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2021年5月23日日曜日

大ブーメラン。

個人の素朴な感想です。「それがCIAだから・・・」的な内容をサラリと言われると(えっ!それだと殺人(実際にしてるし、偽造パスポート、領空侵犯も!)でも何でもアリじゃん、世界が混乱するのはCIAのせい!)と言いたくなる。海男は完全に絵本の映像化。ブラックマンタ?の人がもっと活躍するかと思いきや可哀想な扱い。たぶん、いづれ復活して体半分は機械化されてそうな予感。聖書を持ち歩き続ける男の話のオチは(そこか!)とツッコミを入れるのに十分な前フリで、あそこにマッドマックス的な要素があったらなとド素人。

翻って日本映画。「武士の〇〇〇系」作品は史実を抑えていることが多いから、見ていて安心だけど(ヤマ場はどこなの?)と余計なことを考えてしまったり。淡々と進んでヤマ場に気づかずエンドロールだったり、無理矢理な設定を感じたり、そもそも無かったり。こう言うシリーズは続編が難しい中で「参勤交代」は凄いな。この系統はご当地映画が多いから「作品化」されること自体、地域にとっては素晴らしいことと納得。

最初の脚本はキレッキレのエッヂが効いた鋭い物語だったのに、改稿を重ねるうちにキレッキレが刃こぼれし、切れなく鈍化して演出も物語も“痛い作品”になってしまった、なんてザラ。各方面からあーだこーだな意向が入ってしまうのだろうと忖度。えぇ、でも分かってます、愛媛での撮影支援の相談が来たら大喜びしてしまう自分がいることを。人のことは何とでも言える。

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