研修で最後に見せたページ。「自分へ問いを立て続ける(自分との対話)」が大切ですよと伝える。自分の得意専門分野以外の仕事をしなければならない時「修行」と称する人がいて、的を得てると思ったり。誰もが自分の得意専門分野だけで飯が喰えたらと思うけど、何の刺激もないまま過ごすと、気づかない内に素材が陳腐化したり思考が既成概念で凝り固まったり「ガラパゴス化」して孤立するかもしれない。怖い!
愚痴を言うのは自由だけど、どうせしなくてはならないなら(何の役に立つかわからないけど、何かの役に立ちますように!)と思うだけで気持ちは1歩前進。そこで「どうして私がこんなことを!」と、一見正論に聞こえるが実は自分よがりの意見を言っても哀れ・・・。「毎日毎日、誰でもできる玉ねぎを剥き続け、つまらないと思ってもしょうがないので、剥き方や時短、剥いた後の美しさを工夫した」とインタビューで言っていたのはムッシュ村上信夫氏(だったかな・・)
25歳(1996年)頃、毎日渡された企業ロゴをイラストレーターでひたすら「ベクトル変換(トレース)」してた。自分が創造できる余地のない機械的な作業だったけど、ある時(変換点の数を最少にしたミニマムなトレースはできるか?)と誰に言われたわけでもなく、自分に問いを立てて修行開始。おかげで毎日3点-5点はトレースしてたから1000社以上のロゴを手がけ、その経験は役立っている。その時では分からず、後で分かることもある。
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