日記を検索

2020年11月23日月曜日

深秋のモヤモヤ。

「全員に満足してもらいたいのですが10%、20%は満足しません。どうしたら全員が満足するでしょうか?」という旨の質問だったと思う。その場でも返答したけど、その後もモヤモヤ引っかかり、悶々とめぐらせてみた。すると、質問を真っ正面に捉えるなら「全員が満足する方法」を考えるべきだけど、どう考えても「全員を満足させる方法」はない・・・という結論にたどり着く。同質性の話なら別だけど・・・。

だから質問の捉え方を変えて考える。「20%の人からは確実に共感を得られるようにする」はどうかと。仮に全員(100%)を満足させたとしても、それぞれに価値観や思考は異なるので最大公約数的な理解で捉えると共通の共感ポイントは「少ない」もしくは「薄い」かもしれない。それならば共感して欲しい20%の価値観に合わせ、その人たちに深く刺さる内容を提供したらいいのではと。「パレートの法則(2:8)」を参考にする。

仮に100人の中で20人が深く共感し、その日の夜、各20人が夕食などで家族らとの団欒で「共感した話題」を喋ったとする。その際3人に話すと計60人。翌日に職場などでも「共感した話題」を2人に話すと計40人。これで計100人への口コミ。更にSNSへの書き込みなどでシェアされると数えきれない数になる。すると、その場で聞いたものの薄い印象の80人に期待するより、濃い20人のどちらに期待したいかと。

0 件のコメント:

コメントを投稿