日記を検索

2021年2月19日金曜日

さらに二極化の流れ

「コーヒー+レモン」
の新商品を出していたUCC。「なんでコーヒーとレモンなんですか?」と尋ねると「新しい味の提案で需要の掘り起こし」とのこと。飲んで見ると「レモンティー」のようで色も似てたり。「原材料+認証」のメーカーは「日本人は“認証”というお墨付きに安心感があるから」と教えてくれる。「JIN+柑橘」は(JINは無色透明なので)香りで地域色を出しているとのこと。「アイス+野菜」も時流に合わせて差別化を出すための戦術。

「パスタ+プロテイン」は、どの商品も同じに見えるパスタへの付加価値として。組合わせて商品価値を高めようとする商品の一方で「ヴィーガンラーメン」は、ダシレベルから動物性原料や化学調味料不使用だったし、「オーガニックベジギョーザ」はオーガニック認証&ハラル認証まで取得したもの(そしてヴィーガン)。「ヴィーガン焼きそば」なんてのもあった。カゴメの「ベジタブルカレー&ベジタブルパスタ」は原材料を極力少なくし添加物も少なかった。

パン屋さんも長年研究して「7大アレルゲンフリーパン&ベーグル」をPR。その他色々あったけど、大きな流れは2つ。【組合わせて新しい価値(味、見た目、食感など)の創出→多面的な提案】【原材料数を極力減らして、これまでの価値観からの脱却→シンプルさの提案】で際立っていた点。商品に事業者の戦略の違いがハッキリ出てた。だから価値を提案できない中途半端な商品は苦戦していた件。

0 件のコメント:

コメントを投稿