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2020年10月20日火曜日

みんな東京で暮らしてた。

「マンガ・アニメ・ゲーム・特撮が描く“東京の日常(キセキ)”」と銘打った【MANGA都市TOKYO】展(国立新美術館)。2018年冬にパリで開催された際は好評だったという凱旋展、ありそうでなかった内容に学びが多かった。東京も一つの「ご当地」と考えるとフィルム・コミッションも関係ある!と意気込んでいたものの、のっけから「ゴジラ」「AKIRA」「エヴァンゲリヲン」の3本柱が展示され、説明書きに食い入れ目的を忘れる。

展示は時代軸で展示され、江戸時代を舞台にした作品から近代、現代、現在と続き、1980年代が青春だった私は懐かしさに一人シビれる。バブル時代の作品は背景や色使いが派手というか、バブリーさを感じたから不思議(説明にも同じような紹介が書いてあった)。両津勘吉も加藤保憲(帝都大戦)も月野うさぎ(セーラームーン)も紺野真琴(時をかける少女)も矢吹丈(あしたのジョー)東京に暮らしていた。野原しんのすけ(クレヨンしんちゃん)もあったけど、春日部市ではなく東京なのね。

(あれ?「パトレイバー」があって「攻殻機動隊」がないけど?)と思ったけど、攻殻機動隊は明確に舞台が設定されてないのね。アニメだけでなく「ゲーム」は「がんばれ!ゴエモン」以外は知らなかったけどOK。そして「実写」は一つもなかったのは特徴。「最近のアニメ、ゲームはロケハンもしっかり行っていますから、FCは支援対象をアニメ・ゲームまで広げます!」と求められるニーズについて意見交換したばかりだったから一つのエビデンスか。

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