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2020年5月26日火曜日

課題の発生。

「映画産業の動向とカラクリがよ〜くわかる本(秀和システム)」を読み直してモーレツに情報を更新。(業界全体を網羅する内容はスゴい)と感心している場合ではなく、P142-P143には「増加を続けるフィルム・コミッション」とあり、三原則(非営利であること、ワンストップサービスの提供、作品内容は問わないこと)の他、JLDB(ジャパン。ロケーションデータベース)、「アニメ作品もFCは支援している」など、よく調べているとやはり感心。

そしてP144以降も「P144.地域発信型映画の盛り上がり」「P146.増える地方の映画祭・コミュニティシネマ」「P148.シネマ・ツーリズムによる地域振興」と続き、FCの可能性や効果などが良くわかる展開内容。自分たちのことなのに他者の指摘によって再確認させられる当事者あるある。そして、撮影再開を待ち続けている業界との断続的な調整は日夜を問わず続く(私は今回の件について執筆)

改めて読み直した理由は、この本が出版されたのが2017年、今から3年前。そして今は当時からは想像できなかった状況になり、現状と比較してみたかったから。JFCに加盟する77%のFCが「予定されていた撮影が中止や延期になった」と答えており、その内の55%が映画が中止・延期、72%がテレビ番組が中止・延期と回答。現状とあるべき姿の乖離が発声、すなわち「課題が発生」

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