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2020年11月15日日曜日

惜しい愛媛。

上手に使ったらいいのにと思う「休眠預金」に未練あり・・・。賛同人として参加した「休眠預金等活用法」について最終報告会(オンライン)のあった昨晩、アッ!と気づいたら終わってた(涙)。特にコロナ禍にて休眠預金コロナ支援活用検討会が提言した「新型コロナウイルス対応緊急支援助成」では、前々から不評だった「資金分配団体・実行団体ともに求められた事業費の20%自己負担が撤廃」「緊急支援という特性からアウトカム重視より、アウトプット中心で代替可能」が実現したのは大きい。

今回の休眠預金ではコロナ対策として計50億円が用意されたものの「1年限りの実施で評価が難しい」「事業開始が10月と遅かった」「文化芸術、国際交流、国際協力は対象にならなかった」などの指摘事項はあるものの、先ずはやってみて実績を一つでも確保するのがいい。そうでないと休眠預金の原資は税金ではないから、透明性もだけど見えない成果よりも見える成果で共感を得る方がいい。

書けば書くほど残念に思うのは、愛媛県で資金分配団体・実行団体に応募した団体がなかったこと(間違っていたら訂正します。)。一団体だけでは限りがある成果を協働で行うことで補完し合い相乗効果をという狙いがある中で公益活動領域で産官学民の協力体制が脆弱なのは惜しい。こう書くと「災害支援などで産官学民の協力体制は整っている!」と言う人がいるけど、それは災害復興という緊急事態だから。

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