告で「スリル、サスペンス、冒険な物語」を聞いているような感じで「現実とは思えないロケ支援」を実現していた仲間たち。納得と驚きの内容に「異次元ですよ、ビックリ・・・」と言葉にならない感想も。

お金がなかったら協力者と相談して捻出したり、無料サービスを駆使したり、理不尽な相談でも地域のためと思って歯を食いしばったり、無理難題のシーンもこれまでの経験、先輩たちも総動員して実現したり・・・。「なんで、ココまでするんでしょうね?」「FCの撮影支援対象ってどこまでですか?」と境界線がない支援に、やりがいと疑問が出てしまうのも無理はないよね・・・となる。

最後に登場して「FCの存在意義は何でしょうか?」と大きな問いを立てる。ゼネラリストが多い中でスペシャリストが求められる撮影誘致支援は、時に自己矛盾も起こすけど、FCは何がモチベーションなのか?と。そして「FCに求められる効果や成果は制作者以外に地域からの要求も益々高まる」とくくる。修了後、名刺交換や立ち話などが続き、質問や相談を寄せるFCもいて、寒さもコロナも吹っ飛ばす熱量だった件。

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