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2021年3月15日月曜日

想像力欠乏症には。

心のビタミンが欠乏すると、観ても食べても感じなくなる。と思ってる。だから時間を見つけては好きなものを観たり、触れようと思っていて、“ソレ”アニメだろうが映画、写真、仏像、音楽、レゴ、書籍・・・など心や気持ちを充填してくれなら何でもOK。美術館や博物館でもいい。我が子にもそう伝えてきて実践してきたけど、実は子供よりも大人の方が「想像力欠乏症」というスッカラカンの心かもしれないと危惧する場面多し。

ソール・ライター展を見れば、70年前に既に確立されていたセンスに感激し、ファッションと路上撮影が重なる「ビル・カニンガム」とすれ違っていたに違いないと想像したり(余談だけどソールライターは同郷の同じく最初はファッション分野からスタートしたアンディ・ウォーホルのポートフォリを撮ってた!)、そもそもソール・ライターが暮らしていたNY東10丁目と言えば、私がNY東6丁目だったから遭遇してたかもと思うと楽しくなったり。

京都駅から近い三十三間堂はマストなビタミン剤。何度観てもカッコいいと思うと同時に癒される千手観音(82歳で完成させた湛慶(たんけい)の熱量すごし!)と、守る二十八部衆+風神&雷神の衣装や髪型、手に持つ宝物などは(コレって当時の最先端ファッションでポージングも今に通じてる!)と鎌倉時代の想像力に心のビタミンも満タンに。そして、バスからは「太陽の塔」が見えて(何度見ても強烈!)と、心のビタミンは溢れたわけです。写真は偶然に撮れた、“それっぽい”写真。

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